タグ:亜種コラボ小説
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世間で言う夏休みがもうすぐやって来るという頃のある日。
「こんにちは!」
午後のまったりした時間に、その女の子は夏休みより早くやって来た。・・・ドアを思いっきり開けて。
「元気いいですね~、私の好みです~~♪」
「そうですねー、元気っ娘って結構萌えますからね~~♪」
明るい元気娘の開口一番の言葉に、...【亜種コラボ小説】 つんつんな髪の毛の女の子の登場とワンと犬耳は触っちゃだめ!
もごもご犬
すっきりしない曇り空。
「・・・なぁ、アカイト」
「何だ、バン?」
俺が本を読んでいると、バンが声をかけてくる。
「何で、空は曇ると思うか?」
「え・・・、それは」
当然のように答えようとしたが、最後まで言葉にならなかった。・・・そういえば、詳しくは知らないことに気づく。
「・・・何でなんだ?」
素...【番外編】 アカイトとバンの2人っきりと雲の出来方の講義をやっぱり2人っきりで 【亜種コラボ小説】
もごもご犬
しばらくして、場の空気が落ち着いたところで。
「じゃあ、恒例の自己紹介ターイムー♪」
「うわ~い♪」
いつの間にか仕切り始める、フワとムウ。
「・・・おい、何でバンじゃねーんだよ」
アカイトは少し不機嫌そうに呟く。
「いいじゃないか、アカイト。たまには、この2人が仕切っても、おもしろいじゃないか?」...【亜種コラボ小説】 ミナにゃーとにゃーさんと躾する仲と自称正義の味方といつものみんなで雨に負けない騒動を 【後編】
もごもご犬
「・・・みんながいるって、ほんとにいいよね」
ぽつりと呟かれたナエルの言葉に、
「いきなりどうしたわん?・・・なんか、改まっちゃって・・・くぅ~ん」
隣にいたワンは、きょろんとしてナエルの顔を見た。
「そうですよ。なんだか、いつものナエルさんとは違います」
モコも、心配そうにナエルを見る。
「・・・...【番外編】 許される恋とか許されない恋とかとにかくしんみりした話(ナエルの過去)【亜種コラボ小説】
もごもご犬
雨が降っている=梅雨というような時期のある日。
「暇だなー」
「そうだな」
アカイトがテーブルに、ぐったりとして言った言葉に頷くバン。
「梅雨は晴れないから嫌にゃおーん」
「そうだわん。雨は断固反対だわん」
猫代表のミンと犬代表のワンの意見が、思わぬところで一致する。
「そうですか?私は別に雨でもい...【亜種コラボ小説】 雨=梅雨といつもの顔ぶれと新しい人の片鱗だけで続きは後編で! 【前編】
もごもご犬
ある日。
駄菓子屋には、ある2人が争っていた。
「むー、これ僕の!」
「こーれーは、私のです!」
外は雨が降っていて冷たい中、駄菓子屋店内の温度は暖かかった。
「あらあら、そんなに争わなくても、ほれ、もう1つあるよ」
駄菓子屋のおばあさんは見かねたのか、かりんとうが入った袋を差し出した。
「・・・」...【亜種コラボ小説】 雨の中と駄菓子屋とかりんとうと2人は仲良くあいあい傘 【番外編】
もごもご犬
雨の音が鳴り響く音で、アカイトは目を覚ました。
「ん・・・」
「おはよう、アカイト」
片割れのバンは、もう起きていたらしい。アカイトは、
「バンって、結構早起きなんだな・・・」
と、少し目を白黒させて呟いた。
「あれ、タオルケット・・・バンか?」
「いーや、違うな」
バンは少し面白そうにタオルケット...【亜種コラボ小説】 ルワの登場と朝の雨降る時には騒動と時間は過ぎる 【後編】
もごもご犬
「こんばんは~、あれ?」
「こんばんえ~、はれ?」
現在夜。普段なら、絶対人が遊びに来るということはあり得ない時間帯。なのに、フワとムウがやって来るってどういうことだ。
「「どうぞ、ごゆっくり~~♪♪」」
俺とバンを見て、やたら楽しそうにそう言って帰ろうとした。
「なっ・・・、ちょ、待てっ!!」
俺...【亜種コラボ小説】 夜に起こったことは油断大敵で、今回は途中まで 【前半】
もごもご犬
「そういや、ミンは?」
しばらくして、アカイトは辺りを見回した。
「そういえば今日は見てないですね」
モコも首を傾げてきょろきょろ。
そんな時、
「猫音一族の踏襲にゃお~ん!!」
そう言いながら、ミンがドアを開けてやってきた。・・・後ろに、猫を2匹引き連れて。
「おお、ミン、遅かったな・・・って、・...【亜種コラボ小説】 猫音一族の踏襲とワンとやっぱり犬と猫は相性悪かった 【後半】
もごもご犬
ミンを除いて、ほぼ全員が集まっている天気のいいある日のこと。
「アカイト」
「・・・何?バン」
バンに名前を呼ばれて、振り向くアカイト。
「アカイトって、二重人格か?」
「は?」
「だって、ミンが帰り際に言ってただろ?だから」
「そんなこと言ってたかなー・・・?」
アカイトは首をかしげる。そういえば...【亜種コラボ小説】 前回の続きのような騒動とやっぱり前触れはあとからやって来る 【前編】
もごもご犬
それから、みんながそろったのは、あれから30分くらい後のことだった。
「・・・やっぱり皆そろうと、騒がしいな」
傍観組の、アカイトがぼそっと呟くと、隣(色んな意味で)にいるバンは頷いた。
「そうだな。早く、アカイトと2人っきりになりたいものだ」
「・・・戯言として受け取っとく」
アカイトはそう言いつ...【亜種コラボ小説】 ウサとピノとダッツの登場で新たな騒動をみんなで
もごもご犬
前回の、嵐のような出来事から数日後。
バンの研究所には、再びいつものような雰囲気が戻っていた。・・・いつものように。
「この頃、妙に暑いよなー」
いつもは長袖のアカイトも、最近は半袖の服を着ている。
「そうだな。っていうか、半袖じゃなくて袖無しのやつを着たらどうだ?」
そう言うバンの服装は、いつもの...【亜種コラボ小説】 いつもの雰囲気と新たな前触れと今回は途中まで 【前半】
もごもご犬
ピンポーンという音が玄関の方から聞こえて、僕は目を覚ました。
マスターかなって、思ったけどそんなことないかって思い直して、僕は玄関へ。
ガチャ、という音がして、ドアは開いた。
「・・・よぉ」
「・・・アカイトくん」
ドアの向こうには、あの時の懐かしい顔。
「・・・・いまだに髪赤いね」
僕が真っ先に言...【亜種コラボ小説・番外編】 カイトとアカイトとマスターと、幸せは探せばきっと見つかるよ
もごもご犬
<亜種コラボの登場人物一覧表>
タグに登場している亜種の名前が収まりきれなかったため、ここに書いておきます!
アカイト 科音バン 羊音モコ 天音フワ 朱音レト 男歌ジミ 彩音シキ 簿音ミドリ グルト 猫音ミン 遥音マニ 最音マツキ 恋歌ナエル 吠音ワン 牛音ムウ 遊音リア 遊音ラク 氷音ピノ 氷音ダ...【大世帯】 亜種コラボ小説に出ている人の名前一覧表みたいなもの その1 【亜種】
もごもご犬
「・・・それで、名前は?」
珍しくレトが二人の新参者に訊ねる。
「あっ、私ですか?私は、遊音リアです。遊音は、あそびねと読みます。それで、リアはリアルのリアです。よろしくお願いしますねー」
全体的におしとやかな雰囲気で、にっこりと笑うリアという女の子。
「俺は、遊音ラク。遊音は姉と一緒で、あそびねと...【コラボ】 新たな姉弟登場と嵐のような恋愛模様を2人であとはいつもの騒動をみんなで 【亜種】
もごもご犬
「・・・あっ」
雲が漂う空の下を早足で歩きながら、アカイトは携帯を忘れたことに気づいた。
「やっべー・・・。まだバンに遊びに行くこと言ってねえしなー」
どうしようかなと、アカイトは何の気もなしに辺りを見回した。
すると、
「どうしましたか~?」
と、のんびりした口調で牛の擬人化したような女の子が声を...【コラボ】 牛みたいな少女の登場と嵐が起こる前の静けさを途中まで 【亜種】
もごもご犬
青空が広がって、思わず笑み零れるある日。
「・・・っ」
「・・・ん?」
アカイトに迫ろうとしていたバンは、最近買った携帯が鳴って、
「・・・」
携帯を開き、しばらくじっとみつめた後、
「・・・・・もしもし、バンだ。今、すっごくいいところだったんだぞ、マニ」
と、電話をかけてきた相手に不満の声を上げる...【コラボ】 恋路娘と犬少女の登場とやっぱりみんなでいつもの日常騒動を 【亜種】
もごもご犬
雨ばかり降っている日が続くある日のこと。
「この頃、妙に雨が続くけど、なんかやだなー」
アカイトは退屈そうに呟く。
「なんでだ?」
バンは首を傾げる。
「だってさぁ・・・みんなも遊びに来ないし」
アカイトの言葉に、
「・・・アカイトは、私といるのが嫌なのか?」
少し拗ねたように言うバン。
「いっ、い...【コラボ】 よく睡眠しない男の子の登場とやっぱり騒動が一番! 【亜種】
もごもご犬
春の匂いが漂う、溶けてしまいそうな陽気のある日。
「・・・なんか俺のマスターに好きな人ができたって、カイトの奴が騒いでたけど、あれって本当なのか?」
「それは良かったじゃないか、アカイト」
アカイトの独り言めいた言葉に、バンは返事する。
「マスターも、好きな人が出来て、一石二鳥じゃないか」
「・・・...【コラボ】 ゴシック系少女の登場&嫉妬って何それ?な騒動の毎日をみんなで 【亜種】
もごもご犬
「はう、この卵焼き、すっごくおいしいです~♪」
幸せそうに、とろけた顔になるフワ。
「その卵焼きは、マスターの得意料理なんですよ」
そう言って、自分も卵焼きを食べるジミ。
「うーん、この甘さ加減が、卵と相性ばつぐんなんですよ」
「確かに、これはおいしいな。・・・あれ」
アカイトは、異変を感じたのか、...【コラボ】 シキとミドリの登場と料理といつもの時間をみんなで【後編】
もごもご犬
午後の日差しが振り注ぐ、あったかいある日。
バンの研究所には、まだアカイトとバンの2人しかいなかった。
「今日も、みんな来るかな」
少し不安げな切なそうな表情で呟かれたアカイトの言葉に、
「来るんじゃないのか?・・・いつものように」
「・・・そうだな」
バンの無愛想な、でも優しい言葉に、アカイトは嬉...【コラボ】 シキとミドリの登場と料理といつもの時間をみんなで【前編】
もごもご犬
注意書きみたいなもの↓
この先は、びーえるやらなんやら趣味的なものを含んでいます。
それでもいいよという方のみ、お読み下さい♪...【注意!】 アカイトとバンの2人っきりの巻 【亜種】 【コラボ】 【番外編】
もごもご犬
「おっ・・・・」
アカイトとバンが外でデート(←お出かけとも言う)していると、最近出会った女の子がショーウィンドウに、貼り付くように佇んでいるのを発見したので、声をかけてみるアカイト。
「よぉ!ジミちゃん、こんなとこで何してんだ?・・・・・・・」
ジミの視線の先にある物を見て、アカイトは黙りこくった...【コラボ】 ジミちゃんに会うの巻 【亜種】 【番外編】
もごもご犬
ある日の昼下がり。
いつものメンバーは、いつもにように集まっていた。・・・待ち合わせなど全くせずに。
「今日は・・・眠いですねぇ」
そう言って、ふわぁと欠伸をするフワを、グルトは見つめる。そんなグルトに、
「何見てるにゃん」
と飛び蹴りを食らわすミン。
「いっ、いてぇよっ、なにすんだミンっ!」
「知...【コラボ】えいぷりるふーるとテトとレトとレギュラーめんばーと淡い恋愛模様の暴走と【亜種】
もごもご犬
「晴れているのかいまいち分かりにくいな、バン?」
ある日、アカイトはいつものようにバンの研究所に遊びに来ていた。
「そうだな。この頃の天気は気まぐれで、この法則を解き明かすのも楽しいかもな、愛するアカイトよ」
この研究所の主であるバンは、新聞から目を離して横にいるアカイトを見つめながら言った。
「・...【コラボ】濃いすぎる2人と薄すぎる1人の新たな登場と修羅場になりつつもやっぱり大騒ぎな日々【亜種】
もごもご犬
風も吹き荒れ、それにつられて雨も降り荒れるという最悪な天気模様のある日。
科音バンの研究所では、バンはもちろんのこと友達(バンいわく、恋人?)のアカイト、それと少し前から研究所に遊びに来るようになったモコと、アカイトに言わせれば、性悪猫のミンの4人が約束も交わさずに、集まっていた。
そして、今日も暇...【コラボ】天音 フワとグルトの参上といつもながらの会話とやっぱりどたばたと少しの恋愛と【亜種】
もごもご犬
前回から約3日が経過したある日。
「よぉ、・・・元気してたか?」
アカイトが少し照れながらバンの研究所を訪れたが・・・。
「・・・!!!?」
ドアを開ければそこには・・・、
「お、お前何して・・・!?」
「いや違うんだこれは・・・」
「にゃおぉぉぉぉぉぉん!!」
「飛びかかるなああああああああああ!...【コラボ】 アカイトと科音バンと猫音ミンと羊音モコとどたばた日常 【亜種】
もごもご犬
ある日、アカイトはまたバンの研究室に来た。・・・本人も何故ここへ来てしまったのか首を傾げながら。
「おや、アカイトじゃないか。どうした?前回はあんなにツンツンしてた君がまたここへ来てくれるなんてな。もしや私が昨日君の名前を10000回ノートに書いたおかげか?やっぱり私は天才だからな!」
「おま・・・...【コラボ】 科音バンとアカイトと羊音モコと羊と代理とロリコンとやっぱりボケとツッコミと 【亜種】
もごもご犬
私は科音バン。科音はシナネでバンはそのままバンと読む。
こうみえても私は天才的科学者だ。なかなか周囲には分かってもらえず白い眼で私を見るが、科学者は常に孤独がつきものだ。私は一切気にしてはいない。・・・断じてだ。
そんな私をボケだのKYだの超KYだの言うやつらもいるが、断じてそんなことはない。・・・...【コラボ】 科音バンとアカイトと実験と作戦と会話とボケとツッコミと 【亜種】
もごもご犬
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