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ヒトは皆、ふと旅に出たくなるように
眠る場所を求めるものだ
と言う…
僕が週末を知った時はもう遅く、
暖かくも
寒くも無い
分からない速度で落ちていたんだ…
でも、もし“カミサマ”がいたら…
僕はこの速度の中で思う
大きな空に虹をかける...ワンダーラスト ~短編小説~
まんじゅう
少女は、テープを残して逝った。
果てる前に伝えたいことがあったのだろう。
彼は、テープレコーダーの電源ボタンを震える指で押した。
貴方は、言いました。
消えてしまうことに脅える私の耳元で、囁いてくれました。
『…みんな、死んでゆくんだ。いつ死ぬか、なんてわからない。もしかしたら3秒後かも知れないし、...ワンダーラスト
如月和音
「……嘘だ」
――唯一つ――
僕は、泣きそうな顔で呟く。
でも、悲しいほどにそれは現実で。
そう、それは―――“終末”
人が、次々と消えていく。村の真ん中にある、直径10センチくらいの、小さな穴から矢が飛び出していく。そしてそれはどんどん人に刺さっていく。
刺さった者はその痛みに叫び。
...――僕ガ、終ワッテシマウ、マエ、ニ
グーフ&ボイスレコーダー
「ねえ、歌おう?」
「『ヒト』って、ふと旅に出たくなるように眠る場所を求める、そういうものだと私は思うの」
そう君が話したのは、確か流星群の夜だったかな?
僕は、君と一緒に丘に座っている。空を見上げながら。
僕は言う。
「眠る場所、か…」
「そう」
「……でも」
僕は丘の下に広がる、...さア、一緒に歌オウ――
グーフ&ボイスレコーダー
君は云う。
「ヒトってね、ふと旅に出たくなるように 眠る場所を探すんだって。」
でもね、僕が・僕自身の"終末"を知ったときに
「此処」 はもう
何も感じない、暖かくも・冷たくも感じることの無い速さで
ゆっくりと眠る準備を始めていたんだ。
君と何一つ変わらない、もしかしたら"カミサマ"が作ったのかもし...ワンダーラストを自己満足にほじってみた。
gin@燃え尽きた
ワンダーラスト。
僕の周り。幸せそうじゃない君。
何でだろう
いつだったかな
こんなに笑わなくなったのは
いつからだろう
すっかり自分の存在が解らなくなってしまった
君は相変わらず笑わない
何で?
何が二人をそんなに変えたの?...wonder
香音さん。