ふたみんの投稿作品一覧
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《0A》
揺れる足場を 踏み越えて進む
夢見る船が 僕の事受け入れてく
青い風と 白い日差しが
静かにすれ違う スーツケースの背中をなぞる
《1A》
始める事に 老いも若いも
関係なんて無いと ズレた大人は言う
消える波の泡のように
流れた日々は 戻らないのに...『passenger』
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《1S》
鏡が切り取る現実 前も後ろも ありのまま
映る迷宮 見慣れた顔も ここで付和を求めた
僕 私 赤いリボンで結ばれた
過去の踏襲 見飽きた 朝のパンで喉を癒した
《1A》
時計の針さえ 止められない 僕の歩調
流れる景色は 予定通り 何かを素通り
輪郭をなぞる 分かり合うためのシルエット
あ...『Cryptid』
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《1A》
見送る声は離(か)れ 青い星は遠くなる
これは無音の旅 夢想秘話
太陽より速く 手を伸ばす宙(そら)に
朝は来ない 未知の世界
《1B》
5.2.0 to my location,
不安だってゼロじゃない
だから何だ?
もう一歩踏み出せば良いんだろう...『DARK MATTER』
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《1A》
いま私を呼んだの?その声で
あたかも真理を言い当てたみたいに
《1B》
誰も知らないダリアの 本当の顔
暴き出して欲しい
《1S》
ほら 名前を付けてよ 感情の種に 理性の狭間に
嫌 私を見つけて 下層に眠る心 愛に寄り添って
《2B》...『ダリア』
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《1A》
Ahsta! Ain nautes!
Ain nautes, squ malella taftmi.
Ahsta! Ain nautes!
Poe naietes, squrain taft ahsuduh!
Taste taste shaly su
Shaly su taste mogu...『ワンダーシープ・ワンダリンザシー』
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《1A》
そう言って手を振るから 宙ブラリな心
そう言うとこ 今日も読めない想い合い
頬張ったベールみたいな 潮騒の瞬き
並走するような雫を 蹴り飛ばす
《1B》
振り向けばまた ほらね 全然見ていないな
だからどうと言う事も無いけど 遠く波に浮かぶ
花のように子供のように 午後へ吹かれながら
放さ...『アルバ』
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《1A》
揺れる髪に 降りそそぐ日差し浴びてきらめく
草原に浮かぶ影 陽だまりへと駆け出す
高鳴る胸抱きながら 探す手のひらほどの光
どこにいてどんな顔で なにしてるのかな
《1B》
無数にある小さな世界 大きく広がって
描かれる命の物語 夢中になるよ
《1S》
大好きが駆け抜けてゆく 知りたい待て...『Planet be mine』
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《1A》
心臓も声も無い者 私はだあれ?
代替の日々の迷子に なるのはやあね
《1B》
一体 ぽっちじゃ足りない 全体 有機が足りない
連隊 とどろけ大交信
いっぱい 好きになりたい 失敗 ばかりの帰納でも
君が いれば 私絶対大丈夫!
《2A》
真相も嘘も無いほど 本物だらけ...『サイボーグンタイ』
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《1A》
大人にさえ 負けない気分だもん
君の中で 一番の星目指して
今年もまた お祭りキャンセルだね
でもどうしよう? ならどうしよう? 留まっていたくない!
《1B》
君がいれば VRモードで良い
秘密のディレクトリ 呼び出して
《1S》
PiPiPiハートに 招待コード送ったら...『twinkle』
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《1A》
内緒だよアルレッキーノ 開かれた窓を抜け
朝日差す方へ 息を止め 駆けたの
遠ざかる街の声 気付かれてないみたい
私は幸せの 小鳥じゃないの
《1B》
生まれたばかりのようで
右も左も分からないのなら
気楽に決めてしまおう 不安は仕方ないわ
辿り着く先で笑いましょう...『ワンダーハロー』
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《1A》
愛ゆえのプレゼント 理由なら分かるけど いつのまにか不要になって
アルバムの思い出も 一先ずは落ち着いて いつのまにか土曜になって
《1B》
どこにも行かないで 二人の週末が来るの
《1S》
退屈な時も 健やかな日々も 並んで通り過ぎていく
ネモフィラの咲いた 暖かな午後が このまま続けば...『steady』
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《1A》
ねぇ、ここだよマミィ 私はどこにいるの?
触れるだけでサッと開くドア 鉄の鳥
知らない景色 夢なら覚めて欲しいよ
森の匂い きっと帰るから泣かないで
《1B》
燃える火を灯す花 思い出は優しくて
軋る音を癒す岩 離れたくないけれど
寝る前の竜のお香 今はもう疾うに消え
一人でも行かなくちゃ...『ルリマツリ』
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《1A》
Lilye cikas timaly.
Asmymi saruliznare, essevis furela scuiunel na.
《1B》
Tottol tutu. Tottol tutu. Gui ranga adomi.
《2A》
Rurue wons timaly.
Mogum...『ホシミグサ』
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《1A》
おとぎ話のような花 黄色く揺れる遊び場で
砂は砂糖に木はチョコに 今日も誰かの夢の中
《1B》
カストデデュの続きをしましょう?
ここはララの世界なんだから
甘い甘いココアのほとりで
手を繋いで歌い始めたら
《1S》
いたずらな風がやってきた...『ヒペリクム』
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《1A》
新しい世界へと続く道 通学路 始まりはここから
気分が晴れたら 雨雲だって去ってくよ
《1B》
繰り返す日に 焦りはいらない
私は変わる 気付かなくても
蛹は希望で弾ける
《1S》
開いた白いページ 爽やかなこの色も
誰かが用意した 平凡なキャンバス...『カラードノート』
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《1A》
少年は誰でも わずか一歩を刻む旅人
僚艦の合図で 走り始める
繊細な私の 時は365日だ
平凡な三つ葉の クローバー踏まないように
《1B》
駆けた退いたの算数も 慣れて来たの
ズレてばかりのメロディ 嫌いじゃないわ なんて
《1S》
パッパッパ 私は 笑って今ここにいる...『11619+30days』
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《1A》
ねぇ
もしもここが宇宙なら ふわり浮かぶ手を取って
生まれたばかりの 白い星を探そうよ
ほら
無重力で見渡せば 上も下も無くなって
よりどり見取りの 光きらりフレーバー
《1B》
スターチャートに聞いてみたって
まだ秘密って笑うから...『asterism-τ-』
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《1A》
並ぶ背表紙 放課後に染められた指先で
なぞる窓枠 帰る支度と春の風を待っている
《1B》
白雪に溶けるみたいな細い喉は 笑い合う
林檎から紡いだ糸で 連れ出して遠くへ
《1S》
天の河原を訪ねて 揺れる水面に手を浸す
頭に描いた静かな月は 広がる波紋に飲み込まれ消えた
《2A》...『陽だまりの地へ。』
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《1A》
吾輩は猫である 昼間に寝たっていいだろうさ
起こしたら罰である 遮二無二ねだって遊ぶのだ
人間はエゴである 狩りもせずじっと見てるから
当然の義務である 教えを守ってもらうのだ
《1B》
一つ 丁重に敬って
一つ 首尾よく機嫌を取って
一つ 飾らぬ愛を語って
但し 吾輩が飽きるまで...『とりもち』
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《0S》
パパとママのキメラなら 外の世界にありふれてて
キミと耳が触れる距離 肩を寄せ並んで笑っていたい
《1A》
黄緑色の殻をパージ ちぐはぐなこのポップゲノム
心作るAIとドリーと機械のトム -エゴMOD-
《1B》
女神様と電子たちが あぁ 46億3年前に
この星に種を蒔き それが今日咲くら...『ままみみむむめめ』
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《1A》
あっちにもこっちにも 並んだ机とイスの群れ
観測を始めますわ 社会的なこのホームルーム
本日も語られる 方程式やら歴史やら
カラフルに綴られた やけに凝ったこの星のガイドブック
《1B》
教科書だけじゃ物足りない
覚えるだけだとつまらない
だからもっともっともっと
遠くの空へ羽ばたいてみ...『ネオテニー』
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《1A》
ササ皆さま ちょいとお立会い
花の都 その斜の外れ
閑古通り 奥の鳥居
響く音は リンカラトンシャンテン
千早お転婆早変わり ほっとここらで一休み
振る舞うお茶立ちょ茶立ちょ 聞いて笑えるお点前
《1B》
悩み願い集まった絵馬から 導いて幸い
寂しい時お邪魔でないなら 傍らに...『愛より出でし』
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《1A》
いたずらバレたら 二人で泣いていたね
ネリネの影には 名前なんて無いけど
生まれた時から 僕らはいつも同じ
夜空の続きを 見上げてる君の事 見上げて
《1B》
雲間の魚 はがれた鱗 どこまで探すの?
親子の羊 天使の梯子 冒険は進む
《1S》
ずっとずっとずっと ずっと知ってた...『animato』
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《1A》
ジャノメワタリの物語 それは然る雨の日の幕間
ポツリと降れば奴が来る 花咲けば奴が来る
《1B》
今日の主は どこぞの誰か
あれにしようかな
《1S》
一つ傘の下跡をつける 夜の宿りは江戸一間
埃塵芥魑魅の類 残さずに食べたげる
君も昔 母さんの隣 手を繋ぎ見上げた迎えの道...『ジャノメワタリ』
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《1A》
一番星を見つけたんだ 昔見たのと同じ光
憧れていたお姫様も 夜中の魔女も絵本の中
《1B》
消えずに残った 真っ直ぐな夢だけが
今でも確かに この胸にある
《1S》
プリティチューン プリティチューン
1,2の3でお嬢様
プリティチューン プリティチューン...『プリティチューニング』
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《1A》
二年目の春 窓から見える 辛夷の花が 励ました
「去年とは違うぞ 勇気出して、さぁ」恐る恐る手を上げる
変えたS1 期待と不安 引き分けのまま 飛び込んだ
20℃に満たない 空気吸って、さぁ 秒針が動きだした
《1B》
花に舞う蝶の様に なりたい訳じゃない
ただただ 君のいる場所にいたいだ...『butterfly』
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《1A》
開いたままの 腹ペコな窓 寝ぼけた夏に 風を求む
左手はここ 右手で弾く ご機嫌な音 家に響く
《1B》
ワンワン鳴いてる声がする ご近所名物ポチがいる
そちらの事が聞こえるなら こちらのギターも届くでしょう
まだまだ拙い物ですが 一緒に一曲どうですか
ワンワンだけにワンコーラス 冷やし中...『やえぴりか』
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《1A》
扉を開いたら 忘れてしまったな
今朝の順位と 幸せのアイテム
見慣れた道だから 迷わず加速する
浮雲と行く 貸し切りの晴天
《1B》
その星が 輝いている 時間には
特別な 名が付いている 昼間ってんだ
《1S》
太陽は不動 定説は地動...『レチノイド』
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《1A》
あまあまの余り物 寂し顔してどうしたの
美味しくないとか言わないの 私が愛してあげちゃうよ
からからの空回り 上手くいかない事もある
お腹が空くからいけないの 私の分まであげちゃうよ
《1B》
愛 双葉は夢の始まり
感 三つ葉は皆の集い
来 四つ葉は喜びの先
風 いつも側にいるね...『ポワレ』
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《1A》
鳴らされたインターフォン 開かれた鍵の音
私をさらうのは 白馬を駆る私なのです
『ポケットにプラトン 名も無き著名人
空色イスピラート 瞳は僕を見てた
《1B》
閃きはまたトラベリング
ユニゾンはディレイ中
心は控えめメモリ
気付けば往来に飛び出してた...『ENTER』