レディック

これから始まる新しい世界
朝陽が僕を呼んでいる
都会の朝は意外と静かで
子猫があくびをしている
「やりたいことは全力でやれ！」と
親からそう言われてきた
小さい頃から音楽好きで
ギターを弾きながら歌う
いつかは武道館とか
行ってみたいな…...

「ねえ君、何か弾いてみて！」
突然彼が言い
楽譜の文字に『メヌエット』
指走らせた
彼の心のドア
開いてみたけれど
あんまり　ドキドキ
しなかったみたい…
御茶ノ水で見たキーボード
特に買う予定はなかったけど...

最近良いことがなくて　思い悩んでいた
自分が歩んできた道は　正しかったのかな？
仕事をひと休み　海岸沿い
眺めのいい　ベンチで一人　心を落ちつかせた
まっすぐに飛ぶ渡り鳥
どこから来て　どこへ向かう？
大空に翼広げ　自由に舞う
明るい日も　暗い日も
不安に苛（さいな）まれることなんてない
自信持って...

「なんてわたしは弱いんだろう…」
トボトボ歩きながら溜息
視線は地面に落ち
世界から見捨てられたよう
あの人みたいに強く
あの人みたいに笑顔で
限られた生命（いのち）を
精一杯生きてみたい
Ah　前を向いて
トンネルの出口を探そう...

たとえば　道ばたで見つけた
札束を拾ったならば
僕は警察に行くのか？
それかカバンにしまうのか？
いいことない日々
神様にフラれて
僕の人生はなぜ
負のスパイラルなのか？
でも下を向いて
歩いていたら　ほら...

物が消えて　寂しくなった
私の部屋
過去の自分とはサヨウナラ
「じゃあね…」
それは突然だったの
飲み会の席　一目惚れした彼
目立たない私なのに
頭に手置き　包み込んでくれた
今まで　恋を
経験して来なかった...

いざ行け！
前例のない世界へ
君が目指すのは
そこなんだろ？
ドア開けるのはいつだって
勇気がいるもの
この先に待っているのは
闇（やみ）かもしれない
真夏では
太陽が照りつける...

【イントロ】
君のことを想うと体温が
ぐんぐん上昇してしまう
これは危ない恋の病（やまい）だ
もう止められない
「大好き！」
【１番】
それはまるで物理で習った
ぴったり波長が合った感じ
偶然つけてたテレビのチャンネル...

（１番）
「今まで何人と付き合ったの？」と
当たり前のように聞く友
「付き合ったことないよ」と答えると
「信じられない」と驚かれた
でも気になっている
優しいあの男の子
誰とでも仲良くて
ちょっと嫉妬しちゃうわ
ホームで電車を待っていると...

（１番）
俺はいつの時から
こんな体に
不摂生がたたって
乱れた生活
こないだの健康診断
評価はEランク
10年前の体
取り戻したいの
目指すはBMI...

（サビ）
白い猫が腹を見せ眠る
（１番）
ちょっと休憩をしようと
外に出て気づく
近頃肌寒くて
もう秋なんだ
「衣替えしなきゃ」
コンビニで缶コーヒーと
おにぎり2つ...

【１番】
穏やかな風が流れる春の日に
新しい転校生がやってきた
これから親友となる未来なんて思わず
訛った彼の言葉を聞いていた
テストをすれば成績が優秀で
運動神経もクラスで一番
全てにおいて「天才」の彼に対し嫉妬
僕はあまり関わりたくない
そんな彼と帰り道同じルート...

【1番】
あなたと過ごす毎日が幸せなのよ
晴れの日も雨の日も雪の日も
喧嘩ひとつしたことないのが自慢よね
私たちの絆が深くなる
あなたと出会ったことが奇跡
この世でたった一つの愛
狭くて古いアパートだけど
まだ裕福とはいかないけれど
顔を合わせてコーヒー飲むときが...

【1番】
彼が生まれた　その星は
自由を愛す　星だった
視野が広くて　アクティブで
色んなことに　興味あり
付き合ったら　分かってきたの
一人占めと　束縛すると逃げられる
サジタリアスボーイ　破天荒者
本当に私を　愛してるの？
サジタリアスボーイ　意外とモテる...

【1番】
休日の朝6時
いつもより早起き
目覚ましなくても起きれるの
ドキドキとワクワクが
交差する朝もや
この日を待ちこがれてきたのよ
私にも現れた　タイプの彼
思い切って告白　一目惚れよ
初恋のオアシス　初デートどこへ行く？...

【1番】
寒い　寒い　雪の降る街（まち）
傘をさしてバスを待ってた
白い　白い　息を吐いて
かじかんだ手が赤く染まる
子どもの頃は　私の周り
たくさんの人がいた
成長して　大人になった
これからは自分で歩く
顔上げれば　スノーシャワー...