hirunekoの投稿作品一覧
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九月の夜の鯨(オケ)
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肺の中に沈んだ言葉を拾い上げてみた
揺れる 揺れる こんな日には
空の器に水を張って
眠らぬ鯨は音を立てて
夜の淵を渡るから
何も言わずただ祈っている
深い夜が明けてくのを
空っぽのまま夜が明けて
僕は簡単に今日をやりすごしていた
逃げる 逃げる 夜の果てへ...九月の夜の鯨
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八月は閃光花火(オケ)
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その夏は閃光のように
パッと光って終わってしまう
その日の予報は外れで
屋台の灯りがきれいだった
君を待つ午後六時過ぎのこと
突然の夕立で
金魚掬いの水面がきらきらと弾ける
君が背負った夏の夜空に
鮮やかな菫が咲いている
もしも私がはぐれちゃっても...八月は閃光花火
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七月事件(オケ)
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七月の始まりはなんてことない Sunday
テストだって終わったし やることないな
一羽の鴉が飛んでいった 爽やかな日差しが
高い空から手を伸ばす
梅雨が明け気分は上昇
今週は快晴でハジける晴れ男
憂鬱は露と消えたけど おかしいな
まさかの rainy rainy days
How done it?...七月事件
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雨の降る朝もくだらない夜も
この部屋の中じゃ何も変わらない セイム デイ
ステイ・アウト 醒めよ
虹も透明な橋を渡ってくる
ハワ ザ レイニーデイ? 前線は上昇
不安定情緒
六月の雨は長いから嫌い 嫌い
あっという間に去って 夏が来るのを待ってる
昨日より長い七月の足音がなんてことなく消えて
さよな...六月の雨は嫌い
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六月の雨は嫌い(オケ)
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寝起きで溶けた頭の中で
曖昧な記憶を辿って知った
五月の不定休は有り難みなんてなくて
朝から晩まで泥みたいに眠った
誰も知らない午前二時
視界の端泳ぐ魚が
僕を見て嗤った
君が手放した明日も変わらない今日も
僕には色のないモノに見える
君が零した言葉も憂鬱なことも...五月の赤い魚(歌詞)
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五月の赤い魚(オケ)