#11-1「みんな偽りだったけど…」
ハクがネルに真実を話した翌日の朝、ミクの部屋にネルとハクがやってきた
「…この前は悪かった。…あんたを怒鳴ったりして…あれは…その…」
ネルが口ごもる
あんなに一方的に怒鳴った上に勘違いでしたなんて、
ネルのプライドが簡単には許さなかったからだ
「ネル…きちんとミクさんにあやまりなさい」
ハクはネルの後ろからそう言った
「……う…うん…その…ミ…ミクさん…その…ごめんなさい!ボク…勘違いしてて…あなたが…ボクたちの幸せを奪ったって…思ってて…」
ネルは、昨日までミクのせいで、ハクとの幸せを壊されたと思っていた
それが全て偽りだったとはいえ、だから許してくれなんて、そんな都合のいいことは許されないだろうと思っていた
たとえ非難、罵倒されても、きちんと説明しようと決めていた
それまで、黙って聞いていたミクは満面の笑みを浮かべて一言
「よかった」
とだけいった
「え?」
「私、ネルさんに嫌われたと思ってたから…勘違いだったなら、よかったなって」
ミクは笑顔で近づき、ネルを優しく抱きしめた
「大丈夫だよ。ネルさんにも事情があるって分かってたから。私の方こそ、迷惑かけちゃってごめんね。…さみしかったのよね。…辛かったのよね。」
「…なんで…なんで…そんなに優しくしてくれる…んだよ…ボクは…ボクは…」
ミクは自分の腕の中で泣いていた彼女を無言で優しく包み込んだ
それをみていたハクは、かつて自分がメイコに同じようにしてもらったことを思い出していた
私はこれで救われたのだ
きっとネルも……と
あとになって、ハクはミクを部屋の外に呼び出して尋ねた
「ミクさん、もしかして、昨日の話を聞いていました?」
するとミクは人差し指を口元に持ってきて、ウインクした
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ああもうミクちゃんやさしいよお…。俺も抱きしめられt(ry
ネルもこれで扱いやすくなりますね。いろんな意味でwww
2012/01/08 00:52:12
しるる
これで二人の仲は、いい方向に進んだわけですねww
いま思ったけど、ミクの方が体小さかったりしない?
けど、頑張って抱きしめたんだよwwwww
ネルには、いい子になってほしい!ww
2012/01/08 01:53:11