蜉蝣の投稿作品一覧
-
わかってよ ねぇ
重ねてる手のひらの温度は嘘なの?
きっと僕らはひとつに慣れない
答えてよ ねぇ
今日も世界はいかがですか?
泣き出すのはもう辞めたと誓ったのに
君の叫び声がつんざくから
僕はそれを消そうと泣くんだ
良いの? これで良いの?
木霊する意思は あぁ...壊死した空
-
壊れた時計の針にはもう
時代さえも無にしてしまうの
暗闇の中で煙る街頭では皆
蠢く人間の群れの真ん中
集まる蛾のように飛び交って
一人紛れて落ちる
忘れているだけなんだ最初に歩いたのは
自分何だって事をただ忘れたいだけだ
音が鳴り止まないまま耳を使わずに
ただ体で感じる波の渦を...Street nightmare
-
君と会うだけの日々にサヨナラと
今ならわかる君の息遣い
その言葉を
黒猫に言わせたがる君
消える消える 黒い雨と
君の胸に椿の花が咲いた
雨の降る夜空に
星を見つけたんだ君に伝えたいのに
ねぇ君はどこにいる? 見えないよ
「明日も会えるんだよね」...サヨナラの椿
-
A
二人で遊んだ 午後の日が
どれだけ遊んでも 時間があったのに
いつからか寂しくなったの
B
1人になるのが嫌い 遊んでいたい
友達とバカして 恋人と笑って
時間は全部飲み込んじゃう
ほら忘れてた ほら思い出すの
S...はっぴーらいふ
-
今日も砂を食べては枯れた喉で君の名前を呼ぶ
笑えたもんだよ
「愛してる」の言葉で私は釣られたんだ
深海に沈むこの世界で君とふたりで
ため息で結ばれる世界でふたりで
巡る巡る太陽と月の下で愛し合う
750の言葉は世界を変えることは出来なかった
2人でした約束はお互いの首を絞める紐だったんだ
慣れた耳障...ALONEの水槽