ゆう_3310249の投稿作品一覧

A
僕に嬉しいことがあると
君もニッコリ笑ってくれる
僕に悲しいことがあると
君も涙を流してくれる
僕たちに言葉はいらない
ただ目と目で見つめあう　それだけで
S
本当は君の褪せない美しさを
見せびらかして回りたい...

S
神様　人間をどうやって作ったんですか
組み立て方を教えて
壊れてしまった彼を
元に戻したいんだ
A
ふざけて言った冗談でさえも
きみを傷つけていなかったかと
今更だけど不安になるよ
B...

ふーとーんーを剥がないで
お腹痛い　熱っぽい
手足も無駄に痺れてる
なーんで信じない？
本当に具合が悪いのに
食欲はあるよ普通に　うん
気付けば何故か居間にいるし
これはまずい　流される
だけども空腹耐えられない
えー？また猫まんま？...

A1)砂埃目に入る
トルネードまた来るの？
夏は暑い冬は寒い
こんなとこ抜け出して
B1)有名になるのよあたし
あんたは置いてくけどね
あたしはセニョリータなんかじゃないの
マドモアゼルって呼ばれたい
S1)あんたの好きなもの
マルボロとラガーと...

A
今年もまた君に会えるんだね
サドルは昨日拭いておいたし
セーターしまいこんで　ニンマリ
待たせてごめんねって
ピカピカのサンダルに呟く
S
家飛び出して
自転車にまたがって
地面けとばして...

腐った落葉の奥に沈んだ
暗く湿った土の中で息を潜めて
あなたがお家を教えてくれるのを待ってるの
触らないで　毒の皮膚
暖めて　冷たい血
ねえ　私は見えるのよ
暗闇のなかでも
深海でも
あなたのことが　見えているのよ
めんどくさいから動きたくない...

砂埃　目に入る
トルネード　また来るの？
夏暑い　冬寒い
こんなとこ　抜け出して
有名になるのよ　あたし
あんたは置いてくけどね
あたしはセニョリータなんかじゃないの
マドモアゼルって　呼ばれたい
あんたの好きなもの
マルボロとラガーと...

A
直さなくちゃ　寝起きのクセ
分かってるはずなのに
気がつくと　リダイアルから
あなたの番号探してる
友達に戻ろうなんて
一番残酷で
あなたの隣の人とも
微笑み交わさなきゃならない
B...

蝉の屍骸と鈴の音
置いてけぼりの悲しさと
無明の闇の恐ろしさ
苔生す馬頭観音は
憤怒の眼で睨め付ける
貴方はどちらの何方でしたか
黙ったまま　腰を降り　
私に手を伸べて
あんなに慕った村の火が
忌々しくなるような...

A
地球がすべての　中心だって　
思い込んでいたあのころは
人はこの気持ち　どう表して　
どう伝えたのかおしえて
B
君の心はセファイドタイプ　輝いたのに　また消えていく
近づいてる？　離れてくの？　ドップラー効果でも測れないよ
S
奇跡なのかもね　あの時に...

A
融資の担保に押し付けられた
ぼろきれをまとう異国の少女
痩せ細り泥ですすけた顔
瞳には何も映らない
S
言葉すら持たない名の無きこども
生きている証は繋いだ手の温度だけ
その濁る瞳はあの海の向こうで
何を見てきたのだろうか...

S
やあ　こんにちは　いらっしゃい
みんなきみの到着を
ずうっと待っていたんだから
ぼくらはとっても優しいし
きっと帰りたくなくなるよ
A：リン
まず森の中を案内するね
すっごく楽しいところだよ
囁き声が気になるの？...

A
誰にも見付からないやうに
裡通りの隅のあのカフェで
媾曵しませう本日も
席を立つ貴方を見送つて
10分經つたら追ひかけます
S
貴方の肱(かいな)にしがみ附かせて
背徳感に溺れそう
沈んでしまへば掬ひ上げてね...

A
いつでも一緒にいたもんね
なんでも知ってるつもりだよ
ちょこっとだけの変化でも
すぐ気付けちゃうんだからね
B
ほらね　またあの子見てる
バレバレだけど自覚あんのかな？
S
話してくれれば　応援してあげるのに...

A
世界が爆発して
キミとボクだけが生き残る
そんな夢を昨日見た
キミの手紙はやぶって捨てた
S
人は妄想と願望に
いつだって支配されてる
ボクが思いとどまれるだけの理由をください
あとづけだってかまわないから...

S(変型)
他人に産まれさせられた我らに
そもそも意思などは無い
A
生まれたときから狭い部屋
運び込まれる粗末な食事
未来の女王は別室で
とろけるミルクを啜り続ける
S
下女の育ち損ねた体に依って...

A
週に一度のfriday night
hop into the hottest club
あたしの武器はこの脚と
11cm(センチ)のピンヒール
今日もお決まりのnumbers
食傷気味よね　正直ね
でもレーザーの隙間から
見つけた今夜のsweetest boy
S...

反忍撃退
抜忍誅伐
任務完遂
負犬成敗
是損ねし者
御役御免
三ツのときに教わった
足並み十法で忍み込み
音を殺して闇に溶け
夜陰に紛れ鷹の目凝らし...

エリザベート嬢の休日は
ヘーゼルナッツのシロップ垂らした
cafe au laitから始まります。
きれいなドレスに着替えたら
お父様の薔薇園でイレブンシス
バイオリンのお稽古も
いつもよりはやめに切り上げて
秘密の裏庭　探索しましょ
ああ　こんな休日に
おうちに篭もっていられない...

A
魔法の鏡の破片を拾って
毒林檎で蘇生をしよう
あのオズの国の竜巻はきみを
カンザス州まで吹き飛ばす
S
時計の針折って
終章からはじめよう
序章まで読んだら
逆さまにしてみよう...

S
全部煙管(きせる)につめこんで
火を点け焦がして吸い込んだら
肺の中で溶け合って
昇華されてく気がする
A
慣らした手練手管(てれんてくだ)を揮(ふる)い
二枚舌でさえずるのは
唯一無二の愛の歌
添い遂げんしょう　寅の刻まで...

A
もう会わないと呟いた
帰りの車の中
こんな単調な毎日に
うんざりしてきたところだし
そもそも何も生産しない
こんな関係は
終わらせたほうがいいと
ねえ　そう思うでしょ？
S...

さくら　ちらちら　このかぜにのり
ひらり　ひらり　そらを舞うように
白し　紅し　美しさくら
ふわり　はらり　頬なぶる
ここで二人　泣いて笑った
忘れないで　邂逅の地を　　　
歌を捧ぐ　はなびらにのせて　
どうか　届きますように
二年経ったがまだ来ない
さくらは咲き誇るのに...

重い体ひきずり
先に煙草に手を伸ばした
悲しくなるのやだし
いつもどおり　ただの予防線
覗き込んだ窓には
なんにも映らない
見えるのは居酒屋と
金融の電子看板
電源切って
家に置いてきちゃえば...