みじゅき

行かないで
ねぇ行かないでって叫んだ記憶が
心が叫んでる
傍にいてって泣いてる
初めて会ったときから
他人って感じしなくて
毎日絡んでしゃべってた
そんな毎日が愛しくて好き　だと
だけど私は私の想いにすら　鈍く
楽しいこと　つらいこと...

【Ａ】
どうやって渡そうかな
君に渡したい
横目で君をちょっと見てみると
机の中探して落ち込んでる
【Ｂ】
渡したら君は受け取ってくれるかな
そんな不安が私を足止めするけど
【サビ】
やっぱり片思いのままで...

「アイシテルンダ」なんて
わざわざ言わなくても
君には伝わってるものだと思っていた

自分の中だけで完結させて
君に伝えようとしなかった

それがどれだけ君に
辛い思いをさせたのだろう...

影もない　光だけのこの世界
自分の　輪郭すらわからない
嗚呼　こんな世界で何がしたいのか
嗚呼　こんな世界で何ができるのか
わからないんだ
思いを馳せる場所はなく
思いを懸けるモノもない
やる気もなく唯ほうけるだけ
俺以外　誰もいないこの世界
自分の　存在意義わからない...

ボクにつばさが　あったのならば
今すぐ飛んで　キミの元へ
行けるのに
青く澄んだ空　白く浮かぶ雲
手が届きそうな　そんな気がして
ボクのつばさで　飛べたのならば
悩むことなく　キミの元へ
行くのにな
でもボクのつばさ　片翼しかない
どこにあるのかな　そんな考え...

せいじつな　この直線
からくりのような　こわれかけた曲線
いちごのように　あまずっぱい世界
めをみはるほどの　おかしな世界
ぐるぐるまわって　もどってくるの？
るーれっとは　まわるまわる
さみしいって　何なのかしら
れくいえむ　歌ってあげるわ
どうしても　私にはにあわないわね
いにしえの　この伝統...

風に櫛(くしけず)り　雨に沐(かみあら)う
遥かげな想い　月に叢雲(むらくも)
彼方　空を仰ぎ
露草　眺め見て
思い　在りし日の
双人(ふたり)の　元へ飛ぶ
思ひ出は　綺麗なまま
巡りては　哀しさ呼ぶ
心からの想いはいずこ
月に叢雲花に嵐...