2430aの投稿作品一覧
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いま流行りの隕石が きりんの軌道に乗っかったら
紫の銀河にひとつ 波紋が跳ねるまで お昼寝を
名前もない空の上 しぼみかけのライナー
掬った透明の、無色の、深い藍で 行き先をあげる
示して 照らして 指差して 天青石
踏み忘れてた 歩道橋の五段目
ズルした? ウソした? 寂しがりの手のひら
大好きだ...【曲つきました!】 アズライン
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ねえ 明日の空の色を聞かせて
僕に届く朝と どう違う?
ハロー 今晩は晴れて 青色
君の曇りさえも 食べられそうなくらい
一人夜を抱えても 落っことしちゃうから
風の冷たい今日は すこし話そうよ
虹や世界や歌や夢の終わりに 笑えるほど
ただ いっぱいの星の空に 淡く映った アフターワールド
この一瞬...【コラボ】 アフターワールド
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いつだって いつまでだって鮮明さ
今年もやっぱり違う季節
なぞり描く数分はいびつに
すこしだけ 感情を揺らしていった
秘密のタイムリープ 僕だけの夢
あとちょっとでつかまえられそうな 夕日と君の指先
青臭い唄とか 金色の飴とか
あの頃好きだったものは いまでも嫌いになれないや
自転車の迷路の中 大丈...【曲つきました!】 ラストノート
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「本日はとてもいい天気っ」
窓際のサボテンにピース
泣いた昨日を映す水たまり
スキップで飛び越えていけば
キミの心模様 見付けられるかな?
空にお昼寝のクジラを見付けた
小さな花に 揺れて歌う ラララ♪
優しい香りは キミと似ているような
そんな、すてきなことを思うのです
晴れた青色の向こう 明日に...【コラボ】 晴天シャイニングデイズ 【曲つきました!】
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咲いて まどろみに飽いたマイソロジ
浮かせた無機物と君のうわごと
「思い出なら 何処へだって連れて行ける」
笑うくせに、笑うくせに。
言葉が足りないんだ
ねえ そこは 花のない風景
誰にだって きっと 描けたんだろう
眩しい泡を 青に乗せて
もう一度 その指から 波紋、展げて。
さいて まどろみ...【応募採用】 ルシッドブルーの水槽 【曲つきました!】
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昼から夜へ熱は冷めて
お腹の空いた街を風が通り抜ける
音もない部屋から見下ろす道
すこし前にひとりで通った僕の面影
等間隔の街灯が ぽつりぽつり向こうから光を連れてくる
そんな魔法の一瞬を 今日も僕はどこかで 見たんだけど
何度だって 震えながらでも待つよ
うたた寝しちゃうくらい 穏やかな日だまりを...【曲募集中】 ブランケッタ
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それは パッとした衝動で 赤い赤い夕焼けを見たので
お約束みたいにカラスが 横一列
君と眺めてたいな
それも はっとした瞬間で 青い青い流星を見つけて
ダメで元々と願いを かけたけど
君と一緒がよくて
居なくても 端々に 映る姿はどうしてだ? って
分かってはいるんだけど
ありきたりじゃ嫌な つまら...【曲つきました!】 プレタポルテ
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目を逸らした 想いは螺旋に
交わし合って また染まり合って
猫に揺らすガラス玉のように
跳ねた光 ココに焼き付いた
君が君に 僕が僕に 笑いかける すれ違いを乗せて
極彩の ただ不確かな制限(ライン)も こんなに容易く抜ける
オンランプ 息の詰まる 世界はフレーム
もっと、この手のひら 遠く連れてっ...【応募採用】 Over Drive / Frame out 【曲つきました!】
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冷蔵庫の中のサカナと目が合ったら
きっと 僕は死んじゃうから
凍えないよう包まった この嘘が
融銅色に 混じる前に
スキムミルクのタイムリミットで
きっと 忘れてしまうから
冷たい空気に投げ込んだ 真っ白に
ため息のように 解けて、いけ。
ふわり ふわり ベランダから
濁った虹彩が小さな刺を 伸ばし...【曲募集中】 サカナの世界で僕は死ぬ
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おだやかすぎて溜息だけの午後は
窓辺の花に捕まったふりの二人
どこへ行こうか 昨日の夜に話した
今日のプランは寄り添う体温に流れた
何が生まれるでも 消えていくでもなく
ただ 紡いで笑っての、
いつだってそう
君が鼻唄まじりに淹れる 苦い苦いダージリン
ゆっくり冷ましちゃだめだよって
何度だって 僕...【曲つきました!】 アイスティー
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ぎざぎざの街並みに 抜け出した窓
誘うように揺らすのは ココロの尻尾
欠けた月 真正面に 舌を出したら
「追い駆けて。」仕掛けるの 温いイタズラ
飾りじゃないなら 今夜魅せてよ
首元をキツク 押さえるように
苦しいくらいのハート、頂戴
鳴いても 頬っぺたは濡らさないから 早く
退屈ばっかの日々を染め...【応募用】 心窓不十分。 【曲つきました!】
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銀色 欠けた月の刃が鋭く
霞んだ夜を裂けば 幻想(ゆめ)と現実(いま)の揺らぐ音
一際に瞬く 強い刹那(ひかり)は
旻(そら)を時を超えて この目をただ満たすため
泡沫に消え去り鐘の音(カンパネラ)
真似をした指先に
渡された王座と世界(にわ)
全て、君の物だ― と。
舞うことを覚えた両足は
天命(...【コラボ】 燐光 【曲つきました!】
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夢を閉じて 顔を隠して
騙し絵を漕ぐライナ・フィルム
どうにも見えない次のシーンに
自分ひとつ彩れないよ
落っことしてそれきり 失くした
大事なト書きは 何をしていた
右・左をどれだけ遠く
重ねた先 出会えるのかな
めくっても 破いても 正解は無いようだ
睨んだ 残りの距離...【コラボ】 n.p 【曲つきました!】
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掬い損ねた アイスクリームがぱたりと
ミントの水たまりを作る
耳を抜けてく ツンとした青い香りは
チョコにも薄まらない きっと涙かな
雨が降って 窓は閉め切りで
枝揺らす 鳥の口笛も今日は聞こえない
まだ まだ まだ
冷めてくれない心と
鮮やかな思い出も この蒼に染まれ
ただ ただ ただ...【曲つきました!】 ロスマリン
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宙、月を欠いた いまにも
沓の先から滲みだすあなたとの夜を思っていた
遠く葉を宛てる 梢は
一人返事を待つ日々に 何を見つけたのか
愛しい細指に羽を休めた鳥
飛べやしない君の行方 誰か、と投げた声も何処へ
滴る星の雨に 濡れてしまえば もうほたりと
上手くはなくてもいい 拙くていい
この喉を鳴らし ...【応募採用】 七つ下がりの雨は止まずに【曲つきました!】
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繋ぐ
晴れた午後に 僕は 空をつくる
そんな どこにもある世界
星が瞬く
分かりたいのに 触れてるの 溶けない感覚
伝えるには ささくれて
差し出せない 気持ち
繋ぐ
ハロのリズム 君と 空をつくる
あめの角を 探し 迷う...【応募採用】 空色のレシピ 【曲つきました!】
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掠れたページ 指でなぞって
隣同士で 見上げた夜は
いまも 優しいまま
時が流れて 空が移っても
変わりもなく 胸に灯る
揺れても 消えずに居る
seeing a shining star?
この瞬きが
聞こえたときは手を振って ねぇ、
I'm giving you the starlight...【コラボ】 おもいをはこぶ
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もう白くもなくなった こんな冬の日だってね
街中を塗りたくった いくつの幸せ模様
きらきら 痛いくらい眩しく光るのは。
サンタさんのフリをして おもちゃ選ぶ二人と
その先でお化粧した ネコの飛び出す絵本
ちかちか 眩むくらい眩しく光るのは。
暖炉に明かりも灯せないひとりぼっち
目一杯 騒ぐも気が乗ら...【コラボ】 シングルベル 【曲つきました!】
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この街が見つめてた
ヘンクツなサンタクロース
背負うのは空っぽの袋
「幸せ振りまく?そんなのつまんない」
雪に紛れて 足音消して
あれもこれもを盗み出すのさ
夜のカケラ ありったけ集めたら
明ける前に、逃亡!
この冬もやってきた
ヘンクツなサンタクロース...【応募採用】 泥棒サンタ 【曲つきました!】
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魚から人への、叶わない恋のお話。
自作歌詞「魚思」の内容を小説化したものです。
作詞の際のテーマ「体温」「伝えたい、けど伝わらない」を引き継いだものとなっております。
・文体がどことなくライトノベルかもしれない。
・こちらにアップすると字が詰まって読みにくかったので、改行を多く差し込んであります。
...【小説】 さかな、おもう。
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乾燥 水槽 ふたり 夜のなか
出会えた鼓動と 違う呼吸
日毎が変わらず 明けて 褪めるなら
昨日も 明日も 浮かべたまま
まだ 遠い 言葉は蚊帳の外
帰る場所は、もう
潤んだ指さき 追う無力と
願って 触れては消ゆ 想いをさえ
あるいは体温 嘘を着せてしまえば
今すら 捨て切れるのでしょう...【応募採用】 魚思 【曲つきました!】
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気も遠くなるような この宇宙に魅せられたの
詰めこんだ コトバは 細い手に 抱きしめていくよ
憧れも 希望も 反射して 光るすがた
ボクの目に映るは 恋人みたいな衛星
いまに届くからね、と 絵本に見た牡羊座のよう
神話が落としたユメさえも 拾い積んでいく
漂う夜にも沈まない ワスレモノだってないよ
...【曲募集中】 ○×△と恋の月
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胸の奥 ツンときたよ 何気ないだけの日々を
繰り返し笑ってきて
昨日書いたあの詩に 何か意味はあったのかな
中身はあったのかな
時をめくったとしても 想いを破いたとしても
あとに残ったものは何一つ
いっそこのまま寝転んで 朽ちればいい
もともと 拠りもない心なら
色もなく 溶けかけて そのうち消え去...【曲つきました!】 たまねぎ日記
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プラネタリウム 3枚
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それはね、まだ言葉を知らない本のページ
星灯り わずかなそら そう云って始まった
いつかは涙に濡れた あのひとこと 詩に変えて
ちいさな音符に托していく
誰かに覚えていてほしくって
それはね、まだあなたに会えない僕のように
月の闇 かすかなかぜ そう云って終わるもの
もしも 生まれ変わることが
この...【曲つきました!】 プレビュー・プレリュード
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澄み落ちる
淀み忘れるほどに
朽ち渡る呼吸
見守ろう せめて
空に触れては
不意に浮かび上がるようで
大気閉ざせば
わたしを待つ排他、深淵
水木の縁で傍観遊び
「往かない」「還る」もう飽き足りた...【コラボ】 アケルナル
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『ほんのささいな心の底を写した、二枚の青い幻灯。』
揺らいでみたり 転んでみたり
名前も分からないその経緯
泳いでみたり 浮かんでみたり
大切な返事を待ってる
跳ねてもすぐに 取り戻す地面
重力忘れるのはただ一瞬
立っている幻想 座ってる現実
出来ないなりの精一杯
ほんと些細だ 出会えたそこは...【曲募集中】 ピアサイダー
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虹の向こう側 君の背中が揺らいだ気がした
暮れなずむ夕映えをさえ
吐いた息に追い越され いつの間にかそらのはて
気の済むまで帰っていけ
形振りかまわず叫ぶ遮断機 済し崩しにされたきり
呆れるような街を映してこの目ももう黒くなった
腕に抱いた思はくも外れてそのうち消えるなら
ささやかな色片付けて三度目...【コラボ】 群青 【曲つきました!】
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君は一ツ星、僕は一人きり
惑う窓 ゆらゆらぐ。
憧れる先と座り込むワンルーム
あんな眩しい輝きと
この指の持つ熱量、36℃
届け 届くまで 容赦ない加速度
追い風撒いて いま 君に手を伸ばす
動かされたココロは止まれないの
同じ場所 魅かれるまで
君は無重力、僕は林檎の実...【応募採用】 スーパースター 【曲つきました!】
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銀河の中 切り取った
水中トンネルを行く
足音は小さくひとつ
満天 光る 魚の下
誘えなかった誰かを
思って沈んでいるの
鯨もうみへびも知らず
床を見つめてる
渇いた屋根に隠れ瞬くのは
美しくて かなしい星...【曲つけて頂きました】 プラネアリウム