紲亜

まるであの日の別れを
再現した冬の空
淡雪が寂しさ纏う
見慣れている“この場所”
ほんの短い言葉が
胸を強く締め付けて
込み上げる思いが全て
喉で詰まり言えない
ぼやける視界から　指で契る遠い約束
あと少し、もう少し　いかないで欲しいから...

散らかっていたこの部屋で
つかまれた首をなでては
残された風車を握りしめ
何もないこの部屋に立っていた
動き出すそれの
回ってる姿は
溺れはまり　悩みの渦に
のまれる僕だ
「僕を連れ去って！」　必死に叫んでいた
戻らぬ風に　伸ばす手は空（むな）しく...

閉めきられた部屋の中
動かない風車を見て
「動けよ」とつぶやきながら
焦ってる僕がそこにいた
動かないそれは
前に行く事も
後ろ見る事さえも
できない僕に似ていた
突然吹いた　強風が視界を
邪魔しにきては　僕の首をつかむ...

一番星が　輝く頃巡る
貴方と踊る　秘密の夜　森のフロア
差しのべられた　貴方の手に添えて
今宵も一緒に　オルゴールでロンドを
踊りましょう　白いネグリジェ（ドレス）　この身纏い　月の下で
貴方からの　オルゴール響かせて
踊りましょう　手を取り合って
影はいつか　戻らない影を追う
記憶を追った　一人の...

砂の海に一人きり　絶えず島で待ち続け
遥か先の地平線を　見つめている少女
真夏時の昼の風　真冬時の夜の風
運ばれていく砂の中　静かに待つ少女
季節など知らずに　時間さえ忘れて
方角も失い　ただ彷徨う様に進む
星屑達を散りばめた　星絵巻を空へと
共に浮かんだ月は　砂漠を照らし出す
星絵巻だけを頼りに　...

行き交う人ごみ流れ　瞳をそっと閉じ
見えない鎖を辿って　瞳をそっと開けた
錆び付いた鍵で閉めては　箱の中閉じ込めて
いつかの最後の記憶を　握りしめ進みだす
夢の中で手を繋ぐのは　自分の手
鎖で繋がれたこの手　離す事などできなくて
繋がる体だけの　存在理由
ずっと分け合っては　繰り返す
見え隠れする記...

一時の夜のブラックステージ
黒を纏って歌いましょう
２人で創った夢の舞台へ
今宵も誘いあってさ
数秒閉じた目を開ければ
ほら　そこは黒の世界
言葉奏で　リズム刻み
歌えや歌え　満足いくまで
綺麗な花のような言葉を並べて偽ったり
着飾らなくたっていいだろ？　そのままで...

私の色はどの色？
自分に問うてみては
色探しの旅に旅立つ
自分の色を探す為に
行く先々の景色の
色に染まってみては
「どの色が私の色なの？」
わからず次を探す
この世界は喜劇の舞台と
同じように激しく移り変わる...

[Ｂメロ]
（２人）
ここが我らのボカロ学園！
１番
[Ａメロ]
（レン）
毎日マフラーの先生は
何よりアイスが大好き
だけど一つ問題がある
授業までアイスの内容にするなよ！オイ！...