タグ「曲募集中」のついた投稿作品一覧(6)
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目が覚めて、時計を見たらもう10時を回ってた
ドキッとして慌てたけれど、そう言えばもうそんな必要なかったんだっけ
今日はどこへ行こうかな
あてもなく外をフラフラしてみるの
ちょっと前までいつも時間に追われて
悪意と罵声を毎日浴びて
気にしないようにして、考えないようにして
いつも通りに毎日を過ごして...えがおのうた
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夏も終わりに近づいたころ
独りの部屋モノクロ写真
空は雲が日差し黒く塗り潰して
今にも泣き出しそうに
北国生まれのあなたは
夏になるといつでも
街の暑さに耐えかねて
苦笑いしながら雪が見たいと
囁きだした冷たい音と
近づく遠雷の音と光...8月の雪
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息苦しさで目が覚めた
街頭も消えた真夜中
時計がどこかもわからない
自分の手さえ見えやしない
いやに冴えた頭の中で
いやなことばかりがぐるぐる回る
考えまいとすればするほど
次から次へ沸いてくる
なにもかも投げ出して
ひとり生きていけたらいいのにね...月のない夜
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砲声轟く戦場に、一陣の風が吹きすさぶ
砂塵の向こうに隠れるは、自らに似た戦士の姿
同じ母なる海から生まれたのに
なぜ我らはいがみ合うのか?
答え得られぬ疑問にその膝を屈しても
勇気を心の剣と変えて
若者よ、今こそ立ち上がれ
たとえこの手が血で染まるとも
この朝焼けを血で汚させはしない
この世界を生き...秘密結社ジャスティス(仮題)
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誰も居ない静かな部屋の中で
私はただ独りきり、時間が過ぎるのを感じていた
眠るでもなくただ寝転んで、空っぽの手のひらを見つめてた
かちかちと耳障りな安物の時計の針音を聴きながら
いつの間にか
暗闇が私の身を包み
そして底のない泥沼のように
焦らすようにゆっくりと
私のすべてを少しずつ少しずつ沈めてゆ...死に至る病
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あてもなくふらふらと歩いていた街の片隅で
僕の知らない誰かの隣で楽しそうに笑う君を見つけた
君は気付いて
「久しぶり、元気だった?」なんて声を掛けるけど
僕には無邪気な君の笑顔が眩しくて
目を合わせることもできなかったんだ
「また会えたらいいね」って 微笑んでくれた君が今、目の前にいるのに
あの時と...Aquamarine