ツナギ

「当たり前の幸せ」
S）
貴方の声を聞こうとしても　周りの騒音が全てかき消してしまう
まるで貴方の存在をもみ消すように　僕を置いていく
A)
出会った時から何かが違うと感じて
好奇心でやってみた占いで出た診断は
“運命の人”　それを信じて僕らはやってきた
すれ違う事もないまま　当たり前の毎日を過ごし...

「穹の向こうには」
A)
深くのめり込んで近付きすぎた僕と君の心
もし神様がいるのなら　なんて意地悪なのかと呪う
穹に願った一つの願いは叶う事なく失せた
B)
君が好きで添えた花瓶の花も
今は君を真似するかのように枯れた
時間の経過を嫌すぎるほど感じる
S)...

(Ａ)
真っ直ぐ進んだはずの人生
いつのまにか右へ左へくねって迷って
やっぱ人生ってそんなもん
双六みたいに３進んで２戻って
ぐるぐる回って でもちゃんとゴールする
(Ｂ)
零れた本音は「戻りたい」
じゃあどこまで戻ろう?
昨日?二日前?前世?...

(Ａ)
ある日生まれたボクらの命
愛して愛され怒って泣いて
気が付く頃には既に十年以上経って
大人の仲間入り
(Ｂ)
正義晒して 悪ぶっ潰して
全てが正しいと思い込んで
あれしてこれしてそれしてやめて
今更後悔していた...

(A
僕と君が出逢ったの電波上
顔も知らなければ声も知らない
逢えぬ距離を知った夜
僕は静かに泣いた
(B
いずれ別れが来ることぐらい
小さな僕でもわかっていた
それでも信じたかった
君が居る当たり前の日々を...

「似顔絵」
（サビ）
瞳に映る色を信じて描く一つの夢　終わりにしようと決めた自己嫌悪
描きだしたら止まらないモノ　いくつもあるその中からソレを選んだ
だったらやるしかないよね　もっと上へ完成のさらに上を目指すんだ
（Ａ）
なんとなく過ごしてきた毎日　なんの変哲もない日常
生と死が隣り合わせの危険に怯...

「星火燎原」[読:せいかりょうげん]
(サビ
貴方より強くなりたい
迷惑をかけないように
もう守ってもらわなくてもいい程に
貴方には貴方の夢があるから
(A
煌々と光る灯り　暗い室内では明るすぎて
私の悪い影が見えてしまうから
そっと灯りを消していただけますか...

(サビ
黄泉の世界へと続く一本道で　響く足音
「迷子の迷子の子猫ちゃん、如何された?」
(A
目覚めたら真っ黒の世界で一人きり
あれだけ一人は嫌だと言ったのに
誰も約束は守ってくれないらしい
(サビ
黄泉の世界へと続く一本道で　響く足音
「迷子の迷子の子猫ちゃん、如何された?」...