ゆず玉の投稿作品一覧
-
雨降り空に、虹がかかる頃。
-
冬の暖かさ
-
一緒に歌おうよ!
-
お疲れさま。
-
「大きくなったら
-
【アナログ】カゲロウデイズ。【ですよ】
-
朝起きた
寝坊した
急いで着替えて出かけなきゃ
(テーヘンダテーヘンダテーヘンダッタラテーヘンダ)
テーブルの勉強跡
掴んで鞄に詰めこんだ
(マンドクセマンドクセマンドクセッタラマンドクセ)
急いで家を出る(急いで家を出る)
片手に参考書(片手に参考書)
バス停で...【替え歌】トルコ行進曲オワタ テストver 【ですよ。】
-
************
君の家に行った。
間に合わなかった。
君を家に呼んだ。
来る途中で通り魔に襲われた。
君と公園で会った。
猫を庇ってトラックに轢かれた。
君と大通りを歩いた。
落ちてきた鉄柱が頭を貫いた。
君の手を引いて逃げた。...繰り返した夏の日の向こう 3
-
《8月15日》
暑い。 とにかく暑い。 いやむしろ¨熱い¨だろこれ。
10分で焼死体が出来上がりそうな暑さを全力で表現するべく、俺はむせそうな空気を腹一杯に溜め込んで深々とはき出した。
「あっ………ちぃ…」
応えるように隣で『チリンッ』と鈴が鳴る。
「今年の最高気温 更新したってニュースでやってたよ...繰り返した夏の日の向こう 2
-
それは8月15日の午後12時半に起こったこと。
今年の最高気温を記録したという外とは無縁の室内で
自堕落な時間を過ごしていたとき、買い物に出ていた兄が咳を切らして帰ってきた。
やけに騒々しく階段を登ってくる。
大きな音をたてて部屋に飛び込んできた兄は、滝のように流れ落ちる汗を拭おうともせずに、こちら...繰り返した夏の日の向こう 1
-
アナログな置き時計が時間を刻む。
ちくたく ちくたく ちくたく ちくたく……
12時まで、あと10分。
トントン、トン。
暗い部屋の中で響いた音に、気づかないふりをする。
トントン、トントン。
「……...Thank-you for Your birthday !
-
スキ?キライ? そんなのわかんない!
『普通。』 『友達。』 じゃ、だめなの?
理想やロマンならあるけど……
だからってこんなの、意外どころじゃない。ありえない!
「うう~---……」
わたしがこうしてパンダよろしく唸っているのも(パンダって唸るのかな?)
つい2時間前、わたし...【自己解釈】スキキライ。1
-
―――しんしんと、真っ黒な空からは絶え間なく 雪が降ってくる。
白い花びらのように頼りなく揺れながら落ちてきたそれは、レンの乾いた頬を滑り落ちて
―――ポタリ。
純白の世界に、小さな小さな雫を生んだ。
暖かいままの、彼女の手を握る力が不意に強まる。
雪の上で仰向けに眠る体を、うっすらと冷た...【初】雪の軌跡。【投稿】