「眠れないの」 あなた 心配そうに
大きな掌で 髪を撫でたね
やさしくするけれど 痛いんでしょう
似てきた掌で そっと触れたの
ああ ああ
寝付けないと あなた 子供みたいに
何かしら話していたがったよね
面白い話を聞かせて、だとか
怖いのは嫌って 云っても聞かない
煩わしく思えたこと 面倒そうに出来たこと
それすら贅沢だったなんて
消えてから 気付いた
つまらないジョークで 笑って
くだらない癖に 厳しくて
気付かない間にどこまで 遠く
行ってしまったんだろう
「遊びに行こう」 あなた はしゃいでみせて
連れて行った先で 云い聞かせたね
好きな場所へ行って 大丈夫だと
迷ったら原点(ここ)まで 戻れば良いと
ああ ああ
その眼差し 強く 光らせたなら
だけどあなた 二度と 還らないの
「ありがとう、ごめんね」 云わないでよ
じゃあわたしはどこに 帰ったらいい?
二人世界の隅っこで 言葉を掻き集めてみて
それでも足りやしなかったけど
これからも 繋ぐよ
あなたへと向かうこの愛は
行き場を失って 溢れて
あなたがくれる愛はもうわたしの
感覚じゃわからないの
途切れたりしないと誓って
これからも愛しているって
ほらもう一度髪を撫でてくれる
「いい子 いい子」 微笑んで
その体温 皮膚の感触 匂い
いとしい声 困った時する表情(かお)
さよならがすぐ傍に来ているって
知っても「またね」しか云いたくない
ああ Dady,Dady,Dady.
百年後にはまた 出逢えるでしょう
それまではおやすみ 幸せでした
親愛なるあなた わたしのヒーロー
お疲れさま Dady 愛をこめて
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