kailouの投稿作品一覧
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君の僕に向かない笑顔なんて
知らなくていい
君が誰と話しているかなんて
知らなくていい
それなのに それなのに
僕の 手の中の 君の笑顔は
にじんで ぼやけて
手のひらの中の
時はいつまでも 止まったまま
君は僕のこの表情かおを...STOP or BACK
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私より 背が高いよね
身長いくつ?
“なんで”?
なんでって
私の気持ち
知ってて 言ってるの
・・・そうだとしたら とても いぢわるだね
なんとなく気になった
・・・それだけと思う?
もっと話がしたい...-10cm
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前髪をとめ せんぷうきの音
ペンを持ち替え
教科書をめくる
----一人だ
ふと 悲しくなった
あたしはなにをしてるんだ
耳元でささやく歌声
There always Brand new day・・・
ああ 明日はいつだってくるね
…明日にも明後日も ページをめくった先にも...読んで書いて泣いて
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なにもかも うっとおしい
軽やかな 蝶のはばたきも
ゆれる電車も ばかでかいビルも
あなたをおそう 水のかたまりも
どうして 傷ついているの
だれも傷つけてないんでしょ
それとも自業自得?
しっぺ返しなのかもね
困らせたのは誰なんだろうね?
何もいわないであげて...can't forget
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普段はかないスカート
ストッキングは邪道だと言われた
でもやっぱり はずかしいから ニーハイで
気分転換なのよ これは
あなたにかまうほど
学生はヒマじゃない
表情キツいよと友達
心配しないで 大丈夫
あなたには 精一杯 笑ってみせる
あなたのためでもなければ...smile Jack
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最近ちゃんと眠れません
って言ったら
あなたは困ってしまうのだろうか
別にあなたのせいじゃないよ
あたしが弱いだけだったんだ
あたしはあなたを信じてる
・・・あたしはあたしを信じたい
この痛みは この苦しみは
…この幸せは
決して悪いものじゃない...不眠症
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君が好きだった
どんなに 想いを募らせても
どんなに 言葉で語っても
君は振り向かない
今でも好きだ
君は言った
「私の想いと君の想いは
質が違うから
どうやっても ベクトルは
すれちがう」と...Vector
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だだこねて
心配してくれたのに
わがままば言って
怒られちゃった
ただ かまってほしかった
いつもの優しいことばに
あなたに 包まれたかった
うちのために怒ってくれてるのは
ゆっくりゆっくり 悲しんで
気づいたけど...いっちゃん
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先日、
「あなたは幸せですか」
尋ねられた
“幸せ”ってなんだろう
写真をばらまいてみたり
日記をめくってみたり
プレゼントたちを見つめてみたりすると
私だけが知る得体のしれないモノが
せりあがってくるときがある
痛くて つらくて にぎりつぶしたい...Are U Happy?
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待ってほしいなんて いわない
君がそうしたように
僕だって僕の力で
君の姿がかすんでみえる
こんなに近くにいるのに
またないで 前を向いて
この足があるかぎり
君の所もとへ 絶対に
大好きな君が遠くに感じる
焦るにきまってるだろ...遠くて近くて
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空を見てるのが好きだった
現実を忘れて
夜空の星が好きだった
自分を忘れて
いつか一人で 地球(ここ)を出ると
こっそり決めたんだ
あんたたちが いてよかったよ
あんたらと何を話したか覚えてないけど
あんたらの言葉をいくつか覚えてる
いちいち言わない どうせ覚えてないだろ...宙
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まっさらな白い白い紙の上に
一滴のインクのしみがあるような
ものすごく自分が
一人でしかない、ということを
感じることがある
何かがこわくて ちぢこまったら
まわりにだれもいなくなって
さみしくてさみしくて
でもそこから動くことが とても恐ろしくて
----やっとのことで 逃げてきた場所だから...HANE
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遼寧街の猫
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空の上4
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空の上3
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空の上2
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空の上
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春空
ずっとずっと暗い
ここから抜け出そう?
抱きしめてた身体をひきのばし
揺れる頭 外の光
アタシは歩き出す
昨日とは決して違う景色
頭上のガラスには
見慣れない姿
真逆の世界...春空
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バイバイ
あなたの事一番って言わないうちは
「ずるい」なんて言わないあなたに
どれだけ甘えてたんやろ
自分の価値を信じられんうちは
呆れずにほめてくれたあなたに
どれだけ励まされたんやろ
今日みたいに晴れた日に
手をつないで
歩きたいと思った...バイバイ
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耳をふさいででも
聞くべきではなかったのかも
この世の終わり以上につまらない世界に
光を与えた 君の言葉
1つの心はとらわれたんだ
大きすぎるお守り くれたね
ちょっと戸惑った
お菓子もよくくれた 太らせたいの
好物になった 今でも食べちゃう
優しい表情かおを見せてくれた...There's always the brand-new day
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言葉をつづることを
やめたくなった
もうコッチを見ていない
行き先を見失った
直接言った言葉だって
アタシの音だって
もう忘れたんでしょ
期待してなかった
返事はないと思ってた
この距離を 保てたら...Tea Party
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降り積もった構内を歩く
最初の足跡を残す
冷たかった
はしゃぐ声
子供たちの声でキミを思い出す
冷たさが降る
キミがいたらピンク色のかさで
遮って
無邪気に笑うの
綺麗と思う心マヒしてた...ゆききみ
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吐き出したため息は
ふわり 浮かんで
白く飛んでいった
年末の明るいネオン
手をひかれて
肩を並べて
笑顔
ここでしかみれない
この風はどこまでふかれるのか
このあったかい ぬくもりはどこまで?...無題6
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電車の中、向かいの窓の外
夕焼けが空に色を映していた
ただぼんやりと眺めていたが
落下するそれを見つけた
夕焼け色に燃えて落下していた
飛行機かと思い直したが、
しかしそれは確かに地面へと向かっていた
隕石か?
ばかな、否定した
ここから肉眼で且つ、自分の視力で捉えられる程の大きさなんて...無題5
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言葉にするのって難しいよね。
簡素な情報じゃない、複雑にからみあった何か、
形にならない"想い"、目に見えないもの。
伝えようという想いが強い分、いい言葉が見つからない。
伝えたくて一生懸命練り上げた。
自信だってある、きっとわかってくれる、そう信じてる。
それでも伝わらない事がある。言葉にできなか...無題4
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あきれないでね 嫌いにならないでね
まだ泣き虫な私を
大好きだよ パパ、ママ
悪いことした
意地はって 泣いてばっかで
ちゃんとあやまらなかった
でも パパは やさしいから
いつも通り
ごめんなさい そして...20の日(成人式のうた)
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*
もう、寝よう
青年は思った。
明日は旅立ちだった。今日は一日静かに家族と過ごした。
今夜は聖夜である。
心配させないように今日はもう眠ろう。
家族のことを思い眠りにつこうとしたが、どうしても眠れない。
・・・・道化
心からぬぐいされないもの。
少年の頃、聖夜に出会った道化のことを。...Illumination
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泣きたくなって
人前じゃ泣けないし
1人で泣くのもバカらしくて
いつまで溜めていればいいの
「夜遅いよ
もうおやすみなさい?」
だって次いつ会えるの
ねえ今度っていったい、いつなの
大丈夫 って言って
もう何日過ぎた?...無題3
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いつも
おなかすいた と言うと
目の前でお菓子を食べる あなた
眠い と言うと
寝なさい とたしなめる
何か作ってと言うと
レシピを渡す
涙流す と
あわてて なぐさめる
だだこねると...無題2
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あれからもう
どのくらい経ったのか
君は元気?
置いていった僕には
尋ねる資格はないだろうか
流転する淋しい世界で
キミを残していて
僕が強くなるまで
形を残せない世界で
立ち向かい続ける君が...無題1
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