ワタシは空っぽなのです
けれど生きています
ねえ あなたは覚えていますか
ワタシのことを

きっと覚えていないでしょう
それで良いのです
それが正常なのですから

あなたが鋭い針のように
ワタシに突き刺していった言葉
きっとあなたは忘れたでしょう
だからワタシがバカなのでしょう

誰かの声がワタシをせき立てて
手段と結果 すり替えていた
悪いのは弱いワタシなのでしょう
誰も覚えていないでしょう

だから
ワタシは空っぽなのです
飽きて汚れた玩具(オモチャ)は
誰もが捨てていくのでしょう
きっと忘れていくのでしょう

それでちょうど良いのです
生み出されては消えてく
モノに溢れた世界ですから
きっと誰もがワタシと同じ

空っぽなのですから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

カラッポッラカ

真夜中に思い付いて書いた詩。テーマは「空虚」。

置き忘れられた玩具の呟き。もしくはヒト。

閲覧数:70

投稿日:2010/03/04 00:07:44

文字数:323文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • ゲイル

    ゲイル

    ご意見・ご感想

    タイトルを見て楽しげな詞なのかなーっと思ったら・・・

    なかなか深い詞ではございませんかw
    いい意味で裏切られました(・ω・)

    2010/03/04 19:17:35

    • 笹倉

      笹倉

      >ゲイルさん
      ありがとうございます^^
      タイトルは空っぽがキーワードだったので、ちょっとひねりつつ付けました。
      何となく明るいイメージのタイトルと、暗いテーマとがいい対比になればいいな、と。

      2010/03/06 16:40:54

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