誰か褒めてよ
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投稿作品16作品
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恋が焦げた
愛に飢えた
美食家は 吐き出すほどに
臍を噛んだ
喉を鳴らす
シェフは未だ 面を隠す
美食家は目も肥えて
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トロッコ、惑星に激突
飽く迄レールの上 驀進中
ブレーキは残っている
本日は晴天也
俺が天を衝いたから
俺がオレをも衝いたから
全部タダのサブスクリプション
倍額賭けて脱獄
プロフェッショナルのアマちゃんの
糧に做ろうぜ...モダニックガール
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親指だけ動かすくらい
には余裕がある暮らし
スペースには続く住まい
俺の部屋がずっと暗い
こっちはそっちの世界と
おいそれと相容れないよ
事あるごとに戦いを
しても見ても減るバイト
隠した新事実に画した一喜一憂
嬉しより憂いが多くない?...ぼくのわたしの反応集
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タラッタ ラッタッター
母はメタリックな感じで
[Hook]タラッタ ラッタッター
刺す針は九時とかだった
タラッタ ラッタッター
溺れたい波に隠れて
タラッタ ラッタッター
飛沫は血涙が募ってる
タラッタ ラッタッター
Aram like an earthquake...鱗雲
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13日の金曜日だけ
カレンダー見て あっ て
なんかちょっとおぉとなるってもんだろ
晩飯を豪華にとはいかないが
レンタルショップは潰れてる
大概 波に飲まれ
殺人鬼にゾンビに気狂いピエロ
不況の敵ではなかったわ
案を一つ挙げるなら
主人公を作らずに...三流悲劇の嗤いかた
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背筋の伸びた儘寐る
悴んだ瘴気を吐く
溜まる鬱気とフェノールの匂い
白い笑顔に泣く
手摺りに伸びた重心が
携えた圧死の影
伝う蛆で不規則が揺れる
血のイデア
殺戮クルー
嘲笑う月よそんなに上がって何を思う...殺戮クルー
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絵本の一郭(コーナー)置いていた
正義を騙った物語
吝かではなく錆びついて
手枷を斬るには適当(ぴったり)さ
手頃な盆暗(ヒーロー)演りたくて
堂々巡りに加担した
涙も出る暇なくなって
昼夜も逆転しちまった
蓋(けだ)しかのヒポクラテスだって
五月蝿い芥は殺してた...ブラッドシェードウィズバイタルス
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A
ふわり旅鴉
牢に羽撃く鳩へ
叢がれ
平和の恣
B
爛れた
絡繰
視程も
昏くて...遊々自適
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A
網戸の網目が粗いから際どいタイツをしている
超次元的な解釈は最早温暖化を加速させる
風に乗った刺々しい尾鰭はその毒素が雨に溶け
その様を望遠鏡(レンズ)で余所見している
A'
テーブルの上耽美な作品たちはもう既に忘れた
限りなく日常に近い備忘録も執らないような一齣
張り巡らせた鉄線は二言の無い野...悪い子・悪い子・濾過装置
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verse1
艶めかしい 生いとほし 底で低の体が露呈っていう
諱を覆う 意味無い老嫗 彌、礼をいーやは嫌厭
Sexuality Ecstasy 性に精の所為を制してsay
戻る鼓動 脅す衆盲 Highな排で胚が入ったのよ…
verse2
拘束されたモテ期の歪み
今日 即された 戸籍の左
撲って 破...惰性
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芸術とは高尚な悪名の付加価値さ
棺に絵を飾ってる 止めたがる手は無い
ドアノブが無くなっているドアを開ける詮術を蹴飛ばしながら編み出そうよ 寝起きだからね
主にスケジュールは虚飾の罪で 約体重計
蹴られた痣を空に掲げて 懐腫らした
鶏に翔びかたを乞う程 腹はもがれちゃいないよ
甘噛み判決 罪科はから...生前
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1
煉獄で右往左往している
僕に擬態した傀儡は
視えている筈の幽霊に
雑談を供覧している
謎 謎なら解けるかな
"答えが自分"は何でしょうね?
自分(てめえ)の一挙手見ていたら
不気味の谷
フィルムの 映画を流し見して...Alone bilocation
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1
窒素や酸素 擬人化してさ
布団に溺る 鎧の喧騒
僕の不利オセロ グラデーション黒
饅頭 皮を 貪った
僕の 惑星(ほし)の 重力のように
ウィンカー 無しの 狭(きょう)車線変更
ゼラチン質 メガホン 隅の本屋 逃竄
環状線 一人の 1LDK 暮らすだけ
2...狭悪犯
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凇(つらら)が 劈(つんざ)いた
落陽は 絳(あか)かった
終列車 寒駅は 冷灰中 長椅子の 白皙は 荊冠に 瞑座する 鍾愛も 窃触も 蹉跌した
幽邃 秘匿 緘されたのは
怪異 羅刹 と恐れられた
受難 只の 价人哉(かいじんかな)
可惜(あたら) 暗澹(あんたん) 示す嚮後(きょうこう)
氷塊 ...冬を融かす
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1
40度 夢を見た
然程(さほど)不怪奇 不異様
新聞紙は 今日も
繙(ひもと)くまいと 踊る
カフェイン 咥えて走る 丁字路
ガンジャを 咥えて急く あの娘ら
眼前 霊柩車Highspeed
狂う鼠を 貪った
猫が狂って 又喰った...癲狂都市にて
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1番
屋根に登って 銃口を陽に向けて
銃爪(ひきがね)を弾いた 特にイミも無く
重い鉛が 風にすら負けて
煩くて 荒ぶって 嫌になって また弾いて
17時の鐘が 喧(やかま)しく鳴いて
斜陽族が 辿々(たどたど)しく 帰る
赫い落陽 啼泣(ていきゅう) また列べたなら
まるで僕が殺したみたいだね
冗...殺陽