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詩人くずれで詩人きどり。 月並みですがポエムについて語り合えるような方は大募集。ポエ友ポエ友。
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小さい頃僕が観た夢は
沢山のお菓子とゲーム機
弟とずっと遊んでる
小さな幸せ映してた
今僕が観ている夢は
好きなあの子と不意に二人きり
でも心はちょっと焦りがち
黒い影が僕に迫ってた
何も要らない幸せはきっと
ないといつか諦めてしまった...夢を埋め立てる
-
溢れ出した言葉を拾って
まだ僕は山の上で寝ぼけている
行く先は分からないし知りたくもない
この怖さが唯一つの逃げ道なんだ
知らずにいれたことを知って
知りたくない嘘を聞いて
右往左往してたのは相変わらず
僕はまだ旅をしてるんだ
解けないままの知恵の輪を
捻じ曲げてムリやり終わらせた...お別れの歌
-
私のこの身体は私が思っていたよりも
ずっと少ない量しか抱えることが出来なくて
私の心も実はそれと同じで
他人から放たれた言葉の全てを持つなどおこがましい
先生が教えてくれた「お・は・し」は分かっても
あの子に言われた「気持ち悪い」は分からない
多くの人はきっと夢の中で棄ててしまうのだろうけど
ドジな...分相応
-
八つ当たりばかりの世の中に祝福を
憎たらしいほど生真面目な信徒に絶望を
此処で生まれる全ての愛に致死毒を
語られることのない花束に忠誠を
偽りの名前 息を潜める怪物の食前
空は青く人々は抑揚のない笑いを描く
さて
君の望む続きは何処だ
結末を。
-
君の幸せ
見つけてあげる
闇雲に進んだ人生が
君を確かに形作る
君の幸せ
些細なことも
触れずに捨てた選択も
みんな君を形作る
ほら
笑って 笑って...幸福探し
-
明るい歌を歌おう
心が冷えてしまわぬように
もう一度思い出そう
明日が僕を待っている
寂しさは隠せないから
笑ってそれを受け入れよう
乾いた心に響かせよう
明日また起き上がる力を
夢がなくても良いんだよ
毎日精一杯だから...幸せのため
-
何をするにも不器用で
だけど笑顔は可愛くて
ねぇきっと
ねぇきっと
私あなたが好きなのよ
だから聞いて
ひとつ聞いて
あなたとずっと笑っていたい
唇から溢れる白い煌めき
好き...好きなの。
-
いつか来ることは解っていた
誰も逃げたりなんかしない
気付いているのに知らん顔して
ひどく大きな声で笑ってた
夢は描けず空白にした
進路は現在<いま>を希望します
澄んだ青空も煌びやかな星空も
僕には過分なキャンパスだった
きっとまだ夢見るコドモ
「もう大人<よる>よ」「後少しだけ」...巣立ちの時に
-
鳴り止まない鐘の音
届ける相手はいない
響かない彼女の歌声
心動く者はいない
飛び交う氷の弾丸
私を穿つ
遠くない未来
君は一人になる
希望の歌を罵る下郎
その喉元を引き千切る...正義
-
丸まるリズム 尊べメロディライン
エゴイスト笑う ケセラセラ
甘えたネイビー 暮れ時シャングリラ
ヴォーカルだって二束三文
でも
曖昧な唄歌っても零れてる
最低な記憶だけを塗り替えて
声と魂だけを削ってる
自分なんてどこにもないのに
賭してるものに見合った...愛の歌
-
言ってくれ
あんたの選んだ選択は間違っていると
言ってくれ
やりたい事は別だろうと
言ってくれ
自分にだけは嘘をつくなと
言ってくれ
正してくれ
戻れなくなる前に
まだ選び直せるうちに...分岐点
-
今朝は君より早く起きれた
アラームはじきになるけれど
そよ風が さえずりが
君をギュッと抱き締めたくなる
まだまだ足りない まだまだもっと
君に顔をうずめるんだ
何をするにも一緒が良い
何かをするなら同時が良い
空振りだって慰めてくれる
君の不安を取り払ってあげる...相思相愛 ー 相互依存
-
削れない不信感 君を穿つ
性 本能 煩悩 葛藤 沸騰
アイスピックを持ってきて
ハワイリゾート大横断
煽れぬ首相 狂刃に伏す
性 絶頂 骨頂 吉兆 失調
カリスマだって速達便
燃える夕陽に花束を
ほら
順応 感性 マックス振り切る...判然たる霹靂
-
寂寥の海に落とされた君は
長い髪を揺蕩わせて沈んだ
そこは心地が良いようで
最後まで安らいだ顔を変えなかった
僕の声は聞こえたかい?
君は最期に何を思ったんだい?
眼差しに誰かを映したようだ
指先は誰かを求めたようだ
多分それは僕じゃなくて
なのに...孤独と海
-
色 音色 集めてた
溶け出す仕草
踏みにじる
青は私の答えだよ
色 音色 心映え
煌びやかな舞踊
掻き毟る
赤は私の答えだよ
ほら
色と色 音と音...視聴覚
-
そこにいることは好きですか?
心を落ち着かせられますか?
貴女が目を閉じ微笑む姿が
僕は何よりも好きでした
公園のブランコみたいに
ここは少し不安定だけど
貴女が見せた心のその全てが
僕は何よりも好きでした
「おはよう」や「さようなら」を
幾度と交わしてきた日々は少し曖昧でも...二人のブランコ