歌詞を書いたり歌ってみたり写真を撮ったりしています
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森を越えて海へ着く
その景色の溝には空が落ちてくるから
早く探そう 自由を作る石
そして小さな星の中から 宇宙へ行く
宇宙船 追いかけてく 空の果ての国へ
風船が割れた後の 君の顔が歪む
地球の中から雨が降る
君の笑顔が溶けてゆく
今までの涙が降って 今までの涙に溺れ
明日は二度と来ないと 今更に...出地球
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鼓膜を破りそうな 電車のブレーキ音
引きずり込まれる人の影がある
君の何がそうさせたのか
知る術もない
噴き出す 極彩色のバラ
宙を朱に塗り 雨を降らせた
白い雪 赤い花
陽が降り注ぎ
やがて 溶ける
横たわったまま...極彩色の花束
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汽車の音が聞こえる
風の音が聞こえる
望んだ通りの結末なんだ
真っ赤に笑う夕日に向かい
小さく手を合わせる
静かに目を閉じている
荒れた時代は終わった
叫ぶ時代は終わった
平和な時代がやってくるのさ
全く知らぬ道を歩き...望み通りの結末
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暁の中 揺らめく炎のように
悲しみを燃やしながら 震えてる
永久の花の中で
頭の隅に描いたキャンバスは
血の海を泳ぎながら目を閉じたすみれ色のまぶた
胸に刺した命抱えて
涙こぼれ落ちる 悲しみ
いつ いつ
未来へと
胸を抱えながら眠るの...デスペレート
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銀の砂を流していく波を見ている
打ち寄せて拭い去る
砂の城も 悲しみも
砂の上に寝転んでは瞳閉じてる
足首を濡らしてく
澄みきった泣き顔を忘れよう
潮騒に負けていつしか凪が訪れる
匂いも消えて水だけを感じる
日が落ちて柘榴みたいな海が広がる
イゾルデは朽ち果てた...波
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できることならば
このままずっと何も変わらずにいたいのです
できることならば
何もせずに漂っていたいのです
そう
雲のように
空を漂っていたいのです
罵ることもなく
いがみあうこともなく
切なくなることも 淋しくなることも...雲
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ここに君が居ないから
他に誰もいないから
ふいに泣きじゃくる 子どものように
僕の心は壊れていくみたいだ
太陽のない地下室で一日を過ごし
廃人は壁を黒に塗り込める
僕が望むのはただ1つ 君に愛されることだけなのに
それはどうしても叶わないことだから
他のことに打ち込もうとしても
何一つ頭に入ってこ...絵描き
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この感じ 今この感じを伝えるなんて
僕にはとうてい無理なんだ
でも敢えていうならば
身体がガラスで覆われているような感じなんだ
君に分かるかい? このガラス越しの世界が
君に見えるかい? この空虚な胸の内が
右手で煙草に火を点ける その動作さえ
マリオネットを眺めてるみたいなんだ
でもね
この感覚の...硝子の身体
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胸を打つ 鼓動が響いて聞こえてくる
振動が 左の胸の皮膚に伝わって 動いているのが見える
あたしを見て欲しい
それなのに
彼の目が覚めた時 見つめる視線を感じると
どうしようもないくらいに 鼓動を感じる
そんなことを思い出しながら
朝 車窓を見つめている 耳にはヘッドフォン
チープなセリフが通り過...鼓動
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時間を塗りつぶすとしたら
それは黒だろう
時間を刻むとしたら
それは赤だろう
時間が過ぎるのを眺めるとしたら
それは緑だろう
時間を破壊するとしたら
それはオレンジだろう
常に 常に
正確に刻むリズムを聞きながらあなたのことを想う時...時間色
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人形になりたい
あたしの血と魂と心を抜き取って
全部樹脂に入れ替えて
半永久的に何処かに飾られていたい
転がってるだけでもいいし 捨てられてもいい
ボロボロになってもいい
ただ
最初だけは
綺麗な服を着て
綺麗に化粧をして ...人形の恋