持平勇賢（りゅうせいとうP）の投稿作品一覧

狂いだした夕暮れは近い
滴る色刻む
身に纏うは錆びついた鎖
六芒の目揺らぐ
迷いの果て付けた傷跡
絶え間のない鼓動
食い食われて肉は残さず
灼け堕ち征く慈愛
掲げたこの想いは
崩れ征く記憶を滾らせ...

あなたの孤独なら
摘み取ってあげましょう
あなたの不安なら
この手で壊しましょう
行く末の知らない
愛だと言うなら
答えは一つだけ
「さあ、この手を取って」
いつもそばにいたはずなのに
どうして心はざわめくの？...

悲しむ君の背中を見た
肩を落として泣いていた
僕はそれを見つめながら
何かの始まりを悟った
何も触れずに愛した世界
未開拓の閉ざされた城
青の調聴こえている
「温もり」「悲しみ」「空の詩」
罪と罰を重ねた
吹き荒れる嵐を纏って...

崩れた躰を拾い集めてた
透明な愛に抱かれ
瞼を閉じて眠ったら
ようこそ悪夢の舞台へ
「アソビマショウ」
チクタク刻む針の音
轟く悲しみを溶かして
拉げた躰で操られた
滴る心もう動かない
流れゆく愛は真実か？...

愚かなあの人にも
ただ愛していた貴方にも
僕の全てを捧ぐ
壊れた始まりまで
外套を翻し進む
やっと辿り着いた
世界の最果てへ
これで全てを＿＿
貴方とまたあの場所で
笑える日を迎えよう...

揺らめく静かに
動き出す僕らの運命
記憶の片隅
思い出す確かな鼓動
守る愛を見続けて
それでもまだ足りない
せめて聞かせて
あの日の本当の意味を
三日月が沈んでく
刻んだ愛さえ揺らぐ...

ひとつ　ふたつ　数え　繋ぎ合わせ
ひとり　ふたり　迷い　身を焦がしてく
何度もあなたの名を呼んで
そのたびに傷ついて隠してた
今咆えるあなたへと
儚く揺れるその命抱きしめて
この想い消せはしない
弱さを捨てて今誓う
叫ぶ声が心狂わせてく
あなただけは護るただそれでいい...

君の蒼に誓えResolution
なびけ放て燿る宙へ
祈る愛も全て焼き尽くす
白銀の想いよ届け
赤く染める
あの宙を駆け抜け
弱さ捨てて
この身全て捧げても止まらない
刳れた鼓動
いつか消える運命なら...

軋む扉開けて
激しく肩を揺らして
見上げた白熱に
胸が焼け焦がされていく
逃げたいよ帰りたい
何も知らないあの日に
差し込む光が
何よりも憎いと思うよ
ふわりと通り過ぎる
穏やかな風が吹いて撫でる...

楽しみにとっていた
春〇堂のうなぎパイ
札幌では買えない
最後の一袋
でも戸棚を開けても
うなぎパイがない
何にもない
(´・ω・｀)
キョウかウィルかユウの誰かだろう
それともマスターか？...

空の階段　色褪せた記憶
包んだ光のその先へ
夜が追いかけた名もなき唱が
あなたの孤独を壊してしまうから
誓約の空へ走る
知らない自由で進め
君のいない世界なんて
滅んでしまえばいい
引き剥がした大地の音
君の声が震える...

甘くとろけてゆく愛情
包み込んだ体温が
ふわりとやさしく頬を撫でる
午後の二人
搾り出すの熱い恋の幸せ
高鳴る胸は
今日も明日も明後日もほら
ママの味

《詠唱》
枯れた大地を蹴り上げ
踏まれた荒野を葬る
何も怖くはないはずだ
穢れなき白線（ライン）を越える
消えてなくなればいいと
僕はあの日願った
それでも澄み渡る青空
僕は進むんだ君と
残酷だねと頬を濡らす...

独りで歩くのが怖いと
嘘をついていた過去の自分
僕が背中で見ていたもの
これっぽっちも輝きやしない
何も触れずに愛した世界
独りよがりの古びたteller
隙間風から伝わる予感
見逃さないで僕だけのLife
枯れた大地を蹴り上げ
踏まれた荒野を葬る...