くろずみPの投稿作品一覧

子供の頃に夢見た　なりたい自分だけの姿
頑張ったら報われると　パパとママに聞いたけど
大人になった今は　理不尽だけが目立って
息苦しさだけ覚えて　また考えるのをやめて
―頑張って―　呼吸を合わせて　―失敗だ―　やりなおし
―繰り返し―　ばかりの世界で　―隣人は―　擦り切れそうで
「僕には何ができる？...

一番星見つけた 僕たちはまだ…
遠く眺めていた不確かな両目は
映った形だけ知ることができて
何万何億のくだらない話だけ
僕らは夢を持っていた
控えめな君の将来は　誰もが夢見たパイロット
明日きっとまた会おうって　いつものように手を振って
この場所は今日も平穏です　それでも大事な空間です
都会は今日も...

白紙のStaff notation　佇むWanderer
変数は今日もRerise for lie
誰かが示す言葉の意味をなぞって
打ち砕いたStyle exaggeration　扉は隠しごとをして
いくつもの散らばった未来で　正解はNobody Knows
動作は正常いつもどうり　簡単なシステムメ...

夕暮れの帰り道で　すれ違ってた君の姿
長く伸ばした影の行方は　遠い昔のノスタルジー
泥にまみれた僕らだから　生きる居場所を奪い合って
「わかってるんだ」「わかってるんだ」
これが世界の姿だから
同じ歩幅ばかり推奨した　
日常ははぐれ者をはじいたジレンマと知る
ほどほど過ぎた個性の臆病な処世術は
投げ...

棺の中の誰かの贈り物
黒猫たちは食い荒らして鳴いた
蜘蛛の巣囚われたカボチャが見ていた
腐肉の山で　狼さんは嗤う
今日の決まり事　どれにしようかな
さぁさぁお立合い　裁判官は不在
隣人は居ませんよ　嘘を吐いて死んじゃった
血濡れた指で　そうなんだって怪ていた
無実を主張する　刎ねた羊の首
楽しそうに...

何も無かった不確かな僕に
存在の意味教えて
良い訳染みたそのエゴの叫び
愛せない僕の価値の無い
Reason
怠惰な思い抱え続けていた
居場所だけを探し続けて泣いていただけ
求め続けて　手にしてみれば
零れ落ちてく　他の幸せ
他人の夢を　犠牲にしたくない...

何かを一つ　手にする度に
どれかを一つ　手放してさ
捨てたくないと　どれだけ思っても
今日も　いらないものを選んで
感傷を覚えても
僕の両手じゃ
抱えるには小さくて
初めて出会った僕らの軌跡は
少しだけ世界を大きくして
昨日よりも一つだけ捨てないで済んで...

ちょっとだけ顔色を見て　
全部分かった気になったミステイク
そんなに単純な話で気が済んだなら
言葉は今よりずっと少ないんじゃないの
最低なうそ結び　見せ合って
本当の深層心理は
トップハットで隠しちゃってさ
内緒にしまったネガティブな日-NegativeDay-
綺麗なとこだけ見ていてよ　どんなに凹...

立ち止まったあとで　振り返ってみて
たくさんの今を知った　数えきれない足跡だけが
なんかちょっとだけ　懐かしくて笑っちゃってさ
紡いだ声は今日も　性懲りもなく繰り返して
散々な事ばかりで　忘れてしまうんだけどさ
楽しい気持ちが始まりだから
綺麗な唱も悲しい詩も　また音楽に変わって
響いて溶け合ってく...

起承転結を習った私の声は
曇りのち雨模様
今日はね良い事があった　
「」で声にして
つまらないありきたりだって
隣の芝に非をつけるんだ
最初ダメなら全部ダメ
言葉を選んで落っこちて
承句捻って不思議ちゃん
嗚呼　あれもこれも全部全部...

見つめた今の果てに　見つけた一つの答え
無機な叫びは　空に溶けた声
これが真実ならば　なんて虚しい応え
消えた境界　無機物のScream
共感を求めても　否定を望んでいても
無機な鏡は　何もなかった意味
これが真実ならば　なんて悲しい自分
消えた希望は　淡い理想
対を成していた二つの心さえ
傷を増や...

一人きりが嫌いだから　何かを好きな振りをして
騙し騙し生きた今の　価値がどこにあるんだろう
平穏な日常の一欠片　テレビ越し突然の異常を告げる
インベーダー
世界中が騒ぎ立てた　どこかの天才の理論
誰か一人犠牲になれば　この悪夢は終わると言う
手を挙げろ　誰もが身勝手に願う
一度くらい誰かの為　生きて...

―――純粋を盾に無知に沈む者の記憶―
いつかの遠い日の君は　この花の色を聞いて
学の無いボクは問いに答える術が無くて
はぐれ者同士寄り添ったボクたちの安寧は
非常で過酷な世界の中で守った日常
君が今日も　微笑んでいるから
泥水を啜り　この場所がいつまでもずっと
続くように星に願った
言葉を知らないボ...

白紙の世界は　想定外の
変数を加えて　目覚めた生命は
その眼前に映る　言葉の羅列が
また一つ　■!#▼●&%??= 　築く
継ぎ接ぎの音声で　聞こえたメーデーは
明日には　誰と知る？
暗闇を振り払う　世界が静かに目を覚ますMoment
誰の為造られた　不確かなイデアのObserver
息をしたこの場...

ヨーイドンの合図も無く　ただ踏み出してたその一歩は
大事な決意があったはずだけど
遠くへ進んでいく度に　なんの為なのか
足取りだけ重くなる
どうやら世界は　飽きれるほど無関心で
主人公とそれ以外の居場所が
ただそこに在るだけ
一回目の敗北を知って　ちょっと傷ついて
この世界は残酷なくらい　常に平常運...

彩った言葉を遮った心は
無難な合図でとりあえず
やり過ごすんだ
一体何度失敗と感じて　喪失感に振り回される
共感も行き過ぎてしまえば武器になる
自由を謳う責任転換　本当に選びたかったものは
YesかDieの選択に溺れる
模った一つにしか成れないんだから
存在の証明も知らないふりした
私は誰？...

どうして望んだ未来は…
今日と淀んでいた　無垢な時の少女
願う存在意義の消滅に　怯えながらそっと生きる
好きと嫌いと引き換えに沈んでいく死んだ感情は
どこを目指していて　何を祈っていた
一体どれだけ繰り返すパラドックスは
どうして望んだ未来は　何度も手のひらからこぼれ落ちる
過去と未来の【LoopE...

Open the Pandora Box　俯いちゃってどうしたの？
好奇心が殺した猫は　窮鼠を前に蘇る
さぁさぁご覧あれ　後悔なんて振りかえるだけバカ見るだけさ
一体ボクらは何を絶望だと呼んだ？
黙ったまま伝わるわけは無いんだって
しみったれたボクらの声を紡ぎ合ってこう
同じ人なんて居ないんだから
...

それぞれの価値を示し続けた一本道は
足を踏み外せば　がらんどうの中で堕ちていく
協調を謳う　縺れ気味の足取りでも
まだ君は立ち上がって
心無い声の中で　はぐれないで居よう
この世界はまるで　血の流れない戦場だ
知ってた事も　目を背けた事も
傷つくだけだと　閉まった感情も　
同じ未来を目指していた　僕...

快楽を望んでいた君が見た刹那的
まやかしの幻覚に今日もただ入り浸る
何を見て　何を聞き　何を知り　歪んでく
狂ってる　壊れてる　君はまだ　ワカラナイ
耳鳴りはノイズ交じりのレクイエム
心地よい眩暈と嘔吐　誘う
拒む世界はただ消えてく
いつも朝がほら…
恐れた人の声はただ溶けてく
何も見えない目を抱え...

一人だけ望まれて　始まった物語
それはきっと今日が終わる頃
特別な君への贈り物
当てのない足取りは　優しさと暖かな
聞きなれた声の呼ぶ方へ
シルエットを追いかける
初めてばかりの不思議な場所は
戸惑いばっか増えていく
怖かった一歩を踏みしめて君は
夢の扉を開いていく...

何一つ手にしないまま　目覚めた人工生命は
誰に望まれたの？　なんのために生きればいいの？
「明日は君の誕生日」　嬉しそうに笑う君
私はまだ無表情で　笑うことは難しくて
また一つ覚えていくの
あふれそうな　この想いを
私はまだ　知らないから
君と生きる　この居場所が怖くて
新しいこと　見つけるたび
自...

子供の頃に夢見た　なりたい自分だけの姿
頑張ったら報われると　パパとママに聞いたけど
大人になった今は　理不尽だけが目立って
息苦しさだけ覚えて　また考えるのをやめて
頑張って　呼吸を合わせて
失敗だ　やりなおし
繰り返し　ばかりの世界で
隣人は　擦り切れそうで
僕には何ができる？
望んだこの場所で...

零れ落ちて冷たくなる頬
明日にはきっとわからなくなる
僕らはそうやって悲しいことを
忘れて楽になって
独りで居ると安心するくせに
何処かで温もりを探している
僕らはそうやって寂しいことを
思い出して辛くなって
誰かを初めて好きになったとき
僕らは初めて他人を守った...

平穏に沈む世渡り上手の教えは
正義感を持つ奴だけが馬鹿をみるらしい
こんなもの突きつけられて笑えと言うなら
夢を見るのも勇気が要るな
食い荒らされた僕らの理想
ほらもう見えなくなった
何を信じてさ　何を疑って
繰り返される　仕分け作業の中で
僕らは今も　夢を見ていたいんだよ
ただ一歩進むことの...