春嵐に堕ちた花蘇芳
胸に携えて
花曇りに問うた紅を点す
青き女子詩
「この花びらは何処へ行くのだろう
想いし彼の傍にて侍り舞え」
八十八の朧月夜、星たちよ輝きだせ
遥か遠い乙女心、春北斗掬い賜へ
海から顔出す鯛の群れ、桜色に染まり舞う
耳に聞こえるは彼の声、甘く柔らかに響く
鶯鳴くを聞いて食べる餅
花曇りの午後
桜まじと思い向く南
春雷鳴り響く
「どうして彼の姿を見ただけで
呼吸を忘れ見蕩れてしまうのか」
八十八の朧月夜、星たちよ輝きだせ
遥か遠い乙女心、春北斗掬い賜へ
海から顔出す鯛の群れ、桜色に染まり舞う
耳に聞こえるは彼の声、甘く柔らかに響く
「いつも私の言葉は陽炎で
まことの想い言えずにいるのです」
八十八の朧月夜、星たちよ輝きだせ
遥か遠い乙女心、春北斗掬い賜へ
海から顔出す鯛の群れ、桜色に染まり舞う
耳に聞こえるは彼の声、甘く柔らかに響く
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