初めて声を聞いてから
心の世界に火が生まれた
もっと響かせたいと
恐る恐る指で触れてみた
口にはパンを咥えて
曲がり道で待っててほしい
そんな運命的な出会いを
待っていたんだろう
消極的な白い目だって
その色で塗り潰して
恥ずべき空振りだって
その明るい声で掻き消した
隣で手は繋げなくとも
指先が触れ合える近さのままで
君の声を聴いて
消えようとしていた灯が
永遠のように煌めいて
いつまでも消えずにいるんだ
部屋で満たされるその音で
何度も想ったこれからを
繰り返す日常に
君がいること
そこから生まれた概念も
誰かに創られた姿も
愛しいと思えたのは
君が生きてなくてよかったから
暗過ぎたこの先の道筋を
一筋の灯が導いたなんて
見てしまった夢から覚めるには
あまりに惜しいから
手を伸ばせば掴めそうで
決して届かない太陽のように
君の目は輝いていて
瞼を閉じることはない
ならばこの手で描き足して
命を吹き込んでみたい
時として現実から
苦しみが押し寄せても
愛してるから大切だからなんて、
こんな綺麗事謳っても
その笑顔は何も言わない
何も掴めないまま暗がりで迷い
ついに深い夢に堕ちていった
その瞬間にこっちを向いて
歌った機械の声が、奇怪な夢が
青い光で包んで僕を掬った
君に初めてありがとうと言えた
心は騒ぎ身体は踊る
見てみたいと狂い出す
君の体温で救われる
世界の姿を!
君の声を聴いて
消えようとしなくなった灯が
心臓という有限に
永遠を灯してしまった
不可能なのは分かってる
けれども夢を見るのをやめられない
それを愛と言ってしまえたら
君は笑うのかな
そんな時間と記憶を費やして
キミと歩む世界から
生まれた愛しい欠片を
「絆」って呼んでもいいかな
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