かぜよみるいとの投稿作品一覧

A
自分を 嫌いに なる度に
頭が ズキズキ 痛くなる
怒りと 後悔 せめぎ合い
僕らの 居場所は どこにある？
B
やれることはないか？もっと
時間が欲しかった もっと
優しくなりたくて もっと
上手く息したくて 昏倒...

A
電車の中 車の中
時計よ どうか 進まないで
仕方のなさ 未来はまだ
いきたい 場所も わからぬまま
B
安心と 好奇心と
どちらを 選ぶにも 強くなりたい
淡々と ただ毅然と
頑張る 僕たちに 救済の手を...

A
すり抜けて ひび割れて
取りこぼすんじゃ 意味がない
待ちわびて うな垂れて
一寸ですら 逃さない
B
諦めて しまいそうだ
よれたシャツみたいに
頬叩いて 目を覚まして
戦闘準備だ...

A
三拍子 耳澄ましたら
聞こえますか？響く歓声
四拍子 切り変わったら
色を変えて ダンサーズハイ
外回り 軸を乗せたら
スウィングして 花咲かせて
デベロッペ 思い切ったら
募る祈り 風に変えて
B...

A
アタシの 美味しい ところを
切り取って 塗りたくって
焦がした ところも 一緒に
召し上がれ お気に召して
B
見たくない ものには 蓋をして
好き嫌い だらけで 嫌になるね
S
3分 程度で 焼いてよ...

A
ママの おなかに 置いてきた
才能 全部を 書き出して
足りない だらけの パラメータ
うんざり するから 掻き消して
B
平均点に 七掛けで
許され方を 考える
妬むことだけ 得意でさ
見下ろす方に 安心する...

A
保証も 希望も ないもんだから
リスクを取って 歌ってる
訳あり だったり まいっちまうよ
それでも生を 歌ってる
B
答えある解は 得意なんだ
だから安定に すがってんだ
答えない解が わからなくて
今日も居残りで 問題児だ...

A
自信作 燦々と浴びて 未来人 聞こえていますか？
僕がそう 救世主です
五線譜 爛々と書いて 見知らぬ 誰かに刺さって
そんな願いで 今日もまた
B
現実なんて いつでも見れるし
有限なんだ 夢見るジャーニー
狙うは そのど真ん中
S...

A
いのちを軽視する 痛みに目をそらす
出された夕食を 食べずに無駄にする
いのちを軽視する 目の前 その手さえ
理解をスルーする 答えは後にする
B
花瓶を 置くみたいに
みじめに息をする
S
保証のない 繋がりを 確証ない 道筋を...

A
尻尾巻いて 帰る日々です
爪かじって 枝折る（しおる）木々です
遠吠えって グダる度に
また削れて 残機減らす
B
濡れた地面 アスファルト
這ってばっか ヤになるね
喉の奥に 回ってる
ランドリーじゃ 洗えないわ！...

S
わたし 息をしてる 夢を見てる
諦めた 未来を眺めて
A
注がれたミルクを 飲み干した朝
帰り道が わからなくなった
黒猫のワルツも ピアノの音も
奏で方も 忘れてしまった
B
からっぽに なった 体に 一つ...

A
「来年も よい1年を」なんて
いいことなんて 一つもなかった
青春も ホールケーキも 全て
マッチが見せた 幻影なんだよ
B
劣等も 失望も 全部僕のもんだ
なら 足りない分を どうすればいい？
S
レトルトみたいな 安い役名を...

A
思えば 痛いこと ばっかりで
振り返る 未練は ないな
突然 渡された ドアの鍵
行き先は 知らない けれど
B
綺麗な ままで 歩くより
汚れた 靴が 僕らしい
S
サヨナラ 最低な ワンダーランド...

S
抜けない針に なりたいの ダーリン
毒針 だったら なおさら 歓迎！
解けないように 呪ってよ レィディ
死んでも どうか 此処に残れるように
A
萎れる花より 凍てつく花
でも いつかは みんな 朽ち果てるから
痺れるくらいに しつこい花
ああ どうしてあげましょうか...

A
単なる 石ころの アタシに
冠 被せたのは誰？
魔法が かけられた みたいに
無価値な 言葉に 意味が降った
A
吐けない 明かせない 気持ちを
こっそり 呪文に変えたの
埃を 纏わせた 呪いを
誰かに 届けと 空に投げた...

A
感情は 後続列車
先発は 建前なんだ
綺麗事 並べて 追い越されて
吹き溜まる 胸の奥底
埃立つ 心の住処（すみか）
瓦礫から こぼれた 酷い言葉
B
舐められ 蹴られて くしゃくしゃの声で
メガホン 片手に 失望を今...

A
自主回収 ばっかりで
前には 一歩も 進めない
味のしない コーヒーで
目覚める ことだけ 考える
B
壊れた 壊れてんだ
とうの昔 その昔
汚れた 汚れてんだ
とれやしない 朱（あか）みたい...

A
「消えたい」を 毎度 No！にして
惰性でも 生きて これたんだ
飲み込んだ モノを 口実に
これからの ことを 練っていく
B
意味ない数字に 意味与えるような
そんな人に なりたいわ
S
何光年 過ぎても きっと消えないな...

A
綺麗な部屋と 綺麗な服
素敵なものが 並んだ食卓で
不自由もなく 育てられて
何を悲しむと 言うのですか
B
徒然 想いを 紙に垂らして
痛みも 苦みも 何も無いのに
足りない 欠片を 今も探して
ただ 通過する 戴冠式...

A
言葉が 浮かんで しまうのは
言いたいこと 言えないから
日記が 止まって しまうのは
残すことが 恥ずかしいから
A
欲しいの は何と 言われると
つぐんでしまう 言えないから
行きたい ところも ないからさ
こんな場所で ひとり歌うの...

A
病名 ばっか 歌ってる
共鳴 讃歌 狙ってる
同盟 なんか 腐ってる
大概 胸が 傷んでる
心臓 なんか 笑ってる？
先生 馬鹿が 笑ってる
心外 だった グダってる
はいはい そうね 下ってる
S...

A
向き合い続けた その眼（まなこ）
乾いて何（なん）にも 見えないな
軋んだ関節 痛いって
それでも笑って 首を吊る
B
心の温度 凍てつくように
しびれて 寒くて ああ 何故
S
踊り疲れて 息がしたくて...

A
人の心が わからないの
人のふりして かくれんぼ
寂しがり屋の スノードーム
声閉じ込めて 瞳閉じる
B
ジグザグ 恐る恐る
歩き続けて
シクシク 降り降られて
身体が冷える...

S
今宵
月明かり 照らされて
ありきたりな 音だって いいじゃん
イマジナリ 踊らせて
Crazyな 夜にして ムーンライトアワー
A
昼は眠らせて 夕日を合図に
目尻強くして 気持ちを上げてく
フロア 隙間から 獲物を探して...

A
誰かの ゴミ箱 だった
理解も されない 日々だった
瘡蓋 だらけの 声じゃ
教室 窓際 かき消されて
B
飛び降りたい 心
清水の 舞台じゃ ないからさ
閉じ込めてく 心
時間を 重ねて 前を向く...

A
月の裏側に住んでる
見つからないまま
日差さない場所で生きてる
息もままならないな
B
いつだって 光合成
不足して 大体 ピンチなんだ
今だって 将来性
見えなくて 堂々 巡ってんだ...

A
足りない数字が多すぎる
偏差値 収益 ヘモグロビン値
足りない頭で考える
アラビア 数字に 囚われている
B
箱の中 コイン集めるみたいに
まわって 叩いて ランドリーの中
存在を どうか許せますように
走って 走って 取りこぼさぬよう...

A
信用 できない 自分のこと
吐き出す 言葉は 泡沫へと
継ぎ接ぎ 誤魔化し その日繋ぐ
抜き足 差し足 綱を渡る
引き算 していく 心の中
残った 細胞 もぬけの殻
一寸 先へと 足を刻め
指先 吊らされ ビスクドール
B...

A
明けない夜を 埋め尽くす言葉
夜明けがないなら 見えなくていい
言えないことを 絞り出す音色
重ねて混ざって 濁るとしても
B
フラフラと 酩酊状態
あんよがもたついて
逃げられないと 知ってる
だから 裸足で踊ってる...

A
また負けた ほら腫れた
晴れ女でしょ？仕事して
抜き取った 錆びた鞘
何でも切るよ 覚悟して
間違った 恥かいた
勝ち筋一つ 見つからず
くすぶった 焦げついた
鍋の底から 撃ち抜いて
B...