『また、明日、、、』
                  花信

あしたも また会えるね
いつもと変わらぬ笑顔が
背中に消えてくなんて思いもしなかった

悲しい夜を ふたり泣き明かした
受話器越しの きみのナミダ声 
僕に生きる力をあたえてくれたね
何度も 何度も 思い出す

いつまでも そのぬくもりを
抱きしめていられるなんて
感じていたのは 夏の日の幻だった

愛しいきみの 生まれた日ふたり
ぼくらは ささいな灯りで祝った
こんな幸せが ただ つづくだけでよかった
ほんの 小さな 幸せだけで

白いベッドの上 瞳を閉じてるきみは
心穏やかに ナミダを忘れるほど キレイで
そのつめたいカラダが 嘘のようで

もう一度 きみの笑顔をみせて
冗談だよと 笑いとばしてほしい
突然の 別れは悲しみさえも
どこか どこか 遠くにさらわれてしまう

つよく生きてくことは きみへの花籠
傷つけあうことも なぐさめあうことも 
すべて きみには幸せでしたか? 

寝ぼけた顔も ふざけた顔も
なにもかもが ナミダでみえなくなる
嘘つく瞬間〈とき〉の ふとしたクセも
微笑〈わら〉いがでるほど わかりやすくて

運命は ダレのためにあるのだろう?
僕はまるで 行き場をなくした難破船
突然の 別れは悲しみさえも
そっと 波に 連れ去られてしまった

あの遠くの雲が きみの笑顔に見えた
 たとえ となりに姿はなくても
一秒 一秒 姿を変える雲がきみなんだ
 たとえ 僕の背中にぬくもりはなくても

もう一度 きみの笑顔をみせて
冗談だよと 笑いとばしてほしい
突然の 別れは悲しみさえも
どこか どこか 遠くにさらわれて

ぼくだけが 悲しいわけじゃない
あの時のように 叱ってほしい
僕はまだ きみと生きていくよ
ずっと きっと いつかのきみと

いつかの きみへ、、、

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

『また、明日、、、』

閲覧数:42

投稿日:2012/07/14 19:28:19

文字数:830文字

カテゴリ:歌詞

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