澤木淳枝の投稿作品一覧
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石畳 風が吹き抜け
振り向いた 白い面影
束の間の 愛と知りながら
永遠を 何故か感じていた
誰かのものだと解っていても
魂捧げずにいられない
Camellia Theales Camellia Theales
あなたが差し出した赤い花
Camellia Theales Camellia Theal...Camellia Theales(カメッリア・テアーズ)
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悩ましい 情熱を にじませて
指先で 愛しさを 引き出して
踊り続ける 貴方に 魅せられて
狂おしい 過ちを 犯させて
唇で 誘惑を 貪って
時を忘れて 貴方に 酔わされて
Vita rosa Vita rosa 美しい
Vita rosa Vita rosa 時なんて
一瞬 一秒 それよりも
短く...rosa(ロサ)
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独り歩く 丘の上
遥か遠く 見える山
清く響く 鐘の音
思い馳せる エトランジェ
violaの咲く あの街は今
優しい風 奏でてるだろう
viola香る あの街で又
あなたと夢 語り合いたいね
高く青く 仰ぐ空
果てに届く 深い海...viola(ウィオラ)
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まだあの頃は 君といる事を
幸せだとは 気付いてなかった
小さな指で 指し示す空に
気の早い月 白く輝いた
時の流れに急かされて
何も見えなくなっていた
ただ毎日を繰り返し
何も感じず過ごした
今でも残ってる あの頃に
君が描いた 白い花...Tulipa(トゥリパ)
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雨が流れる その音に
君は窓辺に 寄り添って
そっと静かに 瞳閉じ
体預ける メロディに
何故 こんな夜にだけ
全てを許す 横顔を見せるの
水を抱いて 人は時間を 旅して
夢をかじって 闇に傷付き 背を向け
Hydrangea 君の器を 信じて
もっと素直に 愛し合えれば よかった...Hydrangea(ヒュドランゲア)
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この春も又、過ぎようと しているね
変わってくのは、世の常と 知っている
去年(こぞ)は去年その、同じ色 映すけど
愛でるなら今、咲き誇る 花がいい
何時になれば 帰る事が 出来るのだろう
君の元へ 届けてくれ 僕の思いを
風に乗り ひとひら 花びらは cerasus
掌に ひとひら 触れてゆき 落...cerasus(ケラスス)
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冬の陽だまりで 聴いた歌は
雪解けに遊ぶ 燕みたい
時には踊って 跳ねてみせて
時には眠って 揺られている
鮮やかな 思い出は 残酷だね
何処までも 追いかける 薫り高く
ああ
君はorchis 君はorchis
ずっと 僕の傍で微笑む
orchis 君はorchis...orchis(オルキス)
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【BOY】
何時の日か 見た空
何よりも 蒼くて
目を細め 見上げた
あれは 遠い夏
届かない 夢を そっと
消した あの日に
戻りたい けれど僕は
大人になって
今でも それは あるのだろうか...あなたの空 【決定稿】
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僕(戸籍も体も女ですが、思考回路が男or枯れ専腐女子なので、一人称はネット上では僕としています)が歌詞を書き始めたのは、四半世紀も前の事。
今見れば恥ずかしくこの上ない代物ばかり。
それから、詞先で作っている内に、メロディと一緒に歌詞が浮かぶようになってきた。
四半世紀前の青春は、アルフィー...僕と作詞と文芸と
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【BOY】
何時の日か 見た空
何よりも 蒼くて
目を細め 見上げた
あれは 遠い夏
届かない 夢を そっと
消した あの日に
戻りたい けれど僕は
大人になって
今でも それは あるのだろうか...あなたの空
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最後の言葉もないまま
途絶えた遠い恋
時折現れまた
心の奥に沈む
再び出逢った刹那に
時間が巻き戻り
自然に添ってはまた
心を重ね合った
夜の時間は短すぎて
二人を語り尽くせない...殘月
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流されてく モノたち
諦めてく モノたち
望みきれぬ モノたち
掴みきれぬ モノたち
ああ 気付けば忘れていた
まだ 何にもしてなかった
あの頃描いた
夢・理想・未来
ムコウからやってくる
モノじゃないさ奪いにゆけ!...Go for get!
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忘れないで 消さないで 君がいてそこに僕もいた
泣かないで 泣かないで 自分を責めたりしないで
忘れないよ 消さないよ 僕達の季節思い出を
不器用で 我儘な 幼すぎた恋
白い雲が浮かんだ 空二人で見上げ
コーラ口に運んで ただ時間潰してた
風が髪を揺らして 胸高鳴りはじめ
指をそっと絡めた もう離せ...幼すぎた恋
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また今日も 見詰めるだけで 何も出来ず 過ごした
また明日も 何にも言えず 時は流れ ゆくのか
見上げた空には 月もなく 遠く続く 果てなく
出逢った頃から 君はまだ 無邪気過ぎる 少女で
苦しい程に 君に伸ばす 影は何時も 悩んでる
可憐なままに 君は咲いて 汚されずに pureでいて
潮風が 前...pure
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遥か目指す 楽園は たった一つの 現実
はぐれぬよう 信じてた 夢など脆い 空想
気付かぬよう 背を向けて 目を逸らして いたけど
足元から 崩れてく 宇宙という 真理が
仮面を付けた 優しさたち 偽りに サヨナラ
悲しいけれど 嘘なんだと 叫びさえ 届かず
認められず 生きてきた 追い出されたと ...エデン
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