(A)
淀み冴えない日没を南へ下り
ここじゃないどこかを探している
手探りでもちろん先もないけれど
埋もれていくよりはいいだろ
(B)
感化される度の自己嫌悪は
「どうせ僕は」
って呪いを成していく
何も無いも何も出来ないも
空っぽの手で今振り払え
(サビ)
凸凹だらけの道を選んで
末端神経焦がれる痛みのその先へ
確証のないことが首を絞めても
夢を描くことはすごいことだろう
継ぎ接ぎ見た目は無様だけれど
それすら勲章になる日が来るはずだ
躓いて打ちのめされて転んでも
諦めないことはすごいことだろう
(c)
あなたの僕にはない鮮やかなとこ
君の僕にない強いとこ
脳が枯渇する音がして
まだ足りない まだ足りないって
それが苦しいんだ
手繰り寄せた明日を眺める夜
(B)
誰も答えを知らなくていいよ
価値は自分で決めるものだろう?
恨み辛みの一切合切を
原動力にしてやればいい!!
(サビ)
青さの欠片をかき集めたら
体の端まで纏ったもどかしさを放て
いつの日にか飲み込んだ言葉を吐いて
やりきれない形なんて抜け出して
歌え歌え 今まやかし散らせ
惰性で創られた日常さえ喰らえ
何だっていいだろう
やり直しなんてないのだから
心を塗った色を使え
隙間を縫った糸を使え
求めるものは一体何だ
咲いた花の命題はな何だ
今 僕の選ぶ道は何だ
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