タグ「鏡音リン」のついた投稿作品一覧(6)
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v.v.
雑多な夢を詰め込んだ此処は小さな箱庭
なにがなんだか理解らないまま売り飛ばされていく
これは一体何なんですか それは首の無いぬいぐるみ
それが何の役に立つのか お前らがそれを言うのか
例えばそうこの音楽ですが薬どころか毒にしかならず
貴方がたの健全な生育に影響もありますがあしからず
解っち...v.v.
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さあ踏み出せ 君の手引いて真っ白い靴で
僕の目 君とて
もはや真っ直ぐに見られないだろう
それでいいから隣で左足をアンドゥトロワ
宙を舞う君の手を僕の手が離さないように
飛び散る飛沫 二人キラリふわりと映すように
ああ、それはそう
狂いそうに暑い夏の仕業
白鳥座 先に見つけようと目を凝らしてさ
鈴の...舞姫
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気が付いたら夏はすぐそこにいた
大人になりたかった僕ら とっくにオトナではあった
誰も傷つかない夏を生きたかった
カーテンも閉め切った 正しすぎる陽から逃げるように
耳鳴りがやまないでいる あの浜が僕らを待っている
白い夏の黒い部屋で君だけが白く光っていた
どれだけ青くなろうとも赤が鋭く走ろうとも ...海鳴りと月
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赤い太陽ギラギラと全て照らしてしまうから
こんな僕の黒い影が浮かび上がる そんな夏
青い空はどこまでも中身のない優しさで
空回る車輪の音も声をあげた僕のことも風に流していく
夏の日に水鉄砲 撃ち落とそうとしてたのは
つまらないオトナになった自分自身
見上げていたひまわりの花 いつか追い抜いてより遠く...夏の日
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窓を開けて飛び出した はだしのまま
青草の薫る丘目指し 流れ星を捕まえに
夜風に揺れるフリルのスカート
幸せの欠片の降る夜に
走るよあなたのもとへ
髪はボサボサだけど許してね
乗せてよ銀河鉄道
この想いが切符でしょう
廻る先にあるから いつも見える
北極星だけ目指し 流されず迷わずに...銀河鉄道
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消えていった君のこと 君は覚えてもいないだろう
大きな宇宙の中で 君は 気づいてもいないだろう
幼い頃見た現実 誰も知らなかった怒り
笑った鏡の向こう側 握りしめた手の温もりも
ただ浮かぶような重力を 指先で掻き分け泳ぐ
数え切れないほどの輝きの先は今も光ってるの?
消えていった君のこと 君は覚えて...アイソトープ