雪猫の投稿作品一覧
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水玉りを飛び越して
学校を見つめる
もう『お別れ』だね
すれ違うあの横顔
私を見てはくれない
遊んだ記憶はもう
遠い昔の話かな・・・?
水たまりに浮かぶ2枚の花びら
私と君に見えたんだ
2人遊んだ記憶は遠い遠い昔の話...『お別れ』
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『ありがとう』ただその言葉だけ
『ありがとう』僕に必要な言葉
いつだって何だって
必要な言葉
簡単な言葉
言って欲しい言葉
簡単で素敵な言葉
『ありがとう』
何故言ってくれなくなった??
『ありがとう』ただ一言だけ...『ありがとう』
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ほら、手を伸ばせば感じる
君の音、君の体温
いつの間にか温かくなっていた
僕の体温
手を伸ばし手を握り
二人の音、二人の体温
感じ合えば消えない
手と手を合わせ
心を合わせ
ゆっくりゆっくり...僕と君の体温
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菜の花が咲く頃
もうすぐ暖かくなる頃
僕らは何時も一緒だった
学校帰りに川の横を
てくてく歩く二人ぼっち
二人だけの笑い声が
ふわふわ流れてた
何処に行くのも一緒だった
仲良く手を繋いでた
菜の花が咲く頃...菜の花が咲く頃
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床に付いた沢山の色
毎日色々考えながら
自由に絵を描いていた
好きな人の事考えながら
ピンク色でハート2つ
楽しかった事思い出して
笑顔で丁寧に描いた
床に付けた沢山の色
毎日沢山思い出して
自由に描き続けた...色の部屋
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道に何か落ちてても
気にしない僕一人
カラスが落ちてたら
可哀想と思う僕一人
壊れた眼鏡を気にせずに
掛けてる君がフラフラと
カラスの様に倒れ込む
踏み潰されて壊されて
それでも文句は言わないで
そんな日常誰が気にする...日常
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薄暗い部屋の隅で
カタカタと泣く音
悲しい声並べながら
コーヒを飲んでいる
喧嘩して悲しんでる訳でも
怪我して泣いている訳でも
無いけど何故か暗い【ココロ】
泣きたい【ココロ】
消えそうだよ、僕・・・!
泣きたい様な顔だけど...【ココロ】
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流れてく水をただ
眺めてるだけ
呼吸も何もせず
ただ眺めている
誰のせい?知らない?
僕はきっと知らない
じっと眺めているくせに
ただ何時もと変わらない
何時もを過ごしていただけ
まだ時は進んでいないの?...君の涙
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書きかけた文章を
一文字ずつ消していく
涙を流しながら
全部消していく
君へのメール
大好きな君へのメール
終わった恋
両思いだったのに
凄く好きだった
君のこと大好きだった...サヨナラのメール
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恋をした日の空はきっとピンク色だった
いつもと変わらない話の途中で
アイツの名前出てきた
それだけで何故かほっぺ赤くなる
これ、恋かもしれない
チラリ、アイツを見た
ドキリ、アイツと目があった
やっぱ、恋してるかも
恋してるって知ったなら
話沢山しないと損!...恋をした日の空はピンク色だった
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とある町に有名な
薬屋さんがありました
私はそこに薬を買いに行きました
そこには病気を治す薬だけじゃなく
悩みを解決する薬もありました
私はそこで言いました
不老不死の薬が欲しい
薬屋の叔母さんが大きな笑顔で
小さな瓶を渡してくれました
この薬を飲み干した時...不死の娘
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町で有名な薬屋さん
良く効くと有名な薬屋さん
今夜も誰かがやって来て
薬を買って行きました
ホラ、ホラ。
そこのお嬢さん
良く効く薬要りませんか?
どんな病気も直しますよ
どんな悩みも解決しますよ
言われた薬は用意しますよ...町の薬屋
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いつだって レンだって
最高の 笑顔をっ!
ニコニコ笑顔 ウキウキ笑顔
忘れる訳無いだろ?
沢山笑顔 溢れさせるよ
忘れたなんて 誰が言った?
勉強得意じゃなくても
運動得意じゃなくても
・・・余計なこと言うなよw
笑顔っ!...笑顔っ!
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いつだって リンだって
最高の スマイルをっ!
ニコニコ笑顔 ウキウキ笑顔
忘れるなんて らしく無いよ
沢山笑顔 溢れさせてよ
忘れたなんて 言わせないからっ!
勉強が得意じゃなくても
運動が得意じゃなくても
絶対忘れないでねあの・・・
スマイル!...スマイル!
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ハッピーエンドは嫌いだ
僕を馬鹿にしているみたいで
ハッピーエンドは嫌いだ
世界で一番嫌いだ
友達ができても
悪口裏で言われてて
暴言吐かれてそれから
僕はいじめられた
こんな、こんな事
あったと言うのに...ハッピーエンド
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ねぇ、約束して欲しいの
絶対守って欲しいの
私がもし先に死んだら
絶対守って欲しい『約束』
1つ目は悲しんで欲しい
私が死んで悲しんでくれなきゃ
死んでくれて良かったって
思ってるって気がしちゃうから
ねぇ、約束してよ
絶対守ってよお願い...約束
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消えかけの街頭
見つめる僕
何故か自分
見ているみたいで
消えかけの光
見つける僕
何も出来ず
ただ立ち止まってる
無意味な事だと
そんな事知ってる...街頭の光
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お願い時間を止めて
私、消えそうだから早く
お願い時間を止めて欲しいの
まだ消えたくないの
この時間にある物は
いつか消えてしまう
心ある人は悲しい事だと
思っているの
お別れは悲しいこと
そう、思っているらしい...別れ
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楽しくない午後
落ちた魚は黒い色
知ってるのはそれだけ
燃え尽きた魚
黒い灰となり消えていく
砂の様に溢れてく
何も知らない事は
去年から解っていた
泡のように舞い踊る
黒い魚は弱く...片目の無い黒の魚
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ふわふわ雲の上
ドキドキする胸抑えて
宇宙まで飛んでいった
キラキラ星が降る
サラサラ流れ星
ドキドキするのは
気のせいじゃないんだよ
幸せだとか
楽しいだとか
そんな感情すべて...楽しい時間
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鏡の向こうの僕見つめ続けて
死にたそうな顔見つめ続けて
何が楽しいの?何が嫌なの?
その手に取ったナイフで何を
する気なのか大体予想できるけど
それをするか出来ないのか
決めるのはもちろん僕
楽しいの?悲しいの?
嬉しいの?怒っているの?
最後に残るは気の強いヤツか?...死にかけの悪魔
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ねえ、会いたいよ・・・
桜がキラキラ落ちる
その下で笑う二人
僕らが出会ったのは
小学校の時
いつも一緒に遊んでたね
中学生になってから
君が引っ越すことになって
その日から会う事は
出来なくなった...桜の木
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一人夕焼け見ながら
スキップで家に帰ろう
楽しかった事を思い出しながら
昨日見た夢の話
こんな些細な事でも
盛り上がる日は
どんな話したって
明るくいられそうだよ
些細なことじゃ
へこまないよ...夕焼け
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意味が無い 声、出したって
聞こえない 誰にも、絶対
意味が無い 大声、出しても
心配 それこそ無意味
騒いでも聞こえない
足掻いても知りもしない
死んでしまえ・・・
白の中から聞こえる
大きな大きな蜘蛛が叫ぶ・・・
仕事しろ 面倒くさい、だって?...光=闇
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あの夏の日の午後四時頃
君は突然姿を消した
君は一言も言わず逃げるようにいなくなった
少し、少し仲良くなれたと思ったのに
コップに注ぐ水は綺麗で
夏の光に反射する
君の傍に居た時のように
輝く・・・
何も言わずに私の傍からいなくなった
少し、すこし好きになれたと思ったのに...コップの水
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月が泣いてヒラリヒラリ
白い涙ポロリポロリ
君の瞳に映る白い雪
いつか溶けて無くなっていく
少し嬉し 少し寂し
月の涙 白い雪
何故泣いているのでしょうか
月自身にも解らないのだ
いつの日かもう一度
出会える時が来る・・・...月の涙
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太陽の光を反射して
光る揺れる水の中
溶けゆく人一人
流れない時
昨日の夢を思い出して
揺れる光る水見つめる
嘘ばっかりついて楽しんで
マジな事言って悲しんで
最後は後悔残るのみ
意味無い事をするのが好き...光る水
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まるで泥の中から出てきたみたいに 体中が軋んだ
ここがどこかもわからない
記憶消されたかのように 漆黒の世界へ迷い込んだ
お願いだから独りにして
死ぬのは怖くないけど
あなたが傍にいることは嫌
そう言ってみたら何故か止まらないしずく
記憶の泥の中抜け出せず一人孤独に苦しみ
思い出したのはあなたの笑顔...漆黒の泥の中
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いつもの学校
知ってる道
暗いからわからない
あの暖かさ
自転車で走る
歌いながら走る
冷たい風感じながら
ららら・・・
言えなかった言葉
渡せなかった物...暖かさ
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君は僕をおいて旅に出た
僕は一人家の中
君を追って行きたかった
だけど僕は飛べなかった
思い出だけが記録の中で音を立てる
行かないでと言ったけれど
君は一度笑ってゆっくり
ゆっくり空へと消えていった
君は僕をおいて旅に出た
僕は一人椅子の上...旅