タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(7)
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止まない鼓動の喝采に 唾吐き捨てて
デタラメな鼻唄を紡いだ
今日も雨降り 良い天気ね なんて笑う
彼女は飛び出した 傘も持たずに
街の大通り 陰鬱そうな人々
踏み出す足 綺麗な髪ね
濡れていく 気にもせず くるくると回る
何故かしら 君には会いたくないの
フラストレーション イン ザ シティー
言...フラストレーション イン ザ シティー
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微睡む意識の中
いつか目にした
現実と夢の物語
崩れ落ちた瓦礫
合間で泣き叫ぶ
たった一人の少女
愛しい人を亡くして
語り合った夢は
夢のままで消えた
その胸に残るは...弱き者からの絶叫
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雨が降る街角 立ち尽くす
滴る雫 なぞる指先
晴れることが ないのなら
悲しむ事もない きっと
“私はここにいるよ ねえ 迎えに来て”
震える声で呟いた
届かないなんて 分かってたわ
雨音は鳴り止まず 肌を濡らし
冷え切った指 震えもしない
本当はもう 知っていた...雨音
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晴れ渡る空
二人で歩いた道
笑う君の声 鮮やかな日々
目を閉じれば 蘇る
会いたい気持ち
君と交わした
小さな約束はこの胸に
「それぞれの道違っても またここで会おう」
あの日の言葉
明るい笑顔忘れずに...約束
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何事も無いように
流れていく日々の中
切り離されたよな 路地裏
迷い込んだ 午後三時
日陰の谷底には
捨てられたモノたち
低く唸る機械の声が
僕を呼んで 導いた
平和なことを喜べない僕が
迷い込んだ先 アンダー・グラウンド...アンダー・グラウンド
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きれいだと 君が言うから
僕はわらって 吐き捨てた
いらない
空を汚す灰色 白い吐息
叫んだって誰も
見向きもしないから
ただ僕はココにいるだけ
それなのにさ
君は きれいだと笑うの
そんな言葉を 僕へ...いらない
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“それは、終わりを示すモノ”
針は知らない
ひとつ進むごとに
誰かが嘆いていること
ひとつ戻るごとに
誰かが笑っていること
一歩踏み出す瞬間
誰かの影を踏みにじる
ちいさく音を立てながら
六十億(スベテ)を終末へ...“終末時計”