タグ「巡音ルカ」のついた投稿作品一覧(69)
-
0サビ
君の傷口 何色?
私にも感染(うつ)してよ
君と病んで
恋して死なせて―
A1
抗うこと 争うこと
傷口を広げる
そんな 莫迦なこと
B1...恋死ぬる
-
サビ
「離れる」なんて 云わないで
薬指になって ついてゆきたいよ
散る花の 私を乗せて
貴方は流れてゆけばいい
果てなく 遥かまで。
A
心の錆を どうか伝えて
私の歌で 落としてあげる
B...落花流水
-
1
あなたがくれた 薄桃の花
心の水面(みなも) 揺らし咲いた
大事に 大事に
育ててきたつもりだったよ・・・
あなたの優しさ
あなたの温度(ぬくもり)
どれも嘘じゃないから
哀しいお別れはさせないで
そっと 胸にしまい込もう...睡恋花 (スイレンカ)
-
壱。
ほら、あちらの彼の岸
紅い曼珠沙華が揺れる
ほら、こちらの此の岸
蒼い雛罌粟もなびき揺れる
ほらほら、あちらへ?
ほらほら、こちらに?
「ホラホラ、これが僕の骨――」
愛してる、だなんて
たやすく云うんだ人間は...『骨』 *
-
サビ0
哀しみの岬から
身を投げて見せたら
空と海の境目で
あなたに逢えればそれでいい
A1
勝手に恋をした日
全てが奇跡の色彩
虹色の水面
光るあなたの影...哀しみの岬
-
サビ0
ああ 聞こえてますか
ねぇ 応答願います
ボクらの仮想空間は
どこまで広がるのですか?
A1
0にボクらは点だった
離れ離れの黒い粒
1にボクらは線になり
手を繋ぐように隣り合わせ...電報「Virtual」
-
嗚呼、
夕陽の朱が網膜を焼くよ
もう涙さえ涸れ果ててゆく
嗚呼、
深海の黎が脳髄を絞めるよ
もう思考さえ剥がれゆく
君に無条件で笑える定義を
どうか示して
君のものだと誇れる
声を上げて歌えるなら...Your Definition
-
【サビ】
全て掻き消せばあたしの声が聞こえるのかな?
何もかも壊せばあたしだけ見えるようになる?
余所見(よそみ)なんてしないで
気付いて熱視線(ねつしせん)
この恋を水面(みなも)へと引き上げて
under current(アンダーカレント)
【A1】
海鳥(うみどり)の声
それに合わせて歌う...アンダーカレント【初+加+①+②】
-
鈍色のこの檻を 逃げ去る
君を追わない理由を知っている?
(A1)
この声に耳を貸せ 昼夜問わずに
この歌に酔いなさい 溺れ果てゆけ
(B1)
絡む髪を 振り解いて
扉を開け放つ
縺(もつ)れる足 宥(なだ)めて
長い廊下を行く...鈍色讃歌(ニビイロサンカ) 〈済〉