タグ「和風」のついた投稿作品一覧(5)
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S1
ほのかに舞い散る風花(かざはな)は 桜色に変わる
響き渡る 樹氷の音(おと)は 春告鳥(はるつげどり)の恋唄(こいうた)へ
A1
冬の間は いつも見てた あなたの横顔をずっと
今では間近で 見つめるの とても不思議でたまらないのよ
B1
ひらりと 舞い踊る 風花の中 あなたと出会った
はらりと...「ひとひらの恋」
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S1
それは春夏秋冬(ひととせ)を巡る恋 うたかたに揺れ動く二人の愛情
桜に始まって 風花で終わる恋よ さあ 巡れ
A1
春暁(しゅんぎょう)の頃 花冷えを感じ 霞(かすみ)の中を彷徨った
春告げの鳥 唄う声に誘われて 貴方に会う 舞う桜
B1
朝凪に 夕凪に 貴方と触れ合い 薫風(くんぷう)を感じ...(仮)「移ろいの愛」
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(S1)
清けき枯野に 風花と 樹氷の音(ね) 山眠る 冬よ 未だ眠れ
清けき枯野に 霜花が 咲いている 寒き冬よ 未だ眠れ
(A1)
この恋の傷 癒えるまでは 春は来てくれるなと願ってる
冬の君の吐息に 我が恋よ 凍えて砕けてしまえよ
(B1)
あえかに舞う 風花と孤独に 包まれていたい
この恋心...(仮)「風花」(トイレの住人の獺様へ)
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「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
いまひとたびの 逢ふこともがな」
咳を一つ 落としては 黄泉への道を見る
徐々に近づいていく 黄泉路を 私は一人逝く
胸の痛み 一つ感じ 黄泉の扉を叩く
徐々に向かい逝くは 伊耶那美(いざなみ) 彼の女がいる場所
あゝ どうか もう少しだけ せめて 貴方に逢...「最期に」
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「やすらはで 寝なましものを
小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな」
静寂の闇夜 帳を開けて そこにいるのは誰か
あなたを想ふ 私の願望と幻聴か
朝方の月に 出ずる太陽 あなたはどこにいるの
あなたを想ふ 私の幻想と愛情を
届かぬ思いと知りながら いついつまでも待ち焦がれ
「やすらはで 寝なま...「西の月」