分野イラストって選択しちゃったけどテキストの方が多かった いろいろやってます 歌も絵も言葉も好きです。
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僕の名前は鏡音リンと言います。クリプトンのシリーズ四番目のボーカロイドです。
僕っ子リンの話
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泣いてしまったら君にはもう会えないと言うの。
レンが歌っている。中低音が落ち着く。
なにを歌っているのと聞くと、眉間にしわを寄せ気怠げな半目でこちらを訝しむ彼が口を開いた。
「何って、マスターがこれを練習してって言ったんじゃない」
ありゃ、そうだったか。忘れっぽくて困る。少し眠ったうちにこれ...ぞんざいな嘘に身を匿った自分
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橙が色濃くも沈んで行くのに連れ、影が侵食に目覚め始めている。
ああ、もうすぐ見えなくなる。
見えない
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めも。
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雑踏に耳が痛くて君の声だけ聞きたい
溢れる色はきれいなものだけじゃないことを君は知っているはずだよ
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陽の世界に色はない
シークレットプロモート
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一番暗いのは白だと思うのにこの世界では明るくでしかないから、不本意でもありなくながら黒を選ぶのです
▼...何かにしたいような何かのような
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夜になるねとレンが言って、エメラルドの瞳が金の髪が暁を映してうるうると綺麗だった。
今週は誰なんだろうねと、続けてレンが、夕日を見つめたまま言う。レンがいる、リンがいる、ミクも一応いる、カイトもいた。
珍しく橙一色の空、綺麗な夕焼け。写真が撮りたかった。
「もうすぐ暗くなっちゃうね」
ミクが...見えない