桜花音の投稿作品一覧
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夢を数えたら 教えて
秘密にしていた きらめきを
光を浴びたら 笑って
風は透明で 切ないの
砂浜を歩いて
あなたとわたしの
ふたつの足跡
まるで寄り添うみたい
さりげなく指を絡めたら
この気持ちが伝わるかな...【曲募集】夢の跡
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もし全てが 悪い夢なら
失くしてきた なにもかもが
昔のまま 綺麗なまま
この腕に あるのでしょう
夜におびえる子供を
抱きしめて 慰めてる
数えきれない涙を
飲み干して ここまで来た
あの空の果てまで行こう
落ちる夜でも怖くない...【曲募集】wish
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運命の恋なんて
言わせないで、恥ずかしいから
でもきみが相手なら、望むところです!
可愛いワンピース 似合っているかな
きみが好きと言った、鮮やかなマリンブルー
少し高いヒール 目線を合わせて
きみと並びたいんだ、手をつなげる距離で
指先が触れ合えば胸がときめいて
止められないわ、この恋が走り出す
...【曲募集】魔法にかけられて
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A
覚えていますか
出会った日のこと
二人が交わした 初めての言葉
少し背の高いあなたの隣を歩いてみたくて
B
目線が触れ合えば
高鳴る心に
恋を感じたの
あなたもそうであれば...【曲募集】サイダー
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真面目なきみの横顔
いつから好きだったのかな
陽だまり香る窓辺に
ふたり並んでみたくて
花びらが舞い踊れば
心さえ染められていく
こんなにも高鳴る胸
いま、しあわせです。
話し掛けたい
きみはなにが好きなのかな...やさしい季節
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暗闇にひとつ道標のような
瞳のきらめきを、捕まえて見せて
星屑の誘惑に誘われていくみたい
指先から零れたのは
溜息にも似たときめき
焦がれる暇もないくらい
この胸を埋め尽くしてよ
内緒にしていた物語の続き
唇を寄せたら、そうっと教えて
三日月のささやきは慰めの子守唄...【曲募集】薔薇色の夢
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きみになら、いいよ
きみになら、あげる
目を閉じて
唇で触れて
それだけ、それだけのこと
分からないなら何度でも
繰り返して、繰り返して
祈るように願い込めた
あいしてる、あいしてる。...【曲募集】聖痕
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きみが好きな歌を
好きになりたくて
繰り返し聴いたの
ひとりの帰り道
声もかけられない
臆病なわたし
ガラスのハート
罅割れてしまうわ
ワガママになれなくて
溜め込むだけの涙...【曲募集】ガラスのハート
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S
『寂しくなったら
名前を呼んでよ
夜空を流れて
会いに行くから』
A
誰もいない部屋で
ひとりで泣いていた
胸に空いた穴を
埋める術が欲しい...【曲募集】星に懇願を。
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両手に抱えきれない不安を
隠しては涙を呑み込んだ
分からないなら分からないままで
それで良かったのに
夢ばかり見て生きていけたら幸せなのにね
触れようとして届かなかった、まやかしの嘘
いつかに忘れた昨日と失くした
思い出に溜息がこぼした
分からなくても生きていけるなら
それが良かったのに...【曲募集】まやかしの嘘
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光落ちる世界
焦がれて願う
やがて消える夜に
祈り捧げながら
惑い満ちる瞳
破れて嘆く
いつかの幻と
優しいだけの声
雨粒のように儚い
きみの歌を、或いは涙を...うたかたの夢
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汚いことは
投げ捨てるんだ
綺麗なことだけ
覚えていたいの
優しい記憶は
いつでも思わせぶりね
忘れてみたくて
視線を逸らしたんだよ
あなただけ ひとりだけ
それだけあればいいなんて...【曲募集】秘密
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スープが冷めるまで
涙はおあずけ
まだ大丈夫よ
あと少し待てるわ
時計を見上げる午前二時
指折り数えて 待ちぼうけの夜
泣きたいな
会いたいけど会えなくて
すれ違うことでさえも
わがままみたいに思う...【曲募集】Regret
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白紙の地図と色鉛筆
一歩進むごとに書き足して
カラフルなわたしの世界
これから ここからはじまる
離れてしまう友と
新たに出会う人に
誇れるわたしが良い
胸を張っていこうね
迷って悩んで決めたことだから
どんな苦難でも乗り越えていける...Rainbow Note
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A
助けてと小さく呟いた
手招きするのは遠い記憶のきみ
B
中身は無いの
煮え切らない温い微笑み
熱を感じさせて、呑まれてしまうくらいに
S
愛してるなんて言えるはずなかった
嘘ばかり繰り返す...Craving
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A
時計仕掛け
魔法をかけて
着飾ったわたしの
はやる心 止まらないの
B
きらめく瞳に
わたしだけ映して
秘密の恋が
動き出す夜...魔法が解ける前に
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春の陽だまりのなか
まるできみとふたりきり
なにも言わなくていい
まなざしだけで伝わる
優しい風が頬を撫でるの
目覚めたなら、きみの笑顔がある
「笑ってみせて」
きみはそう言ったね
触れる指先から、ゆっくり香り立つ
桜舞う空のした...【曲募集】Spring Waltz*
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凍り付いた瞳の向こうに
なにかを探していたはずだった
まとわりつく無数の悪夢
引き剥がす術を教えてくれよ
濡れた悲鳴を知っていた
けれど素知らぬ振りをした
迷子 真宵子 嘯いて
行方知れずの世迷言
夜の片隅 独りきり...ナイトメア
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【A】
波打ち際に揺れる
琥珀色の思い出
記憶の欠片たち
【B】
届かぬ光を恋う
これが罪だというの?
神様、答えてよ
【S】
黒い波に阻まれて さよならさえ言えなかった...真珠の追憶
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あたし野良猫
自由きままに
好きなように生きてるの
楽しいことは好きだけど
触られるのは好きじゃない
せめて優しく
そっと撫でてよ
そしたら遊んであげるわ
あたし野良猫
おうちはないの...【曲募集】野良猫
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あれは遊星
悪戯に夜を流れて
いつかひとり静かに眠る
そうありたい
そうでありたい
この手に掴めないから
あの星たちを恋しく想う
あれは流星
当てもなく夜を駆けて
やがて弾けて永久に眠る...【曲募集】願い星
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初めての恋でした。
叶わない恋でした。
わたしに少しの勇気があれば
恋人になれていましたか?
妹みたいって言われると
なんだか少し寂しくて。
頭を撫でられるより
手を繋いでみたかったです。
あなたに出会って恋を知って
ひとつ大人になれました。...あなたへ
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青空に解き放った
小さな紙飛行機は どこか
遠い空を まだ飛んでいる?
きみと手をつないで
二人きり歩く空のした
終わりなんて考えもせず
どこまでも続いていた世界
きらめく日差しが眩しくて
なにもかもが素敵に見えた
あの夏がよみがえる...【曲募集】紙飛行機
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永久の祈りを 星に願いを
夢 乱れて
指先に伝う その温もりだけを
抱きしめた
愛 零れて
優しい傷 遠い指先を
眸 青白く
確かな世界 その微笑みだけを
焼きつけた
手 伸ばして...(non title)
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奇跡はいつも微笑む
僕の知らないどこかで
半透明の向こう側
覗きこむようにして
ただ眺めていた
何をすることもなく
ただ眺めていた
誰かが呼んでいる
それは 誰の名前?
どうかこのまま覚めないで...神依木の鍵
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忘れないよ なんて そんな言葉
口にするたび 悲しくなるの
記憶のなか 戻れない過去の向こう
あの日の君が ただ そこにいる
時は流れていく 君を残したまま
変わらない君 変わりゆく私
いつまでこのまま 想っていられる?
寄り添うことも もう できないのに
幻を抱き締められるなら
時を越える術がある...(non title)
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あの日描いた 未来の自分
少しは近付けているのかな
思い通りには ならないけど
それでも道無き道を進む
僕達の願いを
神様は叶えてくれない
ただ見守るだけ
背中を押してくれるだけ
自分の足で歩かなければ
きっと前には進めない...星の夜
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真昼の空に浮かぶ白い月は
なにを考えてあそこにいるんだろう
手を伸ばしたって届かない
だから見上げて 憧れている
雲とは少しだけ違う 鈍色の白は
ありふれた日常を ほんの少し彩って
夜の訪れと共に 黄金へと変わる
真昼の空に浮かぶ白い月は
だれを想ってあそこにいるんだろう
近付くほどに遠く遠い...白い月のように
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高い 空
儚い 心
頬を掠めた熱
この指から零れる いくつもの心を
この胸から溢れる たくさんの歌を
どうしたら 届くのでしょう
私から流れ出す 貴方のための音を
消えないように
凍えないように
響いていくように。...夜空へ
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夢に落ちた 暗闇の空
貴方の声が 空気を裂く
闇に消える 貴方の背中
手を伸ばした 届かない
闇は 怖い
逃げられない
霞んで見える
貴方の笑顔
暗く 凍えた 闇の中
私 今も ただ 彷徨う。...悪夢