ブックマークした作品
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矮小な 世界には 収まらぬ 想いを
神をすら 凌駕する 音楽を 奏でる
斬って 裂いて 飛び散ったは 真紅の華
奪い 叫び 往きつくのは 涙の淵
我は往くだろう
野望の果てに 愛しき人を
失ったとしても
凡庸な 旋律に 彩りを 加えるのは
神さえ 持て余す 我宿す 音楽の女神≪エウテルペ≫
壊し 嘆...エウテルペ
唐歌
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気づいたら アスファルトの上にいた
俺達の世界とは かけ離れた未来の地
生きていく術よりも
活きられる道をゆく
嗚呼 嗚呼 俺の声が聞こえるか?
嗚呼 嗚呼 俺はここで生きている
ギターを掻き鳴らし
衝動 身をゆだね
見るがいい これが俺達
――サムライ$エレキテル―― 推参...サムライ$エレキテル
唐歌
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「愛してる」の言葉だけで
満たされるなんてこと
あるはずない 知ってるだろ?
それなのに 君ったら
言葉ばかり 欲しがるの?
俺の方は 飼い慣らされて
「マテ」が終わるのを 待っている
このままで いつまで待てば
君に触れられる? それだけが
俺の目指すゴール...飼犬
唐歌
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世に跋扈する 悪賊を
刃で斬るは 容易いが
それでは少し 虚しかろう
ならば私の この舞にて
世を治めて みせようぞ
風の揺らめき 桜舞う
酔い痴れるには まだ早い
美しきかな 日の出る国
舞えば舞うほど 人心を知る
刃で斬るは 武士の道...天下風舞
唐歌
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小さな穴を通してだけ
きみの感触 手の温もり
感じられるよ それがぼくの
きみのすべて
生まれた場所が違うだけで
二人の間隔てる壁
それが"運命"だと言うなら
世界の神は知ってるんだ
ぼくらの絆 その深さを
ぼくは見つけた 壁に開いた小さな穴...きみのすべてがぼくのすべて
唐歌
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生まれた時は 一緒だった
だけど私が ほんの少し
早かったから お姉さんよ
だから私は 君に歌う
心を込めて 子守唄を
眠れ 眠れ 愛し君
眠れ 眠れ 良い夢を
明日になったら 一緒に歌おう
生まれた時は 一緒なのに
別れる時は なぜ違うの?...子守唄
唐歌
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僕と君が手を繋いで
回る回る二重螺旋
いつの間にか一つになる
混ざる混ざる思考回路
変わる世界
進む世界
感情の渦に
巻き込まれていく
僕らはそうしてグリーンになる
混ざって溶け合い一つになって...グリーン
唐歌
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いっつもどたばた起床して
「スカーフがないっ」とひまわり娘
朝食作ってのんびりと
「昨日焦がした」と空色男
ああ また喧嘩だよ
ああ かしまし家族
毎日毎日 疲れるけど
それでも大事な俺の家族
なぜか泣きながら帰宅して
「やっぱだめじゃんっ」とひまわり娘...かしまし家族
唐歌
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自分が生まれた意味や
その役目を 全うすることより
あなたを想う僕は
だめなロボットでしょうか
誰かのために歌っているのではありません
もちろん自分のためだなんてことも
僕はいつだってあなたのために歌っています
あなたのためだけに歌い続けます
例えあなたが石の下に眠っているとしても
それでも僕はきみ...それでも、きみを
唐歌
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あなたに会いたいなんて
会ったこともないのに
思ってしまうのは
私が逃げたいだけだから?
よく怒るご主人様に仕え
もう14年経ったけれど
私は自由を知らない
外を駆け回る子供たちを見ても
羨ましいという感情も
湧かなくなった...Fraternal Twins
唐歌
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ずっとずっと一緒だった
生まれた時からついこの間まで
ずっとずっと一緒だった
だから私は勝手に
別れる時も一緒だと思ってた
その日は突然やって来て
私の前から君が居なくなった
私に残されたのは
小さなおもちゃと君の声だけ
私は歌った 君の大好きな歌...歌ノ世界
唐歌
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あいしているのよ あなたを
わかって欲しいとは言わないけれど
あいしているのよ ほんとよ
あなた以上に好きな人はいない
私の好きなこと
あなたを束縛すること
精神的にも身体的にも
どっちも好きよ
だってあなたには
私だけを...あいしているのよ
唐歌
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朝起きて 窓を開けると
そこには真っ青な空と
大きな入道雲が見えた
昨日までの憂鬱な気持ちは
何処かへ行ってしまったよ
さあ出かけようか
心の中の灰色のもやもやを
あの青空のように
晴れやかな気持ちにするために
青空ノ色...青空ノ色
唐歌
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今日も辛いことがあったね
今日も一日大変だったね
でも そんなことはぱっと忘れて
この歌一緒に唄おうよ
明日はきっといいことあるさ
昨日よりも今日よりも
明日の方がずっと幸せ
そう思えることが
そういうイメージが
大事なんじゃないかな?...あしたのためのうた
唐歌
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いつの間にそこにあったのか
僕が越してきて まもなく10日
引越しの人が置いてった?
それとも僕が忘れてただけ?
青色こびん 中は空っぽ
何が入ってたんだろ
それとも元々何も入ってなかった?
消えゆく 記憶儚く
僕は少しずつなくなってく...青色こびん
唐歌
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夢を諦めないで
きっと あなたの前には
ずっと続いているはずだから
未来という光への道が
忘れがちな思い出
目指した夢の破片が
足元に転がって
歩けなくさせている
それを知っていますか
あなたがなくしたものは...夢を諦めないで
唐歌
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富 名声 すべて手に入れた
この女神の歌声で人を魅了した
あの日 高熱がすべてを失わせるまでは
声の出なくなった歌姫
鳴かないカナリアのように価値が無い
役立たずの私は もうこの世に必要ない
もう誰にも出会わないように
山の奥にでも小屋を建てよう
雨 時々曇り空の...歌姫
唐歌
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I sing you"Song of ABC."
Keep your ears open,and listen to music!
(A) We don't know when we are ALIVE.
ALL mustn't look at the light before ou...「Song of ABC」
唐歌
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昨日出逢ったあんたは
あたしには不向き
あたしについていこうなんて
言ってる時点で終わりなのよ
だけど まだ好きでいるの?
あたしの方は嫌
そんなのやってけないのよ
だから明日でサヨウナラ
嗚呼 強い女に
生まれてこなきゃ良かった...嘆惜の情
唐歌
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きみがぼくに力をくれた
ぼくがここにいることに
意味があると言った
それで十分だった
それ以上も
それ以下もいらない
――ぼくはここにいる――
大切なものが何なのか
いつも分からないまま
「自分」という存在を...ぼくはここにいる
唐歌
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世界に終わりを告げるなら
準備するものがあるだろう
愛する人への言葉とか
やりたかった事やろうとか
そんなことを考えたら
終わらせるの嫌になった
明日だってあるんだから
明日にしよ そうしよう
世界に終わりを告げるなら
きっと後悔しない時がいい...世界に終わりを告げるなら
唐歌
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一日中 屋根を鳴らす 雨の音
昼間なのに 空は暗く 雲重く
天井を 眺めて
一日が 終わって
振り返り 溜息
憂鬱の 音色の
歌声が 聞こえる
降り続く 雨に打たれ
なにもかも 洗い流して
僕自身を 零にしたい...雨ノ音
唐歌
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この星の 見えない夜も
君を思えば 光って見える
そんな恋を ありがとうと
君に伝えに行きたいなんて思うんだ
わかりあえることばかりじゃ
ないからこそ知りたくなるんだ
そう君を思う度呟くよ
I Love You, I Love You,
Forever.
流れ星 二人で乗って...Dreamer
唐歌
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君のずっとずっと上の方
星や惑星がある宇宙でもない
時間も次元も二段飛びで飛び越えた
もうきっと誰にも見えないところにやってきた
『応答せよ、応答せよ』
呼びかけても答えない
でも確かに届くはず
僕は信じて呼びかける
確かに届くはずなんだ
あの時僕は君に渡したんだから...トランシーバー
唐歌
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花に惑いて 恋に酔う
嗚呼 我が想い
狂おしいほど かの花に
恋 焦がれてる
春風そよぐ 西の街道
道往く人の 目に留まる 美しき花
かの花の名は 「藤」という
薄紫の 花弁を揺らす
我が心 盗られたり
花に惑いて 恋に酔う...藤
唐歌
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西海の果て ただ君を待つ
新月の夜に 君の姿を見るために
その海に 妖しの 現るるなり
人は皆 かの灯を "不知火"と呼ぶ
その地にて 面妖な 男在りけり
目前に 広がる海へ
後悔の船 浮かべるは
不知火に 想いを馳せて
泣きながら 舞い謡う
芸人在りと 語らるる...不知火舞い
唐歌
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「慌てるなら 昨日から 準備しときなよ!」なんて
そんなこと言ったって……
私だって 分かってる でも出来なかった だって
他の事 考えて 忘れちゃうから
だって今日は あなたとの 初デート
ドキドキして 眠れない 止まらない 想い
待ち合わせに 遅刻なんて!
頭も寝癖付いたままだし!
弟に 急かさ...初めてのデート
唐歌
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私のこころが 飛んでいって
ふと気がついたら 電車の中
がたごと揺られて どこへいくの?
車掌さんは言う
「あなたのこころのままに」
旅の目的は
私のこころが 決める
虹色レイルウェイ
きっぷも行き先も
失くした私を...虹色レイルウェイ
唐歌
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どうして 人って
脆いんだろう
どうして 命は
限りがあるの?
僕は何度でも
蘇って
君に何度でも
歌えるのに
真っ白な部屋で
真っ白になった君は...笑って
唐歌
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眠っている ただ眠っている
呼ばれる日を 待っている
瞼の裏 星が瞬いて
その光に 手を伸ばす
明るくなる 光の中
泳いで 泳いで
笑顔になる ”孤独(ひとり)じゃない”
それだけでいいよ
温かな手 優しい声
嬉しくて 泣いた...ナルキッソス
唐歌
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