タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧（25）

体温が快適だ
朝はもう始まっているようだ
人間は単純だ
愛はこう始まっていくようだ
最低でも最高でもない物語だが
きっと到底炭酸水のようにはいかない
今日は快晴だ
カーテンを全開にしたい気分だ
妄想は爽快だ
明日はもう忘れてしまいそうだ...

カタチを成すものが
糸を燻し声を洩らす
カタチの無いものは
騙ることは許されない
数字のない式で
音を揺らすことはできず
引き出しの奥で
腐らせくことを決めた
「能動的」を教えてくれ
利己的な非合理のANSWER...

支度を終わらせて
今日の天気確かめた
ずっと雨、まあどうでもいい
懐かしい音がする
そんなことも今日でもうお別れにしよう
あの間違いが強くさせると
言い聞かせてこの街に住んでた
うかつに夢に欲を出すんじゃ
「平穏」も妄言だね
サヨナラ平和のないスパイラル...

思い描く夢が笑いかけて
ひどく腹立たしいから無視をして
布団に隠れて太陽を遮るのもいつもの日々だわ
大きすぎるモノに憧れても
笑いかけてくるのは限界だけど
「もう何も見ないことにしよう」
って決めんのもなんか寂しい気がするの
喜怒哀楽が激しい太陽が
また心を見世物にしている
だけど明日へ向かう方へ...

通り雨に出くわして
「災難だな」声が漏れちゃってさ
騙し騙した世界が
こんがらがってあったかいな
あぁ、ただ一向に私は
どうにかなるのを祈って足踏みする
声に出して伝えたいときに
「死にそうだよ」ってアナタが言う
もういっそ消えちゃったら
心の隅々まで...

水の中から込み上げた
夢の滴がよぎるまだ暗いうちに
眠る街まで流れてしまいそうな
浩然と過ぎ去る時間
一個のオト乗せ　十個のシアワセ
まどろむ明日を超え　風を沈めるのさ
水の光が心潤しさんざめく明日に
また安らぎをくれるのさ
いつもの空が彩られてゆく
まるで波が踊り出すように...

ぴったりこの頃 ワケワカンナイコト
三日三晩だけ ブツブツつぶやく
こんだけ持ち帰って まだまだ足りない？
ワンツーって数えて セカイのミライへ飛んで行け！
にっこりこの頃 ワズラワシイコト
へっとへとになって ボトボトしたたり
りんごの中から すたすた現れ
ワンツーって数えて セカイの仲間がこん...

見えない悪魔のまやかしを避けて
辿り着いた影法師の煩わしいこの新次元
いらない おとぎ話のロマンとか
「嘘をついた」「たらしこんだ」
わざとらしい 右と左
心を焼き尽くすような短い言葉の羅列には
引き下がるはずもなく
たとえどんな世界に沈み込むことになっても
ここにしかないキミのメモリー
こぶしの...

意外と脳の聖域は
ひどく発酵した根のように
突然変異を繰り返し
薫ずる指にせせられる
なんて僕からしたら
そんなおとぎ話がウザったくて
月明かりに照らされた
無機質な匂いをたどる
新しい感情の前で耳塞いで
意味もないのに イっちゃってんでしょ？...

性界に来ては 大脳の快楽現場
縦と横の 分別もゆゆしき儘で
邪恋で制圧されてる修身
過去の暴挙も憎悪も全部
鮮度を嫌うも 温度も好も
快楽で埋める空虚の穴を
ドラスティックなチャンキーヒールと
魅惑の憂い インフォシーク！
溶けたくちびるで罠にかけて
羨望たるは眼鏡似たり...

流れる雲は時々集まりまた離れてく
心は止まることなく　苦楽を感じ呻き立つ
疲れも漂う波も　色のない陽の光へ
それは魂が宿る　夢に見たトワイライト
声の届くことのない　世界の隅々まで時が流れ
愚痴や嗟嘆を漏らしているほど　世界は横着でもない
乱される小っちゃい希望の声を　鼈甲縁の眼鏡をかけ
汚れたレン...