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誰でも一度 泣くのかな
風吹く街で 一人きり
会いたい人に会えなくて
帰りの道も見えなくて
何にも言わずに 鳥たちは
大空高く飛んでゆく
誰でも一度 泣くのかな
雨降る街で 一人きり
優しい人になりたくて
今より強くなりたくて...誰でも一度
くる
また季節を塗り替え
気持ちを追い越した
風は時の中を
優雅に泳いでる
消せないアドレス
立ち止まる
二人作りかけた
夢はいつか途切れ
胸の中に そのままに
残ってるから...二人で見たもの
くる
雨音響くよ 日曜
誰にも会えない 雨降り
レモン色の傘さして歩こう
水たまりを越え 誰かに会いに
公園通りの花たち
静かにしている 雨降り
レモン色の傘くるくる回す
「買ってもらったの」
猫がくるり振り向くレモン色の傘
くる
君が街を離れて
心いつか はぐれて
予想してたストーリー
負けたようで悔しい
洗濯物の山の
上で 猫が見つめる
君はどこにいるのと
歩くたびにふさがる
一人で観る映画は
なんだか少し泣ける...雨と猫と......
くる
どこかへ行きたい
君となら
甘くて 苦くて
きりがない
ビー玉みたいな
この世界
覗いてみたいな
夢の果て
どこかへ行きたい
君だけさ...どこかへ行きたい
くる
思いきり 泣いて
とことん落ち込む
新しい光を
注ぐ 準備
空のように 花のように
びしょ濡れの次の日は
もっと輝く
涙のパワー
手のひらの中で
壊れてゆくけど...涙のパワー
くる
カーテン開いたら
眩しい陽を浴びて
お庭に水をまき
洗濯を干しましょう
新装開店の
かわいい雑貨屋に
行ってもみたいけど
映画が先だよね
でもまだ… あとまだ…
もう少しだけ...休日
くる
争わずに 分かち合う
そんなに難しいの
土地や富を振りかざす
そんなに誇らしいの
まだ言葉も持たない子の
命までも奪われる
あなたの祈りが
最後の砦に
心の乾きを
抉(えぐ)り出して...最後の砦
くる
永遠(とわ)に続くような
夢物語だった
お揃いの翼を
並べて 広げてた
トンネルくぐったら
見たことない色だった
よこしまな想いさえ
芽生えた気がした あの夏に
下手な水彩画のよう
滲んだ街並み...ユートピア
くる
夢から覚めて
あなたに触れていた
このまま ずっと
眠っていたい
時に埋もれて
優しく波打つ鼓動(おと)
胸のプリズム
都会(まち)の喧騒に
弾かれるまま
きっと瞬く間の光...Prism
くる
飛行機の真似してた
あの子どこの子だろう
そんな不思議 あの頃
思ったことなかった
夏になると 田舎が
やけに恋しくて
縁側では花火を
変わらないものもあるね
夜空見上げていたら
海の底にいるよう...夏に帰る
くる
花束抱えて
春がもうすぐ
あなたのもとへと
やって来るから
彼のことを
想っても
悲しいけれど
変わらない
あなたの笑顔
取り戻して...花束
くる
北へ南へと
西へ東へと
ある日ふらり現れる
流れ者さ
人は羨むけど
誰もしたがらない
少しばかりを稼いで
旅を続けるよ
沈む夕色が
海にとろけてく...流れ者
くる
心のなか 大群の
雲ばかり過ぎていく
小さなキズ広げては
ため息をついている
転ぶことが怖くなって
大切ほど逃げていたよ
La La まぶしい空は
La La 気持ち次第さ
La La 夢を見なくちゃ
La La もったいないね...La La
くる
疑いもなく
朝日は昇る
ネズミのように
あくせく生きて
結果が全てのこの世の中
右へとならえ
前へとならえ
風向き次第の枯れ草
愛を歌ってる
夢を歌ってる...ギター少年
くる
壊れたカケラも
叶わなかった 夢も
間違いじゃない
この想い
くしゃくしゃのままで
ポケットにつめた
さよなら きらきら
飛ばしてやる
ah 誰より君に
恋してたよ...さよなら きらきら
くる
高架をくぐり抜け
小さなあのお店
買い物して帰る
いつもの風景
二駅 乗り継いで
揺られて見てた 夕焼けが
家路を照らしている
明日も頑張る
優しくなでる風
わけもなく寂しい...明日も頑張る
くる
ほんとは何も分かっていない
守るために壊した光
時の砂に必死で隠し
気にもしないフリを重ねて
夕陽が刺さる
道の外れ 古びた夢も
泥にまみれ 凍える猫も
生きるために鳴らし続ける
誰でも結局一人さ
君に宛てる手紙は 今日も...光とハチミツ
くる
空が青をなくしたから
泣き続けているんだ
濡れた道を走る車
街は静まりかえる
傘の花はいろんな色
だけど青はいないの
鳥が木の葉揺らしてみた
だけど落ちてこないよ
空が青をなくした朝
だけどみんな知ってる...空が青をなくした朝
くる
あなたと過ごした日は
私の宝物
背中をほんの少し
押してる 風のよう
流れゆく 季節に
明日を探さないで
前を向く その瞳
光はあふれている
想うだけで 心
守ってくれる 強さ...あなたと
くる
震える肩に
雪が舞い散る
積み重なった
白い花束
コンビニで たむろして
騒いでは叱られた
あなたには わざとだよ
何度でも叱られた
教科書の上
寝たふりしても...雪よりも白い花束
くる
一つの星に
抱(いだ)かれて 今
小さな宇宙
目を覚ます
大地の風に
吹かれた時に
握り直すの
その愛を
幾億年
辿り着けず...STORY
くる
たしか今日見た星占いでは
強気が鍵になると......
仕事も手につかないほど
君ばかりを見てる
名前を呼ぶその声
パソコン越しの瞳
それはもう奇跡です
恋をわずらうかも
念願かなって 君とデートに
そんなこともありえる...キミワズライ
くる
大きな期待は
もうしないけど
ほどよく 照らして
アマテラス
やらなきゃいけない
ことばかりで
一日終わって
カラスも鳴くわ
人間関係
方程式は...ピタゴラス
くる
明日がどんなに
風の中で
確かなものなど
見えなくても
不安な夜を越えて
一人じゃない
握ったこぶしが
泣きたくても
息を切らし走ってゆく
時に疑い...明日がどんなに
くる
季節をまた越えてきたの
木々は小さな実をつけてる
失くしものも 流れものも
時の風吹くままに委ね
今がある
ここにいる
それは こんなにも
素敵なこと
分かれ道の 曲がり角で
いともたやすく切れた縁も...素敵なこと
くる
雨音が静かすぎて
想いが溢れそう
窓ガラスに映る瞳だけが
怖いほどに素直になる二人
もう二度と失くさないで
大事な人でしょう
君があの日言いかけた言葉を
胸の中に漂わせたままで
どうしてまた出逢ったの
触れた頬のふくらみ...マリオネット
くる
屋根にするりと登り
しっぽで誘う
あなたは振り向き
のどを鳴らすの
白く輝く
毛並みがきれいだね
月夜は 二匹のため
とてもロマンチックねランデブー
くる
煌めく星は
あまたの祈り
静かに流れ
転がる 命
一粒の雨
降りしきる夜
生まれなかった
愛たちのうた
月夜の空に
浮かんだ舟に乗り...一粒の雨
くる
光る涙 木々は芽吹く
風を集めて春の空
新しい扉を
開く時さ
あなたの声だけ 今
聞こえてる
出会いも
別れも
遥かなる
道なか...春の空
くる