タグ「使っていただきました!」のついた投稿作品一覧(57)
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ハロー、この空のどこにいますか
電波の調子が、わるいよ
ハロー、なにも言わない留守電は
キミなのですか、それなら
ミクロン単位で教えて
キミのいる未来を
声にならないなまえを呼んだ
この愛の行方を探して
キミに逢いたくて逢えないから
今日も電波を飛ばすのです...彗星テレパシズム
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ああ、ノイズ交じりの温度で
ねえ、キスに戸惑うように
眠れもしない涙が
アスファルトに落ちてく
あたし、自惚れた
きみの鼓動キコエナイ。
場違いでもいいよ 間違いでもいいの
あたしもう、きみの好きで死んでしまう
愛をすり替えてさ きみを塗り替えてさ
こころの裏側でベタに生きようか...リペイント
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夜が来るたびキミを忘れて
そんなあたしを叱ってください
窓辺に浮かぶ月明かりで
こんなあたしをキミが殺して
sleepy,sleepy 突然のさよならに
あたしはひとり置いてけぼり
sleepy,sleepy いま、まどろみの中で
あたしの手を取ったのはだれ?
夜が来るたびキミを想って
そんなあたし...sleepy,sleepy
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疎ましい甘い嗚咽
傷つけて愛しいままで
約束は一夜限り
染め上げた頬は嘘つき
浅ましい苦み分かつ
感情は要らないままで
偽物(レプリカ)はふたりどちら
投げ捨てたさよならなんて
小指が泣いた
触れたままで朽ちた...メランコリア
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境界を越えた終焉
始まりは最後の舞踏
時計逆さ回り
消える表紙の赤い靴
甘い赤い毒林檎いかが?
噛り付いた知ってたの
揺らぎ誘う微睡みに浮かぶ
踊れ踊れ ねえ、王子様
硝子の靴は見つからない
十二時の鐘に紛れた魔法...白雪アッシェンプッテル
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今日の空も泣いていると
窓辺の鳥がうたう
呟いたさよならなんて
何気ない、味気ない
きみだけがリセット ひたいにキス
その意味をあたしは知っていたの
rainy,rainy,きみがいない
土砂降りの傘に隠れてるの
rainy,rainy,だいすきだよ
雨音ゆらぐ、あたしのリグレット...雨音のリグレット
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1 2,1 2 3 4,,,
上目づかいに微笑った
きみは気づいてるの?
首をかしげて、しれっと
きみを見つめるの
恋ごころがあいまって
ふたり見つめあうの
自然なままで、そっと
きみの手を繋ぐ
ああ きみのせいでねむれないの...ひよりよがり
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もし この手が夜の星空に
届いたとして、ボクは
泣きながらなにを想うのだろう
分からなくて眠った
暗がりの揺らめき
また、キミを見失うの
耐えきれず浮かべた
言葉は、キミに届かないの
星屑のおさんぽは
ふたりきりでいつか...starry night
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「21グラム、それは魂のおもさ。人は死ぬと21グラム体が軽くなるという。」
からから崩れた ココロだけが
ボクを責めるの 冷たい、と
抱きしめたのに 変わらない
抱きしめたのに 変わらない
21グラム 温度はボクにない ボクにない
それだけの世界 人混みに紛れるの
ふわふわ放れた ココロだけが
ボク...21グラムの世界
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星に揺られて あなたを探す
灰色のそら 瞼の蒼だけ
掠めた指先 もう届かないの
流れ落ちた星屑
それでもいいかな、ねえ
あなたは知らないけど
一滴のこの涙
忘れていいから
月に寄り添い あなたを見つめる
桃色のくも 手繰り寄せてた...星空のなみだ
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さよならと手を振るの
そんな合図できみの指、絡めた午後
お別れは切ないの
きみが足りない だから抱きしめて充電
ゆらゆら、と揺れてるの
飛ばした電波が きみのアンテナに届け
くらくら、眩む
ほら拡散中 きみの声でもうあたし
アンテナ伸ばして きみを受信して
好きの電子音飛んだ...電波量ガールフレンド
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飛ばす音符いつもカラフル うたうだけのボクをアイシテ
わん、つ、すりー始まる音がノイズじゃなくキミの笑顔になればいいな
拾う言葉キミへシグナル 繋ぐ赤い糸はイヤホン
ふわりふわり楽譜の上で 踊る歌声は虹色に輝くの
白い雲の上がステージ 今日の歌は初恋の味
弾くキミの指が合図 キミの音が好き、だから
...HAPPY COLOR
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もう致死量なんかは とっくに超えているんだろう
今更さよならは 正しいはずがないんだ
凍えてた その体温を頂戴
その代わり 僕の愛でもあげる
ああ、積もる雪 昇華それほど
この恋はくだらなく 枯れ果てて
愛だけをください。キスと。
音すらなく軋んでいく
ただ霜降りの夜だから
ひとり息もできない...霜降り夜
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恋の音がした ほら崩れてく
いまからごめんね 昨日までに
浮かんだ綿菓子の 溜息をついた
消えていくぬくもり 追いかけてる
甘いはつこい はちみつの味
指で触れて溶けるから
涙と落ちた 金平糖は
足もとにはねて震えてる
恋の音がした まだ溢れてく
いますぐさよなら 明日からは...はちみつシュガー
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星をかくす イルミネーション
でもまあいいかな 今日は特別なの
ベルの音で カーテン閉めて
甘いケーキより 長い夜を頂戴
薄明かりのキャンドルはバニラ味
見つめ合うの 雪みたいに 溶けてしまいそう
メリークリスマス I love you.
メリークリスマス ただ幸せなの
メリークリスマス I wan...Noel
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罪を数えて 声は掠れた
触れた頬笑み 言葉が朽ちる
繰り返すまま 夜は明けない 銃声は無意味
罰を教えて 傷は忘れた
揺れたグラスに 涙が落ちる
許されぬまま 嘘はしがない 実弾の痛み
期待してるのは (約束と) 叶わない (偶然に)
たった一言が (聞こえない) 永遠よりも ただ
刹那に浮かぶ 横...スティグマにキス
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落つる椿に唇を
この手には魑魅(ちみ)と魍魎(もうりょう)
いつか朽ちると知らねども
聞き届けよう、貴殿(あなた)の声を。
『美しゅうございましょう』
息を止めん 息を止めん 愛とは何ぞ。
揺らした黒髪に
咲き乱れよ 咲き乱れよ 恋とは何ぞ。
花とて 花とて 散り果て 枯れ果て
そうして身を焦がすの...恋闇逢瀬
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献身的お似合いの言葉
きみでいいよ 傍にいてよ
わたしにだけ キスをして欲しい
そんなことに 気付かなくていい
きみが望むならなんてね
無理な忠誠かかげて
そんなジレンマじゃ終わらない
甘すぎる笑顔の罠
きみだけ心臓狙う言葉の意味
有償の愛は 少しだけ、にがいの...愛、哀、I
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(A)
「夢のためなの」 キミは手を振って 微笑みかけた
「少し遠いから」 控えめな別れ ぼくは頷いた
何を言えばキミは 振り返ってくれた? 僅かな口実
キミの笑った顔も キミの泣いた顔も 確かな現実
(B)
パズルのピース はまらないふたり ねえすこし遠いよ
ただのメール またねの続きはない なの...消えた時間軸(制作中)
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きみの言葉だけ受信
できたらいいのになんて
あの子とのメール、やだな
ヤキモチやいたり無反応
電波は立たないきみに
近くにいるのに遠い
触れる温度から届け
これは無機質な愛ですが、
かけてもないのにアラームが鳴るのはね
気を引くためだと気付いて お願い...電脳ノーマライズ
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窓の外の景色は
今日も変わるばかりで
少しずつ薄れていく
届かないの
時計の針が急かす
それでもこの心の
端にあるハートだけは
変わらないまま
すれ違うふりして
あなたの笑顔だけをさがす...Heart Beat Symphony
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落ちた紅葉 髪留めみたい
きみが笑って 僕はつられて
今からここで 差し出した手に
踊る秋風 少し冷たい
指差しで 教えてよ きみの見る 明日を
あの雲の 隙間には 昨日とか 覗いてる
空の色 青さを増して 夏の日は 程遠い空
見上げると 高い永遠 秋めいて そのままに
赤と黄色の 絨毯みたい
楽し...秋空
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さざめくは終夜(よすがら)
枝垂れ桜の見ゆる夢泡沫(うたかた)
嫋(たお)やかにはんなり
恋の心はあさまし蝶結び
斯く斯く然々(かくかくしかじか)今は昔
芍薬牡丹百合の花と、乙女
櫛(くし)に流るる黒髪扇子で
隠した口元馨(かぐわ)しくて
やんや喝采今宵の夢は
戦(そよ)いだ風に戦のかほり...艶花
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あいしてる
本当かしら
つり合いは とれないの
甘いのが好き
「キミ」なんて
大人ぶるけどね
地に足は つかないの
どうしてかしら
かわいいお洋服とは
前にサヨナラしたの...恋愛アシンメトリー
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憧る(あくがる)貴女は花の貌(かんばせ)
いまだ春告げ鳥は狂い啼き
それは移ろいやすい花ごころ
いずれ桜の花は狂い咲き
鶯色 身に纏い
腰に刺すは 日本刀
貴女がため その刃
迎え討つは けものみち
落花 流水 戀と云う
想いを 交え...落花流水
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錆びた鍵穴見つめる
首に古い鍵
しあわせなんて陳腐な言葉
鳥籠は甘い檻
空の魅力は
置き去りにして
永遠なんて小鳥は
翼なく謳う
空はもう広すぎて飛べない
砂糖菓子の足枷...鳥々
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小鳥の
さえずりに
目が覚める
日曜日の朝
ほらすぐ
花柄の
ロマンチック
飾り付けなきゃ
遅れてしまう!
今日はどうして...恋する日曜日
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