虚言人の投稿作品一覧
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立ち塞がる いつもの通り さながら 疫猫(病)神
殴りつける 日差しとあいつ そして眠気で 3・2・1
歌う風に小鳥に 交わる欠伸 何と自堕落な三重奏
味のしない珍道中 味わうこの道中 自由気まま 遊びは気長
どちら あちら 幸せ どこ ここ こちら
眠気まなこじゃ 見えもせぬ
きっと 行く先事...登校中の道中は珍道中
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宵の刻 終わる夢 沈み塗れる果て
さもあらん これこそ 仕舞い
夜の虹 未来無き歩みに力無し
行き(息)詰まり 叫び縋る 先は無し
消える感覚に 暴れる絶望よ
見果てぬ闇は永劫たる檻
こんなことならば 魂ごと飲めよ
一体全体 何の罪が圧し潰すんだ
黙り込む光 剥がれ落ちる意思
闇溺れば逝きて 悉く闇...輪廻のまにまに
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「人生は希望で満ちている」響かない灰色の雨の中
雨曝しの身体は心だ 覆われた空が、そのまま明日だ
空が代わりに流す涙 傘 雨除け 去り行く人
逃げるように、ここを発つ 景色なんか変わらないのに
思い出の明るいトーンが視界を焼いてく
未来に振り返る価値もない また泣き出す現在(いま)
変わらないもの...雨、日常