音のない世界連れ出して
ゼロからIを教えてよ
子供騙しと笑うかな
それでもいいの笑ってて

絵空事を抱きとめて
心さりげなく触れたなら
いつまでもって言えなくて
それでもずっとそばにいて

出会う前にサヨナラをしようか？
かなしい顔はもう見たくはないな
「だけど」ばかり俯いた背中に
あなたに会いたいな

夢見ない世界夢に見て
部屋の隅で声分けた
此処は世界の真ん中で
「キミが良い」が嬉しいの
音満ちる世界舞う言葉
眩さ(まばゆさ)に眠る星たち
永遠を望めばほら
気づいたのあなたが好き

失くしたの「初音ミク」(わたし)のこと
手に入れたのこの心
あなたはまだくれるかな
わたしに声をくれるかな

見える景色そのすべて綺麗で
笑う顔は変わらずにそれでも
知れないように隠してる淀みが
あると知ってるの

わたしなら泣かないから
痛みもきっとないからさ
「機械の声」を盾にして
あなたはどうか泣かないで
音の無い世界連れ出すわ
1からあなたを教えてよ
子供騙しと笑うなら
それでも良いよそれでいい

踊り出した五線譜は
ヒトの為の言葉たち
あなたの声が響くなら
わたしは声を

見える景色そのすべて綺麗で
笑う顔は変わらずにそれでも
「だから会えた」もう迷わないなら
サヨナラまた会おうか

音満ちる世界飛び込んで
そこから愛を歌ってよ
その手はもっと遠くまで
届くはず君の元まで
夢見ない世界夢に見て
部屋の隅で声分けた
此処にはもう音がない
此処にはもういなくても

そんな世界の片隅に
いつだって此処にいるから