タグ「歌詞」のついた投稿作品一覧(8)
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恋が焦げた
愛に飢えた
美食家は 吐き出すほどに
臍を噛んだ
喉を鳴らす
シェフは未だ 面を隠す
美食家は目も肥えて
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トロッコ、惑星に激突
飽く迄レールの上 驀進中
ブレーキは残っている
本日は晴天也
俺が天を衝いたから
俺がオレをも衝いたから
全部タダのサブスクリプション
倍額賭けて脱獄
プロフェッショナルのアマちゃんの
糧に做ろうぜ...モダニックガール
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親指だけ動かすくらい
には余裕がある暮らし
スペースには続く住まい
俺の部屋がずっと暗い
こっちはそっちの世界と
おいそれと相容れないよ
事あるごとに戦いを
しても見ても減るバイト
隠した新事実に画した一喜一憂
嬉しより憂いが多くない?...ぼくのわたしの反応集
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タラッタ ラッタッター
母はメタリックな感じで
[Hook]タラッタ ラッタッター
刺す針は九時とかだった
タラッタ ラッタッター
溺れたい波に隠れて
タラッタ ラッタッター
飛沫は血涙が募ってる
タラッタ ラッタッター
Aram like an earthquake...鱗雲
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13日の金曜日だけ
カレンダー見て あっ て
なんかちょっとおぉとなるってもんだろ
晩飯を豪華にとはいかないが
レンタルショップは潰れてる
大概 波に飲まれ
殺人鬼にゾンビに気狂いピエロ
不況の敵ではなかったわ
案を一つ挙げるなら
主人公を作らずに...三流悲劇の嗤いかた
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背筋の伸びた儘寐る
悴んだ瘴気を吐く
溜まる鬱気とフェノールの匂い
白い笑顔に泣く
手摺りに伸びた重心が
携えた圧死の影
伝う蛆で不規則が揺れる
血のイデア
殺戮クルー
嘲笑う月よそんなに上がって何を思う...殺戮クルー
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絵本の一郭(コーナー)置いていた
正義を騙った物語
吝かではなく錆びついて
手枷を斬るには適当(ぴったり)さ
手頃な盆暗(ヒーロー)演りたくて
堂々巡りに加担した
涙も出る暇なくなって
昼夜も逆転しちまった
蓋(けだ)しかのヒポクラテスだって
五月蝿い芥は殺してた...ブラッドシェードウィズバイタルス
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A
網戸の網目が粗いから際どいタイツをしている
超次元的な解釈は最早温暖化を加速させる
風に乗った刺々しい尾鰭はその毒素が雨に溶け
その様を望遠鏡(レンズ)で余所見している
A'
テーブルの上耽美な作品たちはもう既に忘れた
限りなく日常に近い備忘録も執らないような一齣
張り巡らせた鉄線は二言の無い野...悪い子・悪い子・濾過装置