追い越せないと嘆いた背中を合わせた
狂ったように手を振り下ろしてみても

何一つ拭い去ることはできないだろう
欠け始めていた夕景を見つめている

君にとっての昏い理由もいずれは
静かに沈んでいく心中のなかに

いつかまた来るはずだった陽射しも
同じようにうやむやになって

「朝になったら僕らは会えるのかな?」
その光の向こう側なんて知らないままでいた

伸びていく影法師の後ろ姿を
追いかけるようにずっと見つめていた

浅く眠りについて君を
少しだけ思い出したよ
まだ遠く離れている心の片隅から
見据えている顔を眺めていたよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

pareidolia

君にとっての昏い理由も。

閲覧数:225

投稿日:2018/11/21 12:29:08

文字数:263文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました