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久しく聞いていなかった。だが、聞き覚えのある声の存在に、ミクは驚いた様に顔を上げた。
不安そうな面持ちをしながらも、レンはミクに駆け寄る。
だが、ミクは何も言わず、顔を俯かせる。
「ミクさん……」
「……………………」
俺が近くに駆け寄っても、ミクさんは何も言ってくれない。
俺の顔も見てくれな...巡る季節、巡る想い(6)
祭り猫
―異変は突然に、何の前触れもなく起きる物である。それは、人間関係でも変わらない。
それは、そろそろ肌寒さを感じさせる秋の頃だった…。
俺は、いつもの様にクオを連れてすっかり乾いた落ち葉が一杯の公園でミクさん達を待っていた。
けれど、その日に限ってミクさんは中々来ない……。
事前の用事や風邪などで...巡る季節、巡る想い(5)
祭り猫
それ以来、レンには週に一、二度のクオとの散歩の中に、新しくも欠かせない生活習慣ができた。
―それは、「お互いの猫を連れての公園でのミクとの談笑」。
週に一度、俺はクオを連れて、ミクさんもリンを連れて公園で会う。
クオとリンは勝手に二匹で遊んだりじゃれたりしているので、その間、飼い主の俺達は自分の猫達...巡る季節、巡る想い(4)
祭り猫
―あの日、名残惜しみながらも俺とミクさんは夕方には自分の家に、お互いの猫を連れて帰った・・・。
だがその一週間後に、すぐに俺とミクさんは会う事となる。
【一週間後。公園にて】
一週間前と同じ様に、リンを膝に乗せて公園のベンチに座るミク。
そんな彼女達に息を弾ませながら近づいてくる一人と一匹の影。
そ...巡る季節、巡る想い(3)
祭り猫
―良くも悪くも、クオのお陰で事態はどんどん進行していきました。
…俺を置いてきぼり状態にして…。
(自分の猫に負けた気分って……)
ミクを見つめたまま惚けるレン。
クオはそんな自分の主人のズボンに軽く爪を立てて、彼女達のいるベンチまで行こうと促すも、尚もレンは惚けたまま…。
「やれやれ…」と言った風...巡る季節、巡る想い(2)
祭り猫
あぁ、あぁ、あぁぁぁぁ。
どういうことなの、どういうことなのよっ…。
ワカンナイ ワカンナイ ワカンナイ よぅ…。
レンは、レンは ミクちゃんが好き?
そうなの?そうなの?
放課後の教室で独り悩み続ける乙女。
その背後に魔物が迫りつつあると、乙女は気付かなかった。
「リンちゃぁぁん」
逃げようとした...好きです、大好きです。No.2【小説】
向日葵
一体今俺の前で何が起こっているんだ
こんなこと、あっていい筈がない
【とことん】頑張れレンくん!【ヘタレン】
「ちょっと・・くっつきすぎなんじゃない?」
「ソファが狭いんだから、しょーがないデショ?」
ソファの背もたれから飛び出ているのは
時折ぴこぴこ揺れる大きな白いリボン
そしてそのすぐ隣に短髪緑...【とことん】頑張れレンくん!【ヘタレン】
ちまき
※リンレンの誕生日ということでクオリンです(おい。「クオリン←レン」なのか「レンリン←クオ」なのかよく分かりませんが、兎に角リンが愛されていればそれでいいよ! なノリのお話をミク視点で3+1本(つまりは1本がかなり短い。
亜種が苦手な方、クオが苦手な方、クオリンが苦手な方はバック推奨です。大丈夫な方...おまけ【鏡音誕生祭2009】
ミプレル