このまま　どこか遠く　飛び去ってしまいたいね
鐘の音が告げてる　もう別れの時間だと

信じてた夜はいつか　羽と共に置き去った
開け放した窓から飛び込む　残酷で優しい朝日

願えば幸せになれると　今でも甘えているの
目覚めた運命の輪は止まりはしないのにね

このまま　二人ずっと　一緒に居られたらなあ
こんなにも苦しいなら　出会わなければよかった

茨の糸でつなぐ　結んだ手と手の指
流れ出した私の色で　それを紅く染めた

ねぇ　君を殺して　一緒に堕ちてしまおうか
そんなことも言えない私が　君が憎い

どうして　こんな遠く　離れてしまうんだろう
握りしめた君の手　それでも心は虚ろ

「愛して」　それだけが　ただ伝えたいことなの
言葉では足りないなら　せめてこの鼓動で　体温で

私を繋ぐ紅い糸