詩を書いてます。 ブログ始めました http://kamakamatto.jugem.jp/
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目を開けばそこは 嘘吐きだらけの世界
膨大な言葉が頭を 過ぎっては笑うんだ
世界は静かに進む お偉いさんの言葉は
軽々しく投げられて 世界は気付かないまま
まだ 気楽に 廻ってる
ほらどうした?
目を光らせろ
どうしてだろう あの夏の日
何も思わず 君の手を取った
ねぇ、なんだろう あの日の熱い目...アイアウト
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「じじ抜き、しませんか?」
シンプルなトランプを片手にそう喋りかけて来たのは泣いてばかりいたアイツ。いつも僕の隣にいた君だった。いつ泣きやんだのか、あんなに泣いてたのに、耳を塞ぎたくなるほど五月蠅かったのに。いつからそんなにへらへら笑うような顔になったのだろうか。
「良いですよ。暇ですしね。」
そん...神様のじじ抜き(小説)
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A)
燃えて燃えて灰になっていく
1枚のトランプを差し引いて
ヘラヘラ笑いながら
カードをチラつかせニヤんでる
泣き虫の彼が今
楽しそうな声で鳴く
「素晴らしいゲームだ」と。
何が楽しくて笑ってる?
B)...神様のジジ抜き
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ただっじと見てるだけで、同じ言葉を繰り返す。そして、人は狂気に埋まる。だなぁんて、噂だけの話しだ。現実に考えて、鏡に向かって「お前は誰だ」だなんて何回言ったところで自分には変わりない。脳内が「鏡に映っている顔は自分だ」と判断しているのだから何度言っても無断なんだ。
自分が分からない奴なんて居るわけが...鏡気の涙
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S)
繰り返す時の中で 心音だけ歩み出す
止まる訳もないのにと繰り返す一言
「貴方はいったい、誰なのか」
A)
写し見せる鏡は 秘かに笑みを返す
「つまらない」と呟いては また明日(また明日)
か細い記憶の底に 蹲り反射する
「分からない」と嘆いては また逃げて(繰り返す)
B)...鏡気
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出だし)
さぁさぁ今宵も貴方へ送ろう
静かに騒ぐ雨あられ
コンコン今晩今宵は嫁入り
夕立降らせ雨あられ
A)
目を眩ませてあげましょう
ほのかに舞いましょ今宵だけ
さぁさぁ飲めや酔いましょう...コン晩コン夜も嫁入り
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A》
真っ白な電車 個性無地色
そんなものなら いっそ飛ばせ!
パステルカラー ペンキ吹き飛ばし
霞んだならば 塗り潰せばいい!
夢見がちの何が悪い?
俳優、歌手に画家、科学者
見るだけなら 簡単な事です。
明日への電車は これが最終
S》...無地色電車
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A)
銅像はどこにも動かずに
衷情的かつ忠実に
私の愛を 私の想いを
受け止め沈めての繰り返し
B)
もうそろそろ嫌気がさしたわ
金づちを片手に叫ぶわ
「貴方の愛は?貴方に想いは?」
聞いても喋らない 嘲笑顔の銅像...錆ステンレス
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A)
部屋に飛び交う時計の音
外の匂いは少し土臭くて
何にもない日常がほら
また、始まろうとする
B)
走ってく音が辛くて
部屋のドアを閉めたの
サビ)
「詰まんない」じゃ足りない...疾走よわむし
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A)
夢というものは、感じるものである。
色とは、世界の事である。
音とは、水の事である。
感触は、もうひとつの耳である。
はて…、愛とは何なのだろうか…。
――世界は、広いように見えて、意外と狭い。
B)
記憶は消えるものではない、かすれる物だ。...Too early, slow dream
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A)
桜の花びら 散る度に
お前の華麗はひらひらと
今宵の夜桜 怪しげに
小路を走ってケタケタと
B)
狐の嫁入り 降りやんせ
素通って消えた花婿よ
下駄がなければ 傷の跡...狐のかくれんぼ
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ここのせいで見つめてみた
流れる花弁 淡いピンク色
散った道の影に桜の木
登校時間 裸の桜木
雨音とぶつかり合う
詰まるドブ ピンクに染まる
今はまだ 蕾も出てない
散ったばかり影の木よ
ここのせいで見つめていた
流れる花弁 淡いピンク色...今年桜木満開
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「1,2,3,4...」
さぁ今夜だぁよ、楽しい午前零時
甘い蜜に埋もれる時間。
ウォッチが笑う、チクタクタクチタらんらんら
いい子はほらもぉう、お休みの時間
...悪魔の罠とあまぁい蜜
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世界が見えなくて 眼鏡をかけても世界は真っ暗
貴方の優しい声しか 聞こえないから怖い
世界を見たいと願う 世界に触れたいと思う
簡単だとは思わない 思ってなかったから
君は笑う声で私に話す 顔は笑ってないのでしょう?
夢でまた逢いましょう 夢なら貴方を見られる
優しく抱いて 濁った私の目を見...夢憂欝
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この手が伸びていく 何処かへと導くように
引っ張られていく感覚を 払って笑う横顔
今歩き出す頃 後ろばかり眺めて
進む事なんて考えず ただ後悔してばかり
手を繋ぎながらしわくちゃになった一輪の花が、
僕が手を延ばさずに捨てた結果がこれだから
花は枯れていった―…
...むだいめいセカイ