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A1
白のシャツは正直者 腹はどす黒
白々しく“存じません”嘘を重ねて
B1
僕らの未来 量り売りして
求める麻薬 優越の味
神様気取り 支配の甘美 欲は果てなく
C1
落としてしまえ こんな空など
素知らぬ顔被る 暗い暗い雨雲...日出国
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夕霧通り 今夜は雨 滲む街明かり
花籠を腕に提げ おひとついかが?
夜の窓辺に 愛の歌に 花は付き物よ
演劇のお供にも おひとつどうぞ
頬紅を差したような赤いバラ指差して
はにかむ貴方のこと いつの間にだか落ちた恋
いつの日か咲かせたい 名も知らぬ貴方
今はまだ密やかに 胸に仕舞う甘いときめき
夕霧...バラ色想い
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編み上げの黒い革靴 踏み鳴らすのは煉瓦で建て替えられた街
並んだガス灯横目に 時計塔の下目指す
待ち合わせた四丁目まで あと少し
待ちに待ったこの日の為に お粧(めか)ししたの
ハイカラな柄の着物に 髪はマーガレット結び お気に召したら良いけれど
待ち合わせた四丁目まで あと少し
髪を切った貴方に会...四丁目ランデヴー
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降り落ちる砂雪(さゆき)は 足早な夜の知らせ
寒空 重く背にしづる
吹き付ける空風(からかぜ) 前を見る覚悟もなく
怯えるばかりの恋でした
俯き加減に暗がりを歩く 伸びた影の黒さを誤魔化すため
前髪の分厚さは 人を拒む 心に築いた壁の厚さ
こびり付き動かない足 もういいやと諦めてた
軽く乗り越え 絡...冬来たりなば
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肌寒い風 早い黄昏
枯れ葉が転ぶ からからと
手を伸ばしては 行方なくして
繋ぐ勇気が足りず
振り放けば 木立のトンネル
空色 葉の色 同じね
振り向いた顔に 足止める
紅葉が ひらり舞う
燃えるよ(う)な 赤色の 映る瞳
細めて すき、と 微笑んだ...恋染紅葉
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罅割れ吐息は 昼暈す硝子
日々運ぶ言葉 灰鈍に着飾って
這い縋る夜空 西風へ想い乗せ
鈍に光る雨に背をうたれ 項垂れた路肩
忘れ草の蕾 食べたなら 悲しみごと飲み込んで
忘れられるの? 忘れていいの? 穴は暗く手招きする
きえた街と 置き捨てた心
日々増える愛は 宛ても無く彷徨って
果て探す旅へ 陽...鈍色の雨
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行きずりの街角 飲みかけのPina Colada
吐息触れてマチガイ 秘めやかに繁る
窓に視線絡める 男と女は手を取り
黒ずんだ夜風に その身を投げた
溺れましょ 泡沫に
過去など無いことにして
真赤なアザレアの花
踏み躙って 恋焦がれて 燃え尽きるとしても
本当に欲しいものは 他の誰かへのlove...Fall in G 10’s
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大気澄んで 雪晴れ鮮やか
見上げるほど 深く染まる空
小さな手が 握り締めるのは
ひゅるり揺れている未来の糸
左 右へ 吹かれよろけて
風は重く 手放せもせず
昇れ 昇れ 青の彼方へ
上れ 上れよ 空押し上げて
流れ 流れ 影の青さよ
遠く夢へ輝く轍となれ...夢凧
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君が例えば 夜空の彼方の 名も無き星に生まれ
スノードロップを 望遠レンズを 知らないままに眠ったなら
恋の始め方 希望と 不安と 終わり方
オリオンの見つけ方 孤独も知らずにいたのに
Good-bye, could be so. 行き止まり
背中になぞる“愛”の字 消して
杭を打ちましょう 星座に...Betelgeuse