タグ「IA」のついた投稿作品一覧(21)
-
誰かと比べるべきじゃないって
自分でも分かっているのに
意味のない自問自答を繰り返す
なあ 僕はここに居ていいのか
ねえ 僕は生きていていいのか
家でいる疎外感
劣等感を持つと辛いなって
孤独に自分を慰める
きっと ここにいるべきでは無いと
口に出せば楽になるか?...自裁
-
朝日が昇って
町を駆け抜けて
君がいなくなった場所を探す
何も見当たらなくても
諦めちゃいけない
ほんの小さな喧嘩で
二人は離れ離れに
まだ何も伝えられていないのに
大切なものを大切だって
そう言えたらいいのに...Dearest
-
繊細な夢が終わりを迎える
悲しさも遠くに消えていく
いくつもの夜を数えて
君をここで待っている
この先も共に生きていける
なんて思ってみたり
悲しい涙は流れていくもの
痛みのその先には
遥かな温かさが待っている
壮大な夢が終わりに向かう...夢の終わりに
-
生きてることに嫌気がさして
死んでしまいそうになったとしても
君のその声を僕に聞かせて
できるなら受け答えしたいから
だから どうか いかないで
この先に光は待ってないから
だから どうか いかないで
君の苦しみを少しでも解りたいから
生きてることに嫌気がさして
傷をつけそうになったとしても...いかないで
-
温かさを求めただけで
誰かに疎まれる
「生まれなければよかった」って
心に浮かんだ
消えてしまったんだ
音も立てずに
灯火の中へ
希望を抱いていった
辛い傷があるなら
せめて生きれたのか...live here
-
幸せってなんだ 君が僕を問うから
「昨日までがそうだった」って答えたよ
苦しみを半分こ
できないような痛みだけが
僕の胸に大きな穴を開けて
消えない傷になったよ
才能だとかお金だとか
そんなもんじゃ解決しない
ものだったんだよ
幸せってなんだ 君が僕を問うから...春雨
-
覚めない夢をずっと見ていたい
大人にならずに生きていきたい
思えば、子供の頃は将来に何か期待を寄せていた
でも、気がつけば それが間違いだって思えた
才能もなくて歩くことが下手くそで
夕暮れが来れば胸が痛くなる
夜になれば何故か消えたくなる
そんな世界で生きてる事が当たり前なんだって
そう言われたっ...希死念慮
-
今日も僕は怒られたよ
周りよりも遅かったから
比べた誰かと同じになりたい
歩き方は昔から知っていたけど
走ることは苦手だった
真っ直ぐ走れないから
だけどみんなは駆けていく
僕を置いてけぼりで
そうだ 僕はきっと普通になれない
その当たり前は難しいみたい...普通になりたい
-
8月の真ん中辺り
それは誰かを弔う日
見失った 言葉の数が
消え失せることも無く 此処にあるみたい
生きることも死んでいくことも
自分にとってはただの事で
周りがどうかなんて分からなかった
後悔はきっと無駄だ
今日は無くなってしまえ
不幸の隣で...弔い人
-
今日僕は死んだみたいだ
意外に呆気なくて、短い人生だったって思える
少し感傷的になれるなら泣きたい気分だよ
なんで僕なんだって心でずっと問答してみても答えは返って来ない
のうのうと生きる罪まみれの人間が居て
普通に人生を生きてる僕がいる
なんでその中で僕が選ばれたんだろ?
ねぇ、教えてよ神様
そり...生きたりなかった
-
大きな水の中に沈んだ海底都市
風も光も届かない場所に残されて
母なるこの中でやがて朽ちていく
泡沫も知らずに深い所にいる
真っ暗で見える陽もなくて
暗がりが好きなもの達と戯れて
水底の誰も知らない
歴史に記されない物語
愛した人も愛された人も
ここに残ったまま声は届かなくて...海の呼び声
-
あなたになれたならさ
何かが変わるのかな
意味をなく生きる日々の
すべてが夢だったら
空が青くて 夜を抱いて
夢にそっと落ちていった
瞼が覚めたならさ
心も分かるのかな
意味もなく街の中で
すべてを変えたかった...空が青くて
-
夕暮れ 蝉の声が空に
いっぱい響いて耳を塞いだ
何処かで笑う子どもの声が
耳鳴りのように流れた
寂しく佇んでる僕の
視界が歪んで
この世界を逆さまに
立ち止まる その汚れた背中は
背負うものに負けそうに震えている
笑われていた その夢の跡が今...ガラクタ
-
逝きたいよ
僕だって苦しいんだよ
死にたいって言葉は口癖なんかじゃない
逃げたいな ここから この世界から
苦しまずに楽に逝けるのなら
僕は選ぶだろ
朝起きるのが億劫で
明日が来ることに嫌気がさしてる
眠るように寿命終えたいって
僕の中の誰かが言った...逝きたいな
-
間違っていたのは君の方で
正しかったのは僕の方なの…
千切れそうな心に見えてる想いは
誰かのせいにして大きなっていく
いつもの温もりは痛みを癒して
何も変わらない日々を過ごす
数えきれない嘘をついて
困った顔で僕のために
君が笑うことを喜んでた
幸せな色を塗りつぶすように...気づくまで
-
雨に降られた影は
一人一人変わらない
水玉模様の傘
いくつもの足跡 不自然に揃って
泣いてたのは誰なの
干上がった世間の脇に
平伏したカエルは
「明日が来なければいいな」って心を殺めて
悔いた記憶に捨てた
あの場所は遠い夢に溶けて...雨過
-
快速で走っていく
平坦な光線銃
乖離する 世界と
後悔ばかりの毎日
止まってしまえばいいやって
希望なんてないや
未体験してみたいな
再点火のライター
幸福はイノセンス
最低で最高なまだ見ぬ未来へ...回目
-
今日も声が聞こえるだけ
耳ばかり良くなってしまった
君の顔も周りの景色も、ずっと過去を行くだけ
「愛してる」なんて君の顔がわからない
どんな表情で言っているの、誰と今そこにいるの
崩れていった 目を開けようとしても
開いたかどうか分からないんだ
見えないふりはしていないよ
ただ、涙も溢れないんだ
い...裏側
-
庭の紫陽花が雨に濡れて光を散らす
今年の梅雨の季節は いつもより多く降ってる
季節ばかりが流れていく
僕は置いてけぼりのまま
雨に降られてた 僕らは
生きてる意味をいつも探してる
頬に流れた雨が いつもの日々を思いださせる
今は ただ暑苦しく 身体を震わせる
夢ばかり語っていたら もう...雨夢
-
子供の時に描いた夢を覚えてる?
作文に書いたり
タイムカプセルに埋めたり
忘れてはいけない大きな夢だった
私は今 青空を描いている
真っ白なキャンパス 一面に
抱いたことのない大きなものを
大人に成れば昔のことを忘れて
焦りを覚えたり
あの夢に生きることを...夢
-
肌を撫でる優しさが
夏の終わりを告る
少し肌寒くて 寂しくて
わたし以外 誰もいないみたい
空もワイン色に染まり
もう少しで夜がくる
夏の終わりが来て
また季節を繰り返す
ひぐらしの鳴き声が 涙を誘う
ねぇ、いくつもの思い出...晩歌