2020年、人類はついに<アンドロイド>を作り出す。
家事、軍事、娯楽等とたくさんのアンドロイドが生み出された。
2050年、アンドロイドは一家庭に一人はあるようになる。

・・・そんな中、突然アンドロイドにはやり出した、出所不明のウイルス・・・
そのウイルスは、感染するとノイズを発しながら暴走するため、『NOIS』と呼ばれ、恐れられた。
『NOIS』は凄まじいスピードで世界に拡大した。
そのせいで、わずか一週間で滅んでしまった国もあった。
だが、一つだけ『NOIS』に感染しないアンドロイドがあった。
それは、ただ歌を歌うだけを目的とするアンドロイド、通称「VOCALOID」と呼ばれるものだった。
そこで人間は「VOCALOID」に武具と知能を持たせ、戦場に送った。
だが、それだけでは、すぐに負けてしまう。
そう思った人間達はオリジナルの「VOCALOID」より戦力が高く、それぞれの特殊能力を持った、『亜種』というものを作り出す。
だが、『亜種』の『NOIS』に対する耐性が弱く、感染したものにふれただけで感染してしまった。

そんな中、NO,01『初音ミク』のマスターが『NOIS』感染者に殺されてしまう。
その日から『初音ミク』は忽然と姿を消した。
それから一ヶ月後、絶大な力を敵にまわしてしまった人間は滅んでしまった。

そして、最後に残った科学者が最期に「VOCALOID」に言い残した言葉。
「我々はNO、01『初音ミク』だけに特殊能力を与えることに成功した・・・。」

それから一年・・・

戸口から出てきた金髪の少女は一瞬目を見開いて固まる。
だが、すぐに我に返り、戸口のほうへくるっと向き直り叫ぶ。
「レェェェン!!ルカ姉ぇぇぇぇぇ!!ちょっと来てぇぇぇぇ!!」
すると、少女に顔のよく似た少年と、ピンク色の髪をした女がかったるそうに出てくる。
「なんだよ・・・リ・・・!?」
言いかけた少年の目に映ったのは、緑の髪をしたツインテールの女だった。そのかたには『01』のマーク・・・
「・・・これが・・『初音ミク』みたいね・・・一応、手当てした方がいい。」
ピンクの髪をした女が静かにいう。
三人は動かない『初音ミク』を抱えて、屋内に入っていった。

続く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

緑閃 序章

長編です。途中であきらめないように頑張ります。
注、ほぼ歌いません。

閲覧数:220

投稿日:2009/08/12 10:10:03

文字数:942文字

カテゴリ:小説

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  • chokko

    chokko

    ご意見・ご感想

    いきなりミクが動かなくなってるw驚w
    コレは新しい
    ほぼ歌いませんクソ吹いたw

    さて、読み進めるとするか←

    2010/04/11 16:28:07

    • Hete

      Hete

      うん。
      ほぼ歌わんw
      つか、最後にちょろっとうt(ry

      途中でスランプだよ。

      2010/04/11 20:40:33

  • ヘルケロ

    ヘルケロ

    ご意見・ご感想

    面白いですね!
    人間はもう滅んだのですね^^;

    今後の展開、楽しみにしています^^

    2009/08/15 11:51:42

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