ayuminの投稿作品一覧
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AM 0:00
ステージに向けられたスポットライト
響く歌声
歌姫なんて呼び名の女は、また人々を魅了していく
…誘惑なんてしてるつもりはないのよ?
フロアには大勢の客
洒落たドレスを纏ったその女は、今宵も”歌”で満たされないものを埋めていく
沢山のファンレター
幼い頃からの仕事仲間...チェリーハント 自己解釈
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1月30日
今日は私の誕生日
友達が祝ってくれるって言ってくれたけれども…
久しぶりにあの人に会ってみたくて
≪Reencounter≫
昼間の各駅停車の車両はやけに空いている
少し早すぎたかな
別に急行でも行けるけど、このドキドキを隠したくて
時計はまだ11:43
待ち合わせまで一時間以上ある...【超遅刻】 Reencounter 【がくルカ】
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…寒い。とりあえず寒い。
一月の夜、屋根の上。寒いのは当たり前だ。
風が吹いていないだけいいかもしれない
家の中では私の誕生日を祝うために、グミちゃんを中心にいろいろ準備してるみたいだ
はっきり言って計画はバレバレだけど、そこがグミちゃんっぽいなと思う
まあそんなこと言ったらきっとあの子はヘコむだろ...【IA誕】この空の下で
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運命を感じたから一緒にいたのに
俺は、ちゃんと愛を捧げたはずだった
なら、
この朝はなんなんだ?
≪Cinderella in the hand of the prince≫
『王子様、シンデレラ様がいません』
その声を聞いたのは、廊下での出来事だった
嘘だろう
そんなはずはない
俺たちは運命という...≪Cinderella in the hand of the prince≫3
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…眠い。
必要最低限のものを持ってかけていく
もう何時間歩いたかな
でも、苦しくはない
湖が映した私の顔は、実に生き生きしていた
…もうすぐ、夜が明ける
多分、私がいないことを知ったら慌てるのかな
兵隊たちが探しに来ちゃうかも
ばれないようにしなきゃ…
長いピンクの髪に、豪華で重いドレス...≪Cinderella in the hand of the prince≫ 2
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「今夜はこんなに月が綺麗」
暗い部屋に独り、佇む姿
…それはいつかの成り上がりのプリンセス
あの時のような目の輝きはもう、ない
陽だまりのなか二人で癒しを求めたあの日も
追手を振り切って甘い口づけを交わしたあの瞬間も
もう全て夢の中。
優しかったあの人は、いつの日からか消え失せた
振り払うたび押し付...≪Cinderella in the hand of the prince≫ 1
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だって、きょうはたんじょうびでしょ?りんとれんのたんじょうびでしょ?
おかあさんが、けーきをつくってくれて、おいわいしてくれるはずなんでしょ?
なら、なんで、おかあさんは、うごかないの?たおれたの?ちをはいてるの?
≪Birthday in the memory≫
イヤな夢を見た
ずっと前の話だ
時...【リンレン誕】Birthday in the memory
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「うー、さぶい。」
さすがに十二月になると本格的に寒い。
吐く息は白いし、北風はこれでもかってくらい吹いてるし
昨日頑張って仕事を進めたものの、やはりすぐには帰れない
まあ覚悟してましたけど。
それでも頑張ったかいはあったか、8時までには帰れそうだ
…去年みたく10時とか12時近くまで拘束されていた...【カイメイ】Christmas with you
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「お疲れ様でした~!」
メイコさんの教えと、自分自身の気持ちで、髪を切りに行った
まるで、別人だ
「がらっと雰囲気を変えたいです」といって、イメージを伝えてお願いしたら、驚くほど頭が軽くなった
前は、前髪は眉毛にかぶさったところで揃えられていて、全体的に重々しかった
それが今では、かなり変わった
...【カイメイ】 story one ≪刺激的なシチュエーションは ≫上
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音が、
はじまったその瞬間、その音は、僕を、泣かせた。
こんな気分になるなんて、思わなかった。
初めて、感動した瞬間だった
その体から、溢れだす音の波、それは、僕の体を包みこんでいく
ココロに刺さってくる挑発的な和音、惹かれていく僕
"彼女"の歌は、まだ続く
その、ひとつひとつが、今までの僕を、思い...【カイメイ】 story one ≪ふと迷い込んだ路地裏での出来事≫ 下
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近づきたい、触れたい、思うほどに、触れてはいけない気がしてくる
でも、君のことが知れたら、それでいい
近づくたび、近づくたび、つのる想い
戻れない、でも、もう、いい
君が、いれば、それでいいから・・・
<<ふと迷い込んだ路地裏での出来事>> 上
馬鹿らしい。
呟いた声は、汚い夜に消えていく
つまらな...【カイメイ】 story one <ふと迷い込んだ路地裏での出来事> 上
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散らばっていく、星のかけら
落ちていく、光
ほんの一瞬のきらめき
"光"は一瞬を、あたえられた一瞬を、精一杯輝く
それは、人を、魅了する
散らばっていく星のかけらたちは、その光に心を宿して、私たちに、幻想を魅せてくれる
言葉で言い表せない、何か、は
人の心に、感動を与え、また、夏の終わりをささやく...花火
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空虚な感情がこの胸を交差していく
モノクロな、何もない、
ただの、「失望」 だけ
なんも、ない。
なんも、ない。
意味さえ、わからない。
オカシイな
でも、もうこれ以上それを続けることに
意味が、ない気がして、
これ以上勉強しても、意味がない気がして、...空虚
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”もう飽きた”
そんな言葉だけ、吐き捨てられて、
僕は終わった。
***
また、今日もメンドクサイ現実世界に、一人
エアコンのきいている、涼しい部屋のなか、思う
本当は、こんなはずじゃなかったんだけどな・・・
ケータイの画面を見る
[10:35]
もうこんな時間か...傷跡
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